児童書出版社、 株式会社岩崎書店(代表取締役社長:小松崎敬子、本社:東京都文京区)は、絵本「うちゅうじんに なる み」(星野智幸・作/nakaban・絵)を、2025年10月21日に発売します。




100年後えほんシリーズ第2弾! 作家・星野智幸、初の絵本!
絵本を舞台に描き出す100年後の未来。100年後えほんシリーズ第2弾の登場です。
星野智幸『焔』(谷崎潤一郎賞)× nakaban 『ひとのなみだ』(第30回日本絵本賞)が描く100年後の未来とは--。100年後、人間は宇宙の星にすんでいます!?
「100年後えほん」シリーズについて
かつて、未来を想像してわくわくドキドキした時代がありました。
パンデミック、終わらない戦争、分断されていく社会…日々ネガティブなニュースが多く飛び交う中、いま、みなさんはどんな未来を想像しますか。

この「100年後えほん」シリーズのテーマはずばり100年後の未来。こんな時代だからこそ、あらためて未来に向き合い、描くことで、そのなかにある希望を子どもたちに伝え、もう一度未来にわくわくドキドキしてほしいという思いから企画されました。

それぞれのジャンルで活躍する創作者たちが、「こうあってほしい」「こうだったらいいな」「きっとこうなる」と想像力を駆使して、絵本を舞台に描き出す100年後の未来。それは一体どんなものになるのか。ぜひ親子・友だちなど大切な人と一緒に未来を想像しながら読んでほしいシリーズです。


●内容紹介
100年後の世界、22世紀。人間はうちゅうの星にすんでいます。
うちゅうの星に住むスズメちゃんが「うちゅうじんになる実」を食べました。ムズムズして外に出てみると--なんと、まわりの生き物がみんな人間の姿に見えてきたのです。
スズメちゃんはいったいどうなってしまうのでしょうか。

中面

中面

人と人、人と生き物の境界を越えて、「みんな宇宙人になって いっしょに生きる」未来をのびやかに描く一冊。
物語を手がけるのは、『夜は終わらない』『焔』などで知られる作家・星野智幸。
絵は、独特の色彩と筆致で注目を集める画家・nakaban。
ふしぎで哲学的な物語と、カラフルであたたかみのある絵が響きあい、「自由に生きること」の意味をやさしく問いかけます。

表紙
書名:うちゅうじんに なる み
作:星野智幸
絵:nakaban
出版社:株式会社岩崎書店
定価:1,870円(本体1,700円+税)
判型:A4変型判
配本日:2025年10月17日
発売日:2025年10月21日
ISBN:978-4-265-07988-9



岩崎書店商品ページ:https://www.iwasakishoten.co.jp/book/b10145070.html
商品紹介動画:https://www.youtube.com/shorts/meXaMY3S8TM

●著者紹介
星野智幸(ほしの・ともゆき)
1965年米国生まれ。97年『最後の吐息』で文藝賞を受賞してデビュー。2000年『目覚めよと人魚は歌う』で三島由紀夫賞、03年『ファンタジスタ』で野間文芸新人賞、11年『俺俺』で大江健三郎賞、14年『夜は終わらない』で読売文学賞、18年『焔(ほのお)』で谷崎潤一郎賞、25年『ひとでなし』でサッカー本大賞をそれぞれ受賞。他の著書に『植物忌』『だまされ屋さん』など。
nakaban(ナカバン)
1974年広島県生まれ。広島県在住。旅と記憶を主題として絵を描く。絵画作品を中心に 印刷物の挿絵、絵本、映像作品等を発表する傍ら、音楽家のトウヤマタケオと『ランテルナムジカ』を結成し、音楽と幻燈で全国を旅する。 2013年には新潮社「とんぼの本」のロゴマークを制作。主な作品に絵本『ぼくとたいようのふね』(BL出版)、『ダーラナのひ』(偕成社)、『トラタのりんご』(岩波書店)など。『ひとのなみだ』(文・内田驎太郎/童心社)で第30回日本絵本賞を受賞。2020年小説『だまされ屋さん』(作・星野智幸 中央評論新社)の挿画を担当。

100年後えほんシリーズラインナップ(全4巻)


(絶賛発売中!)
1.『100ねんごもまたあした』 
瀬尾まいこ作
クリハラタカシ絵

授業で100年後の世界を描くことになった。みんなで描くそれぞれの未来。そこへ知らない子が…。
瀬尾まいこ、初の絵本。

【小学館児童出版文化賞候補作】



2.『うちゅうじんに なる み』 星野智幸 作/nakaban 絵
3.『ぎんいろせいじん』 藤野可織 作/ゴトーヒナコ 絵(2026年2月刊行予定)
4.『はなれてみれば』 道尾秀介 作/しりあがり寿 絵(2026年以降刊行予定)

※商品の店着状況により店舗ごとに発売開始日が異なります。
販売場所:全国書店、ネット書店 ほか
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