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2014年12月20日(土)公開の新作映画『ベイマックス』の世界展が、まさか! まさかの! 公開前に行われると聞いて、会場である銀座三越に駆け込んだ!

なぜならば、映画『ベイマックス』は、『アナと雪の女王』で歴史を塗り替える驚異的大ヒットを記録している、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作。

既に全米で公開されているこの作品は“『アナ雪』以上の名作”との声も聞かれており、既にワールド・プレミアで鑑賞したファンからは「今銀座に行かなければ、一生後悔する」との声もあがっている。

 

スタイリッシュな日本? どこか懐かしいコンセプトアート

2014年11月7日に全米で公開された『ベイマックス』だが、ワールド・プレミアは日本で行われたことをご存知だろうか。

『ベイマックス』の総監督は、アナと雪の女王から引き続き、トイ・ストーリーの監督を務めた “ジョン・ラセター”。

日本人以上に日本とジブリを愛するクリエイターの彼が、日本に恋をしたのは、初めて訪れた1987年11月だという。

2014年10月におこなわれた彼の講演では、ネオンや自動販売機、食品サンプル、新幹線、浅草寺、おもちゃ、生!宮﨑駿など、初来日で感じた日本の魅力を写真とともに紹介。

世界最速上映の会場では、

「日本でワールドプレミアを迎えることをすごく楽しみにしていたんだ! サンフランソウキョウは僕の大好きな日本とサンフランシスコをマッシュアップした最高に魅力的な街だから、日本に皆さんにも気に入って貰えると嬉しいよ!」

と興奮気味に語っていた。

 

 

映画の舞台は、東京とサンフランシスコを融合したかのような、架空都市「サンフランソウキョウ」。

そして今回展示されているのは、そのデザインや世界観、雰囲気など設定の元となるデザイン・アート(コンセプトアート)の数々だ。

日本ダイスキ! “ジョン・ラセター” 率いるディズニー・アニメーション・スタジオが、日本各地を徹底的にリサーチ。

監督の “クリス・ウィリアムズ” が「見覚えはあるけど、実際には存在しない。そんな宮崎駿監督の世界観を目指したつもり。」と語る世界には、どこか懐かしい日本を感じることができる。

プロデューサーの “ロイ・コンリ” が「日本へのラブレター」と語る『ベイマックス』の制作には、日本人のイラストレーターである上杉忠弘(『コララインとボタンの魔女』のデザインで日本人初のアニー賞を受賞)や、ディズニー・アニメーション・スタジオのアーティスト、“スコット・ワタナベ” などが参加している。

架空都市サンフランソウキョウを日本人が違和感なく、そして日本人が魅力的に感じる街を創るべく、日本の要素と日本への愛をいっぱいに詰めて描いている。

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