相手に質問するとき
Sだよね……ツッコミタイプの人に向けて
Mだよね……いじられタイプのとき
ちなみに同書内での『20代OL100人アンケート』の結果によると、相手に対する「Sっぽいよね。Мっぽいよね」は8割弱が「単なる話題なだけ」の結果となっています。
同じように簡単なテストもありますね。ネット上でいくつか探してみました。
●手の上に顎を乗せてもらって
直視したらS、視線をそらしたらМ
●爪を見せるとき
手の甲を上に爪を見せたらS、手のひらを上に爪を見せたらM
●自分がこぶしを握って、そのうえに手を重ねてもらう
相手がこぶしの上にこぶしを重ねてきたらS、こぶしの上に手のひらを重ねてきたらM
ほんとかよ!とツッコミつつも、なんだか納得してしまう診断。たしかに盛り上がります。
日本人はこの手の話がすごく好きなようで、「日本人はSかMかをフツーに相手に聞く」と言うと外国人はかなり驚くそうです。日本人は慎み深いはずなのに……ということでしょうか。
なぜSM診断が好きなのか?
「ナチュラルに、しかも人間の本質がわかる究極の方法」だからでは。
ちなみに筆者は「ノーマルですよ」と答えたい人間です。
そう答える人は「本質を知られたくない」とかたくなに思っているのかもしれません。
気色悪いカテゴライズだなと思っても「へんな話題ですよね」とは言えません。冗談のわからない人みたいですから。しかし本質を探るという点にスポットを当てる、という点はおもしろいです。流行る理由はこれでしょう。
恋愛にも十分応用可能
主導権を握るS
尽くしてしまうM
そんなイメージです。わかりやすくてプランが立てやすい反面、恋愛で命取りになることも。
しかし、次からは気をつけるなどの対策も立てられますね。同じ気質のためケンカばかりしているのでは困りますし、お互いを補い合うにはやはり反対のほうがいいのかもしれません。
この診断的な会話で、相手の本質がわかるなら儲けものですよね。
その点では役に立つアイテムと言えそうです。
答えはネタ?
分かったことは、男子は割と本気で答えている。
女子は適当に場に応じて言っている、という感じでしょうか。
縛る、踏みつけるというアブノーマルな話ではなく、ただの会話から性格診断の意味合いに変わっていき、そして性質や性分のチェックへ変わったということでしょう。