中高生の7割、週に5日お弁当を持参していることが明らかに。塾選びサービス「塾選」が調査

DeltaXは3月26日に、同社の運営する塾選びサービス「塾選」が、中高生の子どもを持つ保護者を対象に実施した、中高生のお弁当事情に関する調査結果を発表した。同調査は3月に行われ、100名から有効回答を得ている。

4人に1人がお弁当箱を複数持っている

調査対象者のうち、子どもが学校にお弁当を持参していると答えた人に、週に何日持って行っているかを尋ねたところ、「週5日」が70%超を占めた。

高校生の保護者に、自身の子どもが昼食のために学食や購買、コンビニエンスストアを利用しているかを尋ねた質問では、「利用している」とする回答は半数に留まっている。

自身の子どもが学校にお弁当を持参している保護者に、お弁当を作っているのは誰かを尋ねたところ(複数回答)、子どもが自分でお弁当を作っているという回答は、中学生では10%、高校生では16%で、全体では「母親」がお弁当を作っているという回答が95%に達した。

使っているお弁当箱の数を尋ねた質問では、複数個のお弁当箱を持っている割合が25%に達している。また、お弁当箱の容量を尋ねたところ、容量は500~700mLが主流で、女子よりも男子の方が容量が多い傾向がみられた。お弁当箱の形状では、1段タイプと2段タイプが多く使われており、ジャータイプは3%に留まっている。

お弁当に冷凍食品を使うかを尋ねた質問では、週3日以上使っている家庭が半数超に達し、「使っていない」という回答は15%と少なかった。

お弁当に作り置きのおかずを使うかを尋ねたところ、多くの家庭が作り置きのおかずをお弁当に使っていることが明らかになっている。また、作り置きや冷凍食品のおかずを入れる割合としては、当日作るおかずが40%、冷凍食品や作り置きのおかずがそれぞれ30%となった。

お弁当作りの際に、気を付けていることを尋ねた質問では、栄養バランスを挙げる回答が最多となり、「バランスよく、肉や魚、野菜を取り入れ、栄養の偏りに注意している」といった意見が寄せられている。次に多かったのは彩りや見た目で、「赤、黄、緑の食材を使い、色合いに気を付けることで視覚的に楽しめるようにする」といった意見が寄せられた。食中毒対策を挙げる回答も多く、「しっかり火が通った食材や揚げ物を入れるようにしている」「腐りにくい食材を選び、痛みにくいように配慮している」と、それぞれの家庭で工夫している様子がうかがえる。

お弁当によく入れるおかずを尋ねたところ(複数回答)、「卵焼き」「ウインナー」「唐揚げ」が上位を占めた。