家族愛に関する調査2024




ジブラルタ生命保険株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:添田 毅司)は、20歳~69歳の既婚(事実婚含む)男女4,700名(男性2,350名 女性2,350名)を対象に、「家族愛に関する調査2024」をインターネットリサーチで実施し、集計結果を公開しました。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)

- 自身の家族愛を100点満点で評価すると? 全体平均は76.1点1位「大分県」81.5点、2位「愛知県」80.7点、3位「沖縄県」80.0点、最下位は「山形県」70.8点

自身の家族愛の点数を100点満点(0点:最低~100点:最高)で評価すると何点か聞くと、「80点台」や「100点」に多くの回答が集まり、平均は76.1点。
都道府県別にみると、平均は1位「大分県」(81.5点)、2位「愛知県」(80.7点)、3位「沖縄県」(80.0点)、最下位は「山形県」(70.8点)でした。



- 家族から言ってほしいセリフ 男女とも「ありがとう」がダントツ男性2位は「お疲れ様・ご苦労様」、女性2位は「好き・大好き」

家族から言ってほしいセリフを聞くと、「ありがとう」がダントツ。日頃の感謝の気持ちを言葉で伝えてほしいと思う人が多いようです。以降、2位「好き・大好き」、3位「お疲れ様・ご苦労様」、4位「愛してる」、5位「感謝しています」という結果に。
男女別にみると、男女とも1位は「ありがとう」、男性2位は「お疲れ様・ご苦労様」、女性2位は「好き・大好き」でした。



- 家族愛が強いと思うスポーツ選手男性選手1位「大谷翔平さん」、女性選手1位「浜口京子さん」

“家族愛が強い”というイメージに合うスポーツ選手を聞くと、男性スポーツ選手では2024年2月に結婚を発表した「大谷翔平さん」がダントツとなり、2位「長友佑都さん」、3位「イチローさん」、女性スポーツ選手では1位「浜口京子さん」、2位「阿部詩さん」、3位「谷亮子さん」という結果に。



[アンケート調査結果]
◆家族観について
- 自分にとって“家族”とはどのような存在? 「心の支えになる存在」が3年連続1位

全国の20歳~69歳の既婚(事実婚含む)男女4,700名(全回答者)に対し、家族観について質問しました。

全回答者(4,700名)に、自分にとって“家族”とはどのような存在か聞いたところ、「心の支えになる存在」(53.4%)が最も高くなり、家族が心の拠りどころだと感じる人が多い結果となりました。次いで高くなったのは、「安心できる存在」(52.8%)、「助け合える存在」(50.8%)、「守りたいと思う存在」(45.7%)、「一緒にいて落ち着く存在」(45.6%)でした。

過去の調査結果と比較すると、「心の支えになる存在」は3年連続1位(2022年58.3%、2023年54.3%、2024年53.4%)でした。



※2022年調査:『家族愛に関する調査2022』(2022年12月14日発表)
https://www.gib-life.co.jp/st/about/is_pdf/20221214.pdf
※2023年調査:『家族愛に関する調査2023』(2023年11月20日発表)
https://www.gib-life.co.jp/st/about/is_pdf/20231120.pdf

◆家族愛について
- 自身の家族愛を100点満点で評価すると? 全体平均は76.1点自己評価が高い都道府県 男性では1位「大分県」2位「山梨県」、女性では1位「沖縄県」2位「徳島県」

家族愛について質問しました。

全回答者(4,700名)に、自身の家族愛の点数を100点満点(0点:最低~100点:最高)で評価すると何点か聞いたところ、「80点台」(23.6%)や「100点」(26.3%)に多くの回答が集まり、平均は76.1点でした。男女別に平均をみると、男性74.9点、女性77.4点でした。
回答が多く集まったものについて理由をみると、「80点台」では「至らぬところもあるが、概ね上手くいっているから(60代男性)」や「愛しているけれどたまに怒ってしまうから(20代女性)」、「仕事で会えないときがあるのでその分足りていないから(30代男性)」、「家族のために尽くしているけど、たまに自分を優先するから(40代女性)」、「100点」では「他に比較しようがないほど愛しているから(20代男性)」や「最高に仲良しだから(60代女性)」、「一緒にいて幸せだと感じるから(20代女性)」、「何をするにも家族を第一に考えて行動しているから(40代男性)」といった回答がありました。

過去の調査結果と比較すると、平均は全体では2022年79.8点→2023年76.7点→2024年76.1点、男性では2022年79.3点→2023年75.7点→2024年74.9点、女性では2022年80.3点→2023年77.6点→2024年77.4点と、いずれも下降傾向がみられました。



都道府県別にみると、平均は1位が大分県(81.5点)、2位が愛知県(80.7点)、3位が沖縄県(80.0点)、4位が鹿児島県(79.8点)、5位が山梨県(79.6点)でした。

男女・都道府県別にみると、平均は男性では1位が大分県(82.3点)、2位が山梨県(81.4点)、3位が埼玉県(80.7点)、女性では1位が沖縄県(82.8点)、2位が徳島県(82.5点)、3位が愛知県(82.1点)でした。



- 自身が感じる“家族から自身への愛”を100点満点で評価すると? 全体平均は73.3点評価が高い都道府県 男性では1位「大分県」2位「山梨県」、女性では1位「鹿児島県」2位「神奈川県」

他方、自身が感じる“家族から自身への愛”の点数を100点満点(0点:最低~100点:最高)で評価すると何点か聞いたところ、「80点台」(20.6%)や「100点」(25.1%)に多くの回答が集まり、平均は73.3点でした。男女別に平均をみると、男性72.6点、女性73.9点でした。
回答が多く集まったものについて理由をみると、「80点台」では「感謝の気持ちを伝えてくれるから(50代女性)」や「信頼されていると感じるから(50代男性)」、「大切に思われているから(60代女性)」、「仲良しだから(50代女性)」、「100点」では「何から何まで本当に支えてもらっているから(60代男性)」や「みんなが『大好き』と言ってくれるから(30代男性)」、「思いやりをもって接してくれていると感じているから(20代女性)」、「毎日幸せな時間をもらっているから(50代女性)」といった回答がありました。

ここで、自身の家族愛の点数と比較すると、自身が感じる“家族から自身への愛”の点数(平均73.3点)と比べて自身の家族愛の点数(平均76.1点)のほうが2.8点高くなりました。



男女・都道府県別にみると、平均は男性では1位が大分県(81.9点)、2位が山梨県(81.4点)、3位が長崎県(81.0点)、女性では1位が鹿児島県(80.9点)、2位が神奈川県(79.2点)、3位が東京都(79.1点)でした。



- 家族愛を深めるために欠かせないと思うこと 1位「普段から会話する」2位「家族で団らん・食事する」

家族愛を深めるための行動について質問しました。

全回答者(4,700名)に、家族愛を深めるために欠かせないと思うことを聞いたところ、「普段から会話する」(56.4%)が最も高くなり、「家族で団らん・食事する」(48.6%)、「家族間で思いやりを持つ」(48.0%)、「感謝の言葉を伝える」(47.3%)、「丁度よい距離感を保つ」(37.1%)が続きました。

家族愛を深めるために実践できていることを聞いたところ、「普段から会話する」(48.0%)が最も高くなり、「家族で団らん・食事する」(44.3%)、「誕生日・記念日にお祝いする」(37.5%)、「感謝の言葉を伝える」(36.9%)、「家族間で思いやりを持つ」(35.1%)が続きました。

“欠かせないと思うこと”と“実践できていること”を比較すると、「家族間で思いやりを持つ」(欠かせないと思うこと48.0%、実践できていること35.1%)と「感謝の言葉を伝える」(欠かせないと思うこと47.3%、実践できていること36.9%)では、“実践できていること”とした割合のほうが“欠かせないと思うこと”とした割合よりも10ポイント以上低くなりました。家族愛を深めるうえで大切だとわかってはいても、家族に対し思いやりを持ったり感謝の言葉を伝えたりすることを十分にできていない人が少なくないようです。



◆配偶者・パートナーとのコミュニケーションについて
- 今年、配偶者・パートナーに“愛の言葉”を伝えた回数 平均は24.7回1位「長野県」43.5回、2位「群馬県」38.7回、3位「鹿児島県」38.3回

配偶者・パートナーとのコミュニケーションについて質問しました。

全回答者(4,700名)に、今年、配偶者・パートナーに何回くらい“愛の言葉”(愛してる・好きなど)を伝えたか聞いたところ、「1回」(11.1%)や「5回」(6.7%)、「10~19回」(10.0%)、「100~149回」(4.9%)などに回答が分かれ、平均は24.7回でした。「0回」は45.9%で、“愛の言葉”を伝えた人の割合は54.1%となりました。

男女別にみると、“愛の言葉”を伝えた回数の平均は、女性では25.8回と男性(23.7回)と比べて2.1回多くなり、“愛の言葉”を伝えた人の割合は男性では60.5%と女性(47.7%)と比べて12.8ポイント高くなりました。

前回の調査結果と比較すると、“愛の言葉”を伝えた回数の平均は2023年26.0回→2024年24.7回と1.3回少なくなった一方、“愛の言葉”を伝えた人の割合は2023年48.1%→2024年54.1%と6.0ポイント高くなりました。

都道府県別にみると、“愛の言葉”(愛してる・好きなど)を伝えた回数の平均は、長野県(43.5回)が最も多くなり、群馬県(38.7回)、鹿児島県(38.3回)、北海道(37.5回)、沖縄県(34.6回)が続きました。



- 配偶者・パートナーに“ありがとう”と言っている回数 平均は6.6回/日1位「岩手県」12.9回、2位「京都府」11.8回、3位「東京都」9.9回

全回答者(4,700名)に、配偶者・パートナーに1日で何回くらい“ありがとう”と言っているか聞いたところ、「1回」(27.7%)に最も多くの回答が集まったほか、「2回」(13.2%)や「3回」(14.5%)、「5回」(14.7%)にも回答がみられ、平均は6.6回でした。また、「0回」は14.6%となりました。

前回の調査結果と比較すると、1日に“ありがとう”と言っている回数の平均は2023年4.2回→2024年6.6回と2.4回多くなり、男女別では男性が3.1回多く(2023年4.4回→2024年7.5回)、女性が1.6回(2023年4.0回→2024年5.6回)多くなりました。普段の生活で配偶者・パートナーに対し感謝の気持ちを言葉にして伝えるケースは増えているようです。

都道府県別にみると、1日に“ありがとう”と言っている回数の平均は、岩手県(12.9回)が最も多くなり、京都府(11.8回)、東京都(9.9回)、大分県(9.8回)、沖縄県(9.5回)が続きました。



- 今年起きた夫婦喧嘩・パートナーとの喧嘩の回数 平均は13.2回、1位は山梨県で25.1回
- 配偶者・パートナーに“ごめんね”と言っている回数 平均は7.3回/月、1位は岩手県で11.6回/月

配偶者・パートナーとの喧嘩について質問しました。

全回答者(4,700名)に、今年、夫婦喧嘩・パートナーとの喧嘩を何回くらいしたか聞いたところ、「0回」(25.4%)に最も多くの回答が集まったほか、「1回」(13.3%)や「5回」(12.0%)、「10~19回」(13.7%)にも回答がみられ、平均は13.2回でした。

都道府県別にみると、喧嘩をした回数の平均は、山梨県(25.1回)が最も多くなり、大分県(20.7回)、岡山県(19.0回)、大阪府(18.3回)、鹿児島県(18.1回)が続きました。
前回の調査結果とあわせてみると、岐阜県は2年連続47位(2023年4.3回、2024年6.4回)でした。温和な性格の人が多く、喧嘩に発展するケースがあまりないのではないでしょうか。
※2023年調査:『家族愛に関する調査2023』(2023年11月20日発表)
https://www.gib-life.co.jp/st/about/is_pdf/20231120.pdf



また、配偶者・パートナーに1カ月に何回くらい“ごめんね”と言っているか聞いたところ、「0回」(21.3%)や「1回」(23.1%)、「5回」(13.1%)などに回答が分かれ、平均は7.3回でした。

都道府県別にみると、1カ月に“ごめんね”と言っている回数の平均は、岩手県(11.6回)が最も多くなり、山口県(11.4回)、千葉県(11.2回)、大分県(10.7回)、東京都(10.3回)が続きました。



- 配偶者・パートナーに対して“イライラ”することがあるもの男性TOP2は「愚痴が多い」「お金の無駄遣いをする」、女性TOP2は「スマホばかり見ている」「イビキがうるさい」

配偶者・パートナーに対するイライラの原因となっているのはどのようなことなのでしょうか。

全回答者(4,700名)に、配偶者・パートナーに対して“イライラ”することがあるものを聞いたところ、1位は「スマホばかり見ている」(18.1%)となりました。スマホに夢中でコミュニケーションを取りづらいことに苛立ちを覚える人が多いようです。次いで、2位「電気・水を無駄遣いする(つけっぱなし・流しっぱなし)」(15.6%)、3位「イビキがうるさい」(14.1%)となりました。配偶者・パートナーと険悪な雰囲気になることを避けるため、“スマホに熱中しない”“電気をつけっぱなし・水を流しっぱなしにしない”“イビキを改善する”といったことに気をつけるとよいのではないでしょうか。

男女別にみると、男性では1位「愚痴が多い」(12.7%)、2位「お金の無駄遣いをする」(10.5%)、3位「スマホばかり見ている」(10.4%)、4位「電気・水を無駄遣いする(つけっぱなし・流しっぱなし)」(9.9%)、5位「部屋を散らかす」(9.7%)、女性では1位「スマホばかり見ている」(25.9%)、2位「イビキがうるさい」(22.7%)、3位「電気・水を無駄遣いする(つけっぱなし・流しっぱなし)」(21.3%)、4位「部屋を散らかす」(17.9%)、5位「お金の無駄遣いをする」(16.6%)となりました。
また、男性では6位に「掃除機がけ・モップがけをしない」(7.3%)、8位に「外出前の身支度が長い」(6.8%)、9位に「会話が少ない」(6.0%)、女性では6位に「服・靴を脱ぎっぱなしにする」(15.3%)、8位に「休日に寝てばかりいる」と「使った食器を片付けない」(いずれも14.6%)、10位に「消耗品(トイレットペーパー・シャンプーなど)を補充しない」(14.5%)が挙がりました。



◆“家族愛”とエンタメ
- 家族愛が強いと思う芸能人 男性芸能人1位「ヒロミさん」、女性芸能人1位「辻希美さん」
- 家族愛が強いと思うスポーツ選手 男性選手1位「大谷翔平さん」、女性選手1位「浜口京子さん」

全回答者(4,700名)に、“家族愛が強い”というイメージに合うと思う人物について質問しました。

“家族愛が強い”というイメージに合う【芸能人】についてみると、男性芸能人では1位「ヒロミさん」(344名)、2位「杉浦太陽さん」(230名)、3位「木村拓哉さん」「反町隆史さん」(いずれも112名)、女性芸能人では1位「辻希美さん」(404名)、2位「北斗晶さん」(180名)、3位「藤本美貴さん」(159名)となりました。杉浦太陽さん&辻希美さん夫妻は夫婦そろってTOP3に挙がる結果となりました。

“家族愛が強い”というイメージに合う【スポーツ選手(引退した人含む)】についてみると、男性スポーツ選手では2024年2月に結婚を発表した「大谷翔平さん」(714名)がダントツとなり、2位「長友佑都さん」(184名)、3位「イチローさん」(99名)と続きました。女性スポーツ選手では1位「浜口京子さん」(177名)、2位「阿部詩さん」(126名)、3位「谷亮子さん」(105名)となりました。



“家族愛が強い”というイメージに合う【芸能人】を前回の調査結果とあわせてみると、男性芸能人の1位「ヒロミさん」、2位「杉浦太陽さん」、女性芸能人の1位「辻希美さん」、2位「北斗晶さん」は、昨年と同じ結果でした。男性芸能人3位の反町隆史さんは、2023年10位圏外(13位)から大幅に順位が上昇しました。



- 家族愛を感じる映画・ドラマ・小説・漫画 「ひとつ屋根の下」がダントツ、2位「海のはじまり」3位「サザエさん」20代の1位は「コウノドリ」、30代の1位は「クレヨンしんちゃん」

家族愛を感じる映画・ドラマ・小説・漫画を聞いたところ、1990年代に放送されたテレビドラマである「ひとつ屋根の下」(209名)がダントツでした。江口洋介さん演じる“あんちゃん”の家族愛あふれる行動や、“そこに愛はあるのかい?”の決めゼリフに、胸を熱くした人が多いのではないでしょうか。次いで、2位「海のはじまり」(72名)、3位「サザエさん」(71名)、4位「北の国から」(64名)、5位「男はつらいよ」(38名)となりました。

男女別にみると、男性・女性とも1位は「ひとつ屋根の下」(順に82名、127名)、男性では2位「北の国から」(30名)、3位「サザエさん」(29名)、女性では2位「海のはじまり」(59名)、3位「サザエさん」(42名)となりました。

年代別にみると、20代の1位は「コウノドリ」(21名)、30代の1位は「クレヨンしんちゃん」(18名)、40代以上の1位は「ひとつ屋根の下」(40代90名、50代71名、60代32名)でした。



※調査結果全文は添付のPDFファイルよりご覧いただけます。

■調査概要■
調査タイトル:家族愛に関する調査2024
調査対象:ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする20歳~69歳の既婚(事実婚含む)男女
調査期間:2024年10月3日~10月15日
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
有効回答数:4,700名(有効回答から、各都道府県で男女・年代が均等になるように抽出)
調査協力会社:ネットエイジア株式会社
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