「夫とは二年ほど家庭内別居ですが、離婚はしない方向でと最初に決めたせいか、これからどうすればいいか不安になるときもあります。
子どもたちは高校生でまだ家にいて、親の不和に気づいてはいるけど口出しはしてこず、表面的には何とか家族を続けている感じですね。
週末になると夫も含めみんな外に出ることが多く、家に一人ぼっちでいると心細くなるときが多かったのですが、どうせ時間があるのならと資格の勉強を始めました。
今はパート勤めで収入も少なく、万が一離婚することになったら転職する可能性も考えています。
平日は時間がなくて難しいけど、家事が終われば自由な時間が多い週末は勉強には最適です。
家庭内別居でも晩ごはんだけはみんなで食べていたのですが、思い切って日曜日だけはそれぞれで何とかするように提案したら、すんなり『わかった』と言われました。
食事の支度からも解放されたら本当に楽で、勉強に集中できています。
こんな状態が問題なしとは言えないけれど、時間を無駄にするよりはいいかなと思っています」(46歳/小売業)
ひとりで過ごせる時間をどう使うか、こちらの女性のように将来に向けて備える機会にできるのも、家庭内別居のメリットといえます。
たとえば離婚を視野に入れている場合は、転職する可能性を考えれば、そのための準備は早いに越したことはありません。
家庭内別居だと配偶者に何をしているか知られることも少ないため、時間を自分のために有効活用したいですね。
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