2024年12月24日18:00~ 大田区民ホール・アプリコ 大ホールにて
2024年国連ウィーン事務局での”第九”コンサート
一般社団法人El Sistema Connect(本社:東京都中央区)は、ろう者もつながる体験を創出する参加型コンサート【ホワイトハンドクリスマス】を12月24日に開催いたします。
「ホワイトハンドコーラス」は、声で歌う声隊と手で歌うサイン隊がそれぞれの個性を生かしながら奏でる、新しい音楽のカタチです。さまざまな背景や特徴を持つ子どもたちが、各々のスタイルで音を楽しみます。今年2月にウィーン(オーストリア)の財団が主宰するバリアフリーの国際賞『ゼロ・プロジェクト・アワード2024』を受賞し、ウィーンでも合唱を披露しました。
芸術監督のコロンえりかは、ベネズエラ生まれのソプラノ歌手。視覚・聴覚などに障がいを持つ子どもたちに音楽を教えることで、<音楽によるソーシャル・インクルージョン>を目指した活動を模索し続けています。
【ホワイトハンドクリスマス】と題した公演では、総勢100名の出演者が舞台上でパフォーマンスを披露します。車椅子ユーザー、医療ケア児、ろう者、知的障害のお子様たちも来場可能な、インクルーシブなコンサートを目指し、手話通訳が見えやすい席やヒアリングループ席、医療車いす用の電源付き車いす席などを設けます。また、<世界の様々な場所にあるバリアを取り除き、平和とインクルージョンの未来を届ける>という合唱団の活動に賛同した各国駐日大使・大使夫人とも共演します。
【コンサート概要】
公演名:ホワイトハンドコーラスNIPPON東京公演 ホワイトハンドクリスマス
日時:2024年12月24日18時開演
場所:大田区民ホール・アプリコ 大ホール
出演:ホワイトハンドコーラスNIPPONメンバー(50~60名)
ゲスト出演:ジャズピアニスト細川千尋氏、各国駐日大使・大使夫人コーラス(パレスチナ、ミクロネシア、メキシコ、インドネシア、ガーナ、フランスなどを予定)、広尾学園合唱部
内容:
■第1部:
「ホワイトハンドコーラスNIPPON」の子どもたちによる手歌をもとに作曲されたオリジナル曲”にじふらい”(作曲:上田真樹氏、作詞:米村大介氏)や、やなせたかし氏の詩による”希望のうた””オランウータン”(作曲:信長貴富氏)を合唱と手歌で披露します。
■第2部:
今年107人でオーストリアに渡航した【第九のきせき】プロジェクトの報告を、子どもたちが行います。これは、バリアフリーの国際賞『ゼロ・プロジェクト・アワード』の受賞に際して実現したものです。ベートーヴェンの”交響曲第九番”初演から200周年となる今年、インクルーシブな音楽表現のあり方を模索し、新しい時代へのオマージュとして新作品を発表します。
ドイツ語歌詞の”歓喜の歌”をサインポエムという視覚作品として表現し、特別ゲストとしてお迎えする世界的ピアニスト細川千尋氏による即興演奏とのコラボレーションでお届けします。
これにより、新たな芸術表現に挑戦します。
■第3部:
各国駐日大使・大使夫人合唱団、広尾学園合唱部と共演します。世界平和を願いながら、インクルーシブなコンサートの締めくくりに希望を託すプログラムとなっています。
<ホワイトハンドコーラスNIPPONについて>
すべての子どもに開かれた、ろう者、難聴、全盲、弱視、車いすユーザーなどの多様なメンバーが所属するインクルーシブな合唱団です。南米ベネズエラで始まった、誰もが平等に音楽教育を受けることができる音楽の社会活動「エルシステマ」の理念に共感して2019年に設立されました。障がいの有無や経済的な状況に関わらず、誰もが無料で参加し、学ぶことができます。2020年に、東京では東京芸術劇場との共同主催事業として、また京都では京都女子大学と連携協定を締結しました。手話の表現で歌う(手歌/しゅか)サイン隊と、声で歌う声隊がともに奏でる音楽は、可能性に溢れた未来世代の芸術創造です。
2023年キッズデザイン賞受賞、2024年2月ウィーン(オーストリア)の財団が主宰するバリアフリーの国際賞『ゼロ・プロジェクト・アワード2024』を受賞しました。 (https://elsistemaconnect.or.jp/index.html)
ホームページ:https://elsistemaconnect.or.jp/activity/whc-nippon/index.html
公式instagram:https://www.instagram.com/whcn_official/
サイン隊の練習の様子。白い手袋を両手に着けます。
練習を重ねて本番に臨みます。
手を広げて手歌パフォーマンスの練習中。
各国の大使・大使夫人たちがずらりと並んで写真撮影。
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