公益財団法人 阪急文化財団が運営する逸翁(いつおう)美術館では、美術に欠かせない色、黒をモチーフにした作品を集めた展覧会を開催します。


古(いにしえ)から人々を魅了してやまない「黒」。絵画における水墨画、書における古筆や墨蹟は、黒い墨の濃淡で様々な風景や人物を描き分け、墨のかすれや線の太さや細さで個性を表わします。工芸品においては、焼き物は、釉薬や焼成方法、温度や作られた場所などによって黒の発色が異なり、漆芸品は、塗り重ねられた上に磨かれることで艶のある黒を生み出します。今回展示する水墨画や古筆切、墨蹟などの掛軸、樂茶碗や瀬戸黒茶碗、漆を用いた棗や盆、器など、そうしたさまざまな表情を見せる「黒い美術(ART)」をぜひご鑑賞ください。
また、関連企画として、元鶴見大学教授 小池富雄氏による講演会を開催するほか、館内にある椅子式の茶室「即心庵(そくしんあん)」では呈茶を実施します。皆様のお越しをお待ちしております。



【会期】2025年1月18日(土)~3月16日(日)
【休館日】毎週月曜日 ※ただし2月24日は開館、2月25日は休館
【会場】逸翁美術館 大阪府池田市栄本町12-27(阪急宝塚線 池田駅下車 徒歩10分)
【観覧料】
一般:700円(各種割引・団体:500円)
学生(高校生以上):500円(各種割引・団体:400円)
中学生以下:無料
【開館時間】10:00~17:00(入館は16:30まで)

【関連企画】
講演会「漆黒美の愉しみ」
元鶴見大学教授 小池富雄氏
3月1日(土)14:00~15:30
要申込(先着順100名)、無料(要当日観覧券)
https://www.hankyu-bunka.or.jp/itsuo-museum/exhibition/2024/08/28/art/007737/

【主な出品】


■茶室「即心庵(そくしんあん)」と呈茶について
小林一三(いちぞう)が自ら考案した椅子席で楽しめる茶室「即庵(そくあん)」を、逸翁美術館の館内に「即心庵」として再現し、定期的に呈茶を実施しています。テーマにあわせたオリジナルのお菓子と一服のお茶でゆっくりとした時間をお過ごしください。


【開席日】
「黒い美術(ART)」会期中の日曜日
1月19日・26日
2月2日・9日・16日・23日
3月2日・9日・16日
【開始時間】
(1)10:50、(2)11:30、(3)12:10、(4)13:10、
(5)13:50、(6)14:30
【定員】(1)~(6)各席7名様
【料金】一服500円(税込)
【呈茶券購入】
各日10:00より、美術館受付で当日(1)~(6)各席のチケットを販売します(先着順)。
※チケットはおひとり様2枚まで購入いただけます。
※電話等でのご予約はできませんのでご了承ください。
※開館前にご希望者が多数並ばれている場合は、9:50より逸翁美術館1階正面玄関前で整理券(おひとり様2枚まで)を配布します。


公益財団法人 阪急文化財団 https://www.hankyu-bunka.or.jp/

リリース https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/d23a159052bb252d38199ad38a31c7aa4e83260a.pdf

発行元:阪急阪神ホールディングス
    大阪市北区芝田1-16-1
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