撮影:金子 怜史

急に暑くなってきて、キッチンで火を使うのがしんどい……。そんなときは、火を使わずにササっとつくれるレシピを試してみませんか?

実は炊飯器を使えば、たった3つの材料で、鶏むね肉をしっとりとした高級チャーシューに変身させることができるんです。しかも前日に漬け込んでおけば、当日は炊飯器にお任せするだけで完成します。

今回参考にしたのは、ほみさんの著書『がんばらないのに整う 麹ごはんと発酵あんこ』(宝島社)。

つくり置きができるので、ラーメンや冷やし中華の具材にもぴったり。暑い夏でも手軽にしっかりたんぱく質が摂れる一品です。

材料3つで簡単!炊飯器にお任せ「しっとり鶏むねチャーシュー」のつくり方

(画像は本書28ページより)

<材料(4人分)>
  • 鶏むね肉…1枚(250g)
  • 【A】しょうゆ麹…25g
    (肉の重量×10%の量。しょうゆ大さじ2、みりん大さじ1で代用可)
  • 【A】酒…大さじ1
  • <つくり方>
    1. 鶏むね肉の皮を剥がし、耐熱性のある袋に入れ、混ぜ合わせたAを注ぐ。しっかり空気を抜いて、袋の口を縛る。
    2. 1を冷蔵庫で20時間置く。
    3. 炊飯器に、お肉が浸かるくらいの沸騰した湯を注ぎ、2を袋のまましずめる(皿などで重石をするとよい)。
    4.炊飯器のふたを閉めて保温モードにして、1時間放置する。

    (『がんばらないのに整う 麹ごはんと発酵あんこ』28ページより引用)

    漬け込み20時間ということで、筆者は前日の16時ごろに仕込んで、当日12時に炊飯器調理を開始しました。

    ワクワクしながら放置すること1時間。

    ジップロックから取り出してみると、まさに理想のしっとり感!

    ピンク色のところもなく、しっかり火が通っているのに、やわらかくてジューシー。炊飯器に入れておくだけで、こんなに繊細な仕上がりになるなんて!

    「しょうゆ麹」の魔法。砂糖ゼロでこのコク!

    ほみさんが作った様々な麹調味料。しょうゆ麹、中華麹、玉ねぎ麹など、バリエーション豊かな発酵調味料が食卓を豊かに彩る(画像は本書6ページより)


    このレシピでは、前回の記事でつくり方をご紹介した「しょうゆ麹」が大活躍。

    しょうゆ+みりんでも代用できますが、一度しょうゆ麹を試してみると、きっとそのパワーに驚かれると思います。

    ちょっと長めに漬け込むことで、肉質がふんわりとやわらかに。しょうゆ麹のうまみがしっかりと浸透して、砂糖をまったく使っていないのに、自然なまろやかさが感じられました。

    完成したチャーシューは、サラダのトッピングやサンドイッチの具材など、アレンジも自由自在。 週末にまとめてつくっておけば、平日の食事の準備がぐっと楽になりそうです。

    がんばらないのに整う 麹ごはんと発酵あんこ

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