韓国出身の人気ユニット、東方神起が30日、東京・味の素スタジアムで行われたエイベックス主催の野外音楽フェス「a-nation stadium fes. 2014」の2日目のトリに登場、来年2月に5大ドームツアーを行うことを発表した。
中盤、ユンホが「大事なお知らせがあるんだって?」と切り出すと、チャンミンは「なんと! 東方神起が……」としたり顔。ユンホにひそひそと耳打ちをすると、ユンホが「東方が来年、全国5大ドームツアーが決まりました!!」と発表。すると、歓喜の大絶叫がスタジアムの空に響き渡った。
この日は、まるで東方神起の単独公演のようだった。スタジアムは、テーマカラーの赤いペンライトで埋め尽くされ、東方神起コールに包まれる。その光景は圧巻。音と映像に煽られ、さらに大きくなる歓声。そして、東方神起の名前がスクリーンに表示された瞬間、ファンの熱気が爆発した。
ふたりは、スウィングジャズ『SURI SURI[Spellbound]』で一気に東方神起の世界観にファンを引き込むと、続いて『SCREAM』を披露。ユンホが激しいダンスで煽れば、チャンミンは夜空にに咆哮を響かせ、スタジアムを沸かす。
ふたりは、真っ赤に染まった客席を眺めながら「きょうも皆さんとひとつになって盛り上がっていこうか! 僕は本当にドキドキしてるよ」(ユンホ)とうれしそう。そして、熱くなったスタジアムを『I love you』と『Good Days』で一旦クールダウンし、爽やかな風をスタジアムに運ぶと、すぐに『Something』でロープを使ったハイレベルなダンスで魅せた。
沸騰しそうな雰囲気に、頬を紅潮させながらチャンミンは「きょうの皆さんの情熱は最高ですね!」。ユンホは「テンションあげていきたいです!」と叫ぶと、『Why?[Keep Your Head Down]』『Sweat』をたたみかけ、スタジアムをさらなる熱狂の渦に巻き込んだ。
最後の『Summer Dream~OCEAN』のメドレーでは、二手に分かれてトロッコに乗って場内を一周。ふたりがサインボールやフリスビーを客席に投げると、黄色い悲鳴に包まれるスタジアム。締めの『Somebody To Love』では、場内が一体となってジャンプし、力強く腕を回す。「もっともっと」とふたりに煽られ、さらに熱を上げる赤い群れ。ユンホは回し蹴りも披露した。お決まりの「We are T」で盛り上げると、「みんな大好き!」(ユンホ)と叫ぶ。ユンホが「東方神起は、みんなが大好きだ!」と宣言するようにいうと、真っ赤に染まったスタジアムはひときな大きな歓声で沸いた。そして、花火が打ちあがり、再び「We are T」で絆を確かめると、メドレーを含む全8曲の熱いステージの幕を閉じた。
またこの日は、May J.、Evey Little Thing、KREVA、清水翔太、ソナーポケット、moumoonら人気アーティストが出演、多彩なステージで5万5000人を魅了した。