大会に関する諸注意 


  

まずイベント開始に先がけてDDTの鶴見亜門GMから「とにかく危険です」という観客に向けて工場プロレスを観戦する際の諸注意がありました。

ちなみにこの鶴見亜門GMは今年8月に行われたDDTの両国国技館大会で、アプガのメンバーがカプセルに詰めたTシャツをバズーカで発射して観客にプレゼントするという企画でいっしょにリングに上がった際に、

アプガの仙石さんの完全なるミスによりバズーカを誤射され至近距離からバズーカ砲の直撃を受けるという大事故に巻き込まれたばかり。

 

仙石さんはメンバー最年長ながら度重なるミスと遅刻が原因でリーダー職を降ろされるという正真正銘の抜けているお方なので、

そんな人が工場プロレスに参戦したらいったいどうなってしまうのかという不安に苛まれ、なぜか頭の中に以前テレビで見た作業用の巨大クレーンが横転する衝撃映像がフラッシュバックしました。

 

  

そうこうしていると工場内にアプガの入場テーマと言えるoverture(仮)が流れ、
メンバーがフォークリフトをフォークリフトたらしめんとする部分に乗って登場。

そのまま今回のステージ代りになっているトラックの荷台に運ばれました。
ここだけ切り取ると完全にアイドルではなくコンテナの動きです。

 

アップアップガールズ(仮)ライブスタート


トラックの荷台をステージに1曲目の『チョッパー☆チョッパー』からライブスタート。
そしてメンバーの自己紹介へ。

 

  

ここで群馬出身、群馬在住で、群馬県の観光大使も務めているメンバー最年少の新井愛瞳さんから「今日は群馬のおじさんも見にきている」との報告が。

日頃から「群馬県の良いところは?」と聞かれるたびに「ハーゲンダッツの工場があるところ」と答えている新井さんは工場でのライブを本当に楽しみにしていたようでした。


ここから群馬のおじさんが好きな曲だという『銀河上々物語』を皮切りに、『イチバンガールズ!』、『UPPER ROCK』、『バレバレI LOVE YOU』、『ジャンパー!』、『全力!Pump Up!!』と6曲連続で圧巻のノンストップライブを披露。

  

   

中でも『全力!Pump Up!!』で工場の敷地内に集まった大勢の人たちがみんなで手を上げて盛り上がる様子は、

はたから見ると新手の労働争議かと思われるかもしれないような光景でした。もし本当にそうだったらめちゃくちゃ労働組合の強い会社だろうな。


そのまま最後の曲へ行こうとすると、
ここで男色ディーノ率いるDDTのレスラーたちがステージに乱入。

 

   

「もう工場は終わっている時間だ!騒音になるからやめろ!」

というぐうの音も出ないほどの正論でライブを中止させようとします。
ヒールレスラー然としていなかったら確実にこの意見はそのまま通っていたことでしょう。

 

   

すると、先ほどまで普通に観客といっしょにアプガのライブで盛り上がっていた大石真翔が「俺はじつはアプガのファンだったんだ!!ライブは潰させねえ!!」と造反。

さらにそこへDDTの大社長こと高木三四郎らも加わり、アイドルVSプロレスというイベントでプロレス側の社長がアイドル側についているというよく考えるとおかしな状況の中、
8人タッグマッチの路上プロレスへ。