~ジェンダーダイバーシティ委員会の推進体制や成果、DEI研修などの事例を紹介~

「はたらいて、笑おう。」をビジョンに掲げるパーソルホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 CEO:和田 孝雄)は、「“はたらくWell-being”創造カンパニー」として、DEI(Diversity, Equity & Inclusion)の取り組みを通じ一人ひとりが活躍できる組織・社会を目指しています。このたび、パーソルグループ ジェンダーダイバーシティ委員会委員長の喜多 恭子が、2024年12月6日(金)に開催された日本経済新聞社と日経BP主催の「ジェンダーギャップ会議」に登壇したことをお知らせします。



■パーソルキャリア 取締役執行役員 兼 パーソルグループジェンダーダイバーシティ委員会 委員長 喜多 恭子 登壇コメント



当社は「はたらいて、笑おう。」というビジョンを実現するために、われわれ自身が最も多様性を体現した組織であるべくDEIを推進している。なかでも現在はジェンダーダイバーシティに注力しており、2030年3月に女性管理職比率37.0%、2026年3月に男性育休取得率100%を達成することを目指して各種取り組みを推進している。
もともと、2019年ごろからグループ横断でのDEI推進を開始。2021年に経営直下の組織としてジェンダーダイバーシティ委員会を設置した。委員会にはすべてのSBU(※)の人事責任者が参加しており、目標指標に対するモニタリングをいかにスピーディーにできるか、また、各社での良いナレッジを横展開できるかを考えて体制づくりをした。委員会の中には人事事務局・広報事務局が含まれているのもポイントで、社内の取り組みや成果を対外的に発信することで、それが社外からグループの社員に伝わり、さらに推進が加速することを意図している。
多様な人材活躍に向けたグループ横断の研修プログラムは、管理職向けに3種類、国内全社員向けにe-learningを実施しており、のべ12万人が受講している。パーソルらしい施策のひとつとして、「制限のあるはたらき方理解研修(パーソルキャリア)」がある。1週間時短勤務をする生活をしてもらうなど、自分とは異なる立場のはたらき方を体験してもらうことを意図した研修を用意している。研修の結果、100%が「はたらき方の多様性の尊重意識が高まった」と回答してくれた。
女性管理職比率を高めていくには、前工程の研修に力を入れがちであるが、後工程、すなわち女性が昇進後に成果を出す、成功体験を積むことが何よりも重要だと考えている。どうしても女性の方がはたらき方に制限があることが多く、チーム作り(チーミング)を工夫している。新任女性管理職に対しては、次期男性リーダーがペアになるように配置。双方に「一緒にミッションを実現して欲しい」とマインドセットした上でチームを組成し、成果創出してもらうというチーミングを始めている。
多様性の実現というのは、我々1社だけ、ひとりだけでは決して成し得ない。一緒に実現していきたいという皆様とともに、成果を最大化するため推進していきたいと思う。
(※)Strategic Business Unitの略
■登壇内容
・ジェンダーギャップ会議パネルトーク
「企業のDE&I施策 ぶち当たる壁をどう越えるか」

・登壇者(社名五十音順)
アクサ・ホールディングス・ジャパン 常務執行役員兼チーフヒューマンリソースオフィサー 川野 多恵子氏
日興アセットマネジメント 代表取締役社長 ステファニー・ドゥルーズ氏
パーソルキャリア 取締役執行役員 兼 パーソルグループジェンダーダイバーシティ委員会 委員長 喜多 恭子
<モデレーター> 日経クロスウーマン編集委員 小田 舞子氏
■「ジェンダーギャップ会議」について
日本経済新聞社および日経BPが主催する「ジェンダーギャップ会議」、今回のテーマは「ダイバーシティ経営の本質を問う~先進企業の成長戦略2025~」。DEI(ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン)は経営戦略そのものであり、企業のさらなる成長には欠かせません。女性活躍推進やダイバーシティ経営の本質を、識者の講演や、先進企業の取り組みからひもときます。2025年の経営に生かせるよう、最新情報と各社のノウハウをお届けします。
https://project.nikkeibp.co.jp/event/sdgs2024/12/gender_gap/(アーカイブ視聴も可能です)
■イベント概要
・開催日時:2024年12月6日(金)
・主催:日本経済新聞社 日経BP
・メディアパートナー:FINANCIAL TIMES
・開催形式:ハイブリッド開催(会場聴講+オンライン聴講)
■パーソルグループにおけるDEI(Diversity, Equity & Inclusion)の取り組み
パーソルグループでは、多様な人材が活躍できる環境を構築するため、グループ共通のポリシーを掲げ、DEIを推進しています。DEIの推進にあたり、社員の属性、価値観、能力といった3つの多様性を生かすため、「トップコミットメント」「制度・環境整備」「風土醸成」に取り組んでいます。
2021年9月にはグループ横断で、経営の直轄組織となるジェンダーダイバーシティ委員会を設置しました。本委員会では、各SBUの人事責任者およびCEO、CHRO、CEOが指名する委員長で月に1回議論を行い、女性管理職比率と男性育児休業等取得率の向上に向けたモニタリングや、分科会でグループ横断の取り組みを企画、実行しています。



■パーソルホールディングス株式会社について
1973年の創業以来、人材派遣、人材紹介、アウトソーシング、設計開発など人と組織にかかわる多様な事業を展開。2008年10月に共同持株会社テンプホールディングス株式会社を設立。2017年7月よりパーソルホールディングス株式会社へ社名変更。
東京証券取引所プライム市場上場(証券コード:2181)。2024年3月期売上収益1兆3,271億円(IFRS)。
■パーソルキャリア株式会社について< https://www.persol-career.co.jp/
パーソルキャリア株式会社は、-人々に「はたらく」を自分のものにする力を-をミッションとし、転職サービス「doda」やハイクラス転職サービス「doda X」を通じて人材紹介、求人広告、新卒採用支援などを提供しています。2022年5月にはプロフェッショナル人材の総合活用支援サービス「HiPro」を立ち上げ、副業・フリーランス領域にも本格参入。グループの総力をあげて、これまで以上に個人の「はたらく」にフォーカスした社会価値の創出に努め、社会課題に正面から向き合い、すべての「はたらく」が笑顔につながる社会の実現を目指します。
当社のミッションについて:https://www.persol-career.co.jp/mission_value/
■「PERSOL(パーソル)」について < https://www.persol-group.co.jp/ >
パーソルグループは、「“はたらくWell-being”創造カンパニー」として、2030年には「人の可能性を広げることで、100万人のより良い“はたらく機会”を創出する」ことを目指しています。
人材派遣サービス「テンプスタッフ」、転職サービス「doda」、BPOや設計・開発など、人と組織にかかわる多様な事業を展開するほか、新領域における事業の探索・創造にも取り組み、アセスメントリクルーティングプラットフォーム「ミイダス」や、スキマバイトアプリ「シェアフル」などのサービスも提供しています。
はたらく人々の多様なニーズに応え、可能性を広げることで、世界中の誰もが「はたらいて、笑おう。」 を実感できる社会を創造します。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ