「最後の命」 11月8日(土)公開
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先日、マスコミ招待試写で、11月8日(土)公開の『最後の命』という作品を見てきました。柳楽優弥さん演じる明瀬桂人と、矢野聖人さん演じる冴木裕一が、幼い頃目撃した婦女暴行事件にさいなまれ、成長するにしたがって次々と人間関係が破壊されていくというストーリーですね。

作品を鑑賞中、多かれ少なかれ、誰でもこういったことは起こるだろうなと感じていました。もちろん、先述の作品のように社会生活が破壊されるほど深刻なケースはまれでしょうけど、どうしても克服できない苦手な事は、過去の心の傷が足かせになっていることが珍しくないからです。
 

過去の心の傷が足かせになって繰り返す失敗

自分でも努力しているし、合理的に考えると、同じような失敗を繰り返すことはおかしい。どうしてこんな失敗を繰り返すのかわからないことってありませんか?

仕事の大事な局面で、どんなに気をつけていても資料を忘れたりアポを取り忘れたりして減点評価されてしまう。好意を持った異性とステディな関係になれたのに、些細なことで関係が遠のく結果になってしまう。

自分でも気をつけているはずなのに、なぜか似たような失敗を繰り返してしまうとしたら、自分の過去の心の傷が足かせになっているのかもしれません。もちろん、苦手を克服できない原因を全て過去のせいにするわけにはいきませんが、一度くらい向き合ってみるのは有意義だと思います。