文書館では、大学史資料に加えて、熊本地域で起きた社会的な問題である水俣病・免田事件・ハ
ンセン病に関する資料の収集を行っています。また本学では、教養科目「ハンセン病講座」の開講
や、各教員がそれぞれの専門分野においてハンセン病を授業で取り上げるといった研究教育活動が
行われてきましたが、ハンセン病に関する文書記録の収集と保存については取り組みを始めたばか
りです。
本一般公開セミナーでは、ハンセン病と関係資料のアーカイブズに詳しい研究者二名を招き、日
本各地のハンセン病資料の現状について報告を受けたうえで、熊大の教員を交えて、文書館や熊本
地域においてハンセン病資料の収集・保存・公開をどのように進めるべきか、またどのような取り
組みが可能かについて広く議論します。学生や一般のみなさまと共に考える機会となれば幸いで
す。皆様のご参加お待ちしております。
記
【日 時】令和6 年12 月21 日(土)13:30~16:30 ※ 13:00 開場・受付開始
【場 所】熊本大学 文法棟1階 A2 教室(黒髪北地区キャンパス:熊本市中央区黒髪2 丁目40 番1 号)
【報 告】「ハンセン病と近代日本―《結節点》としての熊本」
廣川和花(専修大学文学部教授 日本近代医学史)
「ハンセン病関係資料の収集・保存・活用―その課題と可能性」
松岡 弘之(岡山大学文学部准教授 日本近代史)
【対 象】一般の方(興味がある方はどなたでも)
【参 加 費】無料、予約不要
【主 催】熊本大学文書館
【協 力】熊本大学キャンパスミュージアム推進機構
※詳しくは別紙チラシまたは文書館ホームページをご覧ください。
http://archives.kumamoto-u.ac.jp/info/info_20241221.html
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