何気なく発した言葉が、「今の自慢っぽくきこえちゃったかも!」と思うこと、ありますよね。でもそんな心配ばかりしていると、何もしゃべれなくなってしまいそう…

相手に「自慢」ととらえられない為の良い言い方とはどういうものなのか、心理カウンセラーがお伝えします。
 

ポイントは「言い方」だけじゃない!

自慢話しをする人を良く思わない人は多いですよね。その胸の内は「人の自慢話を聞いても得にならない」というものです。

自分もそういう気持ちになった経験があるからこそ、自慢するつもりではないのに相手にそう捉えられてマイナスの印象を与えることに不安になるのでしょう。
だからと言って、その心配ばかりをして何もしゃべれなくなってしまうのももったいないことです。

自慢をするということは自分をアピールしているということなので、その意味においては本来悪いことではありません。ですが、そのアピールの仕方を間違うと「自慢ばかりしている人」「自分で自分を褒めてばかりいる人」と認識され、マイナスな印象を与えてしまいます。

上手に自分をアピールし、「自慢している人」というレッテルを貼られないために大切なことはコミュニケーション上手になることです。

話し相手が自分が話すことをどう感じ、どういう印象を持つか、そこをうまくキャッチしながら、話したいことや伝えたいことを臆せず相手に届けられるようになりましょう。
 

「自慢っぽい」と思うのはどんな時?

あなたの周りにも「あの人はいろんなことができるけどそれを自慢しないのが素晴らしい!」という人はいませんか? 一方で、「あの人はいつも自慢ばかりしている」という人もいると思います。

両者の違いはどこにあるのでしょうか?
前者は自慢をしていないのにどうして「いろんなことができる」と周りの人たちは評価をしているのでしょうか?
後者はどうして「いつも」そういう印象を与えてしまっているのでしょうか?

いくつか理由はあると思いますが、先ほどポイントとして挙げたコミュニケーションの観点から考えてみると「『他人を下げて自分を上げる』という自慢の仕方をしていない」人が前者として捉えられることが多いです。