大阪の人気うどん店『Udama 谷町base』。2023年にはテーブル席を排して、店舗をリニューアル。

『Udama 谷町base』は2011年にオープンした人気のうどん店。10年以上にわたって大阪駅前第3ビルの一角を賑わせたのち、2年前に谷町へと移転した。器のなかでつやつやと光を放つ麺は、食べる前からうどんの喉ごしを想像させられる。

食材の一つひとつに手間をかける

「わずかでも、他とは違う何かがあると感じてもらいたいんです」という店主の信川通さん。玉子天に使う卵は頃合いを見て茹で、注文後に殻を剥く。冬季メニューのための柚子皮は、直前に刻み、香りを立たせる。ちくわにいたってはつなぎの少ない本来の味を求めて地方の企業を訪ねたというから、食材一つひとつにとても手間がかかっている。

ちく玉天ぶっかけ880円。

柚子香る豚ネギきざみうどん1100円は冬の人気メニュー。

妥協のない一皿を味わいに、ぜひ谷町を訪れたい。

土曜日の夜はフレンチのコースを楽しめる。

『Udama 谷町base』

住所/大阪府大阪市中央区北新町3-2 アルベルトビル1階

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