こんにちは、ARuFaです。
カラッとした冬の晴れ間を縫うように、冷たい雨がシトシトと振る今日この頃。
突然ですが、みなさんは「防水スプレー」を使ったことがありますでしょうか。
スプレーするだけで、対象物をあっという間に防水性にすることができる防水スプレー。
雨具や靴などに吹きかければ、水を弾いてくれる便利な道具です。
しかしこの防水スプレー、実は我々の暮らしを破壊し、世界を混沌の渦に巻き込んだ挙句、球を粉々に粉砕するデストロイヤーであることを皆さんはご存知でしたでしょうか?
まあ、それは完全に言い過ぎな訳ですが、実は我々の周りには防水スプレーがかかると一瞬でゴミと化す物があまりにも多いため、今回はそのことを皆さんに知ってもらいたいと思います。
題して「防水スプレーがかかるとゴミと化す物5選」・・・ 是非ご覧下さい。
1.タオル
まずはこちらの「タオル」。
タオルと言えば、水分を吸収する性質を生かして身体やテーブルを拭く道具・・・
半漁人ではない限り、一家に必ず1枚はありますよね。
さあ、そんなことを言っている間に、飲み物をこぼしてしまいました。
早速手元にあるタオルで拭きたいところですが、今回は防水スプレーを吹きかけたタオルで拭いてみましょう。
防水スプレーをまんべんなく吹きかけて・・・
こぼした飲み物の上に乗せます。
本来ならこれだけでも水分を吸収してくれますが、今回はタオルをどかしてみると・・・
全く吸収されないんです。
「水分を吸収する」という性質を利用したタオルですが、防水スプレーをかけた事により水分を一切吸収しなくなってしまいました。
こうなってしまうと、もはやタオルはその意味を失ってしまいますよね。
ご覧の通り、水をかけたら弾きまくりました。こんなタオルは今まで見たことがありません。
以上のことから、防水スプレーは我々の暮らしから「タオル」を奪っていく恐ろしい商品であることをわかって頂けたかと思います。
なので、もし皆さんの周りでタオルに防水スプレーをかけようとしている人が居たら、友達だろうが家族だろうが失神させてでも止めて下さい。
参考までに、人間の急所の図を置いておきます。
よろしくお願いします。
さあ、それでは次の「防水スプレーをかけてはいけない物」を紹介していきましょう。
2.筆
書道や習字の際に仕様する筆ですが、こちらも防水スプレーをかけてはいけない物の一つです。
説明するよりも実際に見て頂いたほうがいいので、早速筆にスプレーをかけて字を書いてみましょう。
念入りに防水スプレーを筆にかけて・・・
そして、心を無にして習字をスタートさせます。
書く言葉はそうですね・・・無難に「健康」にしましょう。
書く文字を決めたら、ゆっくりと筆に墨汁を吸わせてから筆を引き上げます。
あれっ?
墨汁ついてなくない?
つまり・・・それって・・・・・
文字が・・・書け・・・
ない。
書けない!!!
チクショーーーーー!!!!!
ばっちきしょーーーー!!!
グビッ
ははははははははは!!!!
・・・いかがでしょうか。
筆に防水スプレーをかけた結果、文字が一切書けなくなった上に、口の周りが真っ黒になってしまいました。
こんな泥棒のお手本みたいな格好で外を歩けば、ノータイムで実刑判決をくらうことは確実。これではろくに外出もできません。
このことから、防水スプレーが我々から「書」という文化を奪うだけでなく、「自由」をも奪っていくのは明白でしょう。
・・・しかし、これはまだまだ序の口。
次のページでは、防水スプレーのさらなる恐ろしさをご紹介します。
3.はんこ