株式会社ゲオホールディングス(本社:愛知県名古屋市中区、代表取締役社長執行役員:遠藤結蔵)の台湾現地法人2ND STREET TAIWAN CO.LTD.(セカンドストリート台湾/正式名称:台灣極沃股份有限公司、本社:台湾 台北市、代表取締役社長:廣畑 三之丞)は、海外店舗100店目となる『2nd STREET 忠孝敦化(チュウコウトンカ)收購專門店(シュウコウセンモンテン)』を、2024年10月25日(金)にオープンします。



■ゲオホールディングスの海外戦略
 ゲオグループは、2008年にセカンドストリートをグループに迎えて以来(※)国内事業を拡大し続けてきました。その後、さらなる成長のチャンスを見込んでセカンドストリートの海外事業を開始し、日本からチェーンマネジメント(基幹システム)と商材を供給した米国、台湾、マレーシア、タイでの多店舗展開により成長を加速させています。
(※)2008年株式会社フォー・ユーを連結子会社化、2010年株式会社セカンドストリートへ社名変更し100%子会社化

 2018年1月にオープンした米国1号店を皮切りに、2024年10月25日時点では米国で42店舗、台湾で34店舗、マレーシアで22店舗、タイで2店舗を運営しています。今回オープンする『2nd STREET 忠孝敦化收購專門店』で、節目となる海外店舗100店を達成します。ゲオホールディングスは、日本のリユースを世界に広めることを目標として、今後もセカンドストリートの海外展開を積極的に推進していきます。

■セカンドストリート海外事業 代表者コメント
 2015年11月にセカンドストリートUSAを設立して以来、世界的にリユースへの注目が高まっている時代の追い風と現地メンバーの努力によって、出店中の4カ国(アメリカ、マレーシア、台湾、タイ)では出店数、売上高共に順調に推移しています。
 今回の『2nd STREET 忠孝敦化收購專門店』で海外100店舗を達成しますが、これまで海外事業では多くの困難に直面してきました。まず、出店する各国では、国民性や文化、法律などが日本とは異なります。例えば、ジョブホッピングが一般的な国における採用・教育の難しさや、アメリカではマネジメントエリアの広さによる管理面での課題などが挙げられます。複数の国へ同時に出店を行っている中で、いつも現地の事情を鑑みて試行錯誤しながら取り組んでいます。また、海外事業を開始した当初は、距離の遠さや現地事情に対する理解度の低さなどから、日本の本部からのバックアップが難しいことも課題でした。加えて、海外での事業展開・出店には、どうしても国内から人や在庫を送り込む必要があります。各国とも「現地化」というスローガンを掲げており、できるだけ現地採用のスタッフだけで運営することを目指していますが、出店戦略を継続している日本国内の事業とのリソースの兼ね合いには苦労しています。
 そのような経験を経て、ようやく2024年度をグローバル化元年として、社を挙げて今まで以上に海外事業を推進する状況に変わってきたと感じています。

 今後は、現在出店している4カ国で出店戦略を継続していくことに加え、2024年には香港・シンガポールで子会社を設立し2025年中の出店を目指しています。現在、海外で広く展開している小売りチェーンはあるものの、世界的なリユースショップチェーンはまだ出てきていません。新たな国への出店検討を積極的に行い、セカンドストリートは世界一のリユースショップを目指していきます。
 リユースという選択肢をグローバル規模で提供することで、同じ価格で得られる価値を最大化し、豊かで楽しい日常の暮らしに貢献していきます。

株式会社ゲオホールディングス 取締役専務執行役員 久保 幸司



■海外の各エリアにおける出店戦略
2024年10月に40店舗を突破した「アメリカ」

 アメリカのリユース市場はさまざまな世代からの支持を集めていることを背景に、2023年の430億ドルから2028年には700億ドルを超えるマーケット規模に拡大するという予測(※)があります。従来型の寄付を商材調達の手段とするリユースショップだけでなく、買取・販売型のリユースショップ市場が拡大していることを踏まえ、セカンドストリートUSAは試験的な出店から複数店舗のマネジメントへと段階を進めています。西海岸からスタートした店舗展開は、業績の伸長と同時に現地従業員の育成も順調に進展しており、東海岸エリアを中心にさらなる出店エリアの拡大を図ります。(※)出典:「thredUP : Resale Report 2024」
https://2ndstreetusa.com/

2024年5月に30店舗を突破した「台湾」

 台湾のリユース市場は発展途上段階のため、積極的な出店を通じてセカンドストリートの確固たるポジションを形成する方針です。台湾での買取商材だけではなく、日本からの商材が継続的に店頭に並んでいることも強みに、人材育成とコスト管理を一段と強化しつつ、台湾市場での地歩を固めていきます。2030年3月までに100店舗を目指します。
https://2ndstreet.com.tw/

2024年7月に20店舗を突破した「マレーシア」

 マレーシアでは日本から輸出したリユース商材の卸売・店舗販売を、クアラルンプールおよび近郊を中心にドミナント展開しています。今後もマレーシアでのマーケティングリサーチと人員の増加を継続しながら、首都クアラルンプールおよび近郊の都市を中心にドミナント出店を進め、2025年3月までに合計23店の店舗網を構築することを計画しています。
https://www.2ndstreet.global/

2023年12月に初出店した「タイ」

 リユース市場黎明期の東南アジアにおいても、買取と販売を国内完結するモデルの構築を進めています。タイは、都市部に住む人口の割合が50%を超えるなど都市化が加速しており、今後も人口増加が予測されています。今後はバンコク首都圏を中心に2035年までの10年間で50店舗の展開を目指します。
https://2ndstreet-th.com/

■海外店舗100店目となる『2nd STREET 忠孝敦化收購專門店』
 『2nd STREET 忠孝敦化收購專門店』は、台湾で3店舗目となる買取専門店です。
 買取対象商材は、メンズ・レディースの衣料品やバッグ・靴・アクセサリーなどの服飾品です。買取した商品は、近隣店舗へ分配し、在庫の強化を図るほか、セカンドストリート台湾のオンラインストアでの併売も予定しています。また、一部の商品のみ、同店にて取扱商材の見本として、展示・販売も行います。
 同店の立地は、MRTの忠孝敦化駅から徒歩1分、デパートやファッションブランドの店舗が並ぶ忠孝東路に面しています。飲食店をはじめさまざまな最新の店舗がオープンし、流行を反映しているエリアでもあります。忠孝敦化エリアに買取専門店を出店することでファッションアイテムの買取強化を図ります。

『2nd STREET 忠孝敦化收購專門店』概要
オープン日:2024年10月25日(金)
所在地  :台北市大安區忠孝東路四段211號1樓
営業時間 :12:00~20:00
取扱商品 :バッグ・アクセサリーなどの服飾品、衣料品
売場坪数 :約12坪


セカンドストリート台湾について
社名   :2ND STREET TAIWAN CO.LTD.(正式名称:台灣極沃股份有限公司)
所在地  :台北市中正區館前路49號5樓
資本金  :28,000,000.00ニュー台湾ドル(ゲオグループ100%子会社)
設立   :2019年8月30日
代表取締役:廣畑 三之丞
事業内容 :中古衣料・服飾品のショップ運営および卸売

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ