「いつもの下着」のように履きながら、快適な日常をサポート




がんサバイバー、骨盤臓器脱患者など深刻な医療課題を抱える方たちの症状緩和、予防につながる医療機器の企画・開発・製造を手掛ける株式会社三井メディカルジャパン(本社:東京都中央区、代表取締役:三井桂子)は2024年12月1日、膣から臓器が出てくる罹患である、骨盤臓器脱を防ぐためのフェミクッションサポーターの新モデル(ベルトレス版)を発売開始することをお知らせいたします。
◆ある日、膣から臓器が出てくる。骨盤臓器脱とは?
骨盤臓器脱は、別名「膣のヘルニア」と言われております。成人女性の3人に1人、50代女性の40%に症状がある、膣から臓器が出てくる疾患です。

具体的には、子宮・膀胱・尿道・小腸・直腸などが膣に下垂し膣外に出てきてしまう病気のことで、中高年に罹患者が多く、妊娠や出産、肥満、加齢などが主な原因と言われています。この症状は周囲に相談しにくいと言われており、日常生活に大きな影響を及ぼすことがあり、早期の対策やケアが求められています



骨盤臓器脱は膣から骨盤内臓器1つまたは複数出てきてしまう病気。出てくる臓器によって、子宮脱・膀胱瘤・尿道瘤・小腸瘤・直腸瘤と呼ばれる(画像はイメージ)

◆「膣から臓器」を防ぐベルトレスフェミクッションの特徴
従来のフェミクッション専用サポーターは、柔らかいクッションを用いて骨盤臓器を体内に保持し、膣からの臓器脱を防ぐ医療器具としてご好評をいただいておりました。

従来のフェミクッション専用サポーター

しかし、従来のフェミクッション専用サポーターは、クッションを固定するためのベルトがついており、このベルトの調整やトイレ時の着脱が煩雑であるとのお声をいただくこともありました。
◆新商品は手間なし。普通の下着のように、生活できる。
新発売の「ベルトレス版フェミクッション専用サポーター」は、これまで装着されていたベルトがなくなり、サポーターの編み方を工夫することで、履くだけでクッションがフィットする設計となっております。これにより従来品のように、ベルトの調整やトイレ時の着脱の煩わしさがなくなるだけでなく、そのデザインも含め、「普通の下着」のような仕上がりを実現いたしました。毎日の使用が簡便になり、骨盤臓器脱の対策をより手軽に行うことができるようになります。

新商品「ベルトレス版フェミクッション専用サポーター」

◆開発者について
三井桂子(みつい・けいこ)
株式会社三井メディカルジャパン 代表取締役

海外生活を経験後、22歳で結婚。妊娠出産に伴い、多くの女性が患う病気と出会い、その治療法も限られていることから医療機器の開発に着手。
2006年に医療機器製造販売会社の株式会社女性医療研究所(現・三井メディカルジャパン)を設立。2021年から商工組合日本医療機器協会理事を歴任。日本における女性疾患についての認知や理解度の低さに危機感をおぼえ、医療機器の開発に着手。子宮脱をはじめとする骨盤臓器脱の治療に用いる「フェミクッション(R)」を開発。医療現場に向けた骨盤臓器脱についての啓発活動も行う。





◆監修医師について
三井メディカルジャパンでは商品開発するにあたり、医師による監修を行っています。
永尾光一医師
東邦大学 医学部 泌尿器科学講座教授
形成外科・泌尿器科・生殖医療専門医

昭和大学にて形成外科学を8年間専攻。その後、東邦大学で泌尿器科学を専攻し、形成外科・泌尿器科両方の診療科部長を経験する(2つの基本領域専門医を取得)。得意分野はマイクロサージャリーをはじめとする生殖医学領域の形成外科的手術。泌尿器科医の枠を越えた細やかな手術手技と丁寧な診察で、様々な悩みを抱える患者さんから高い信頼と評価を得ている。日本形成外科学会専門医、日本泌尿器科学会専門医・指導医、日本性機能学会専門医、日本生殖医学会(旧日本不妊学会)生殖医療専門医。





◆商品詳細と購入方法
新商品「ベルトレスフェミクッション」は、公式サイトおよび取扱店舗にて購入可能です。詳細は下記ウェブサイトにてご確認ください。
公式サイト:https://urogyne.jp/
◆会社概要
会社名:三井メディカルジャパン
所在地:〒104-0061 東京都中央区銀座1-12-4N&E BLD 5F
代表取締役:三井桂子
設立:2006年12月
事業内容:医療機器の研究開発・製造・販売
URL:https://urogyne.jp/


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