多くの人が「靴を洗わない」ではなく「できていない」ことが明らかに。宅配クリーニング「Lenet」が調査
ホワイトプラスは11月12日に、同社の提供する宅配クリーニング「Lenet(リネット)」が、全国の20~60代の男女1000名を対象に実施した、「靴のクリーニングに関するアンケート調査」の結果を発表した。同調査は10月8日に行われた。
約2人に1人が「本当は捨てたくない靴」を手元に眠らせている
調査対象者に、普段靴の手入れとしてどのようなことをしているかを尋ねたところ(複数回答)、「特に何もしていない」(42.1%)がもっとも多かった。手入れを行っている人では「拭いて汚れを取っている」(31.8%)、「消臭スプレーなどを使っている」(21.7%)、「干して乾かしている」(18.6%)といった簡単なケアが中心で、「定期的に洗っている」という回答は18.5%に留まっている。
また、普段の靴の手入れとして「洗っている」以外の回答をした人に、靴を洗わない理由を尋ねた質問(複数回答)では、「特に理由はない」(38.8%)が最多となり、「自宅で洗うのは面倒・手間がかかる」(23.1%)、「洗い方がわからない」(17.2%)がそれに続いた。一方で、「靴は洗えないと思っていた」(13.6%)、「傷みや形崩れが心配」(10.3%)といった回答もみられ、多くの人が「洗わない」というより「できていない」状態であることが明らかになっている。
まだ履きたいけれど、汚れや傷みで履かなくなった靴があるかを尋ねたところ、「ある」という回答が43.9%を占めており、およそ2人に1人が「本当は捨てたくないけれど履けない靴」を持っていることになる。
「靴をクリーニングしたい」と思うのはどんな時かを尋ねた質問(複数回答)では、「雨や泥などでひどく汚れたとき」(24.5%)がもっとも多く、「ニオイやカビが気になるとき」(20.4%)、「高価な靴やお気に入りの靴を長く履き続けたいとき」(20.3%)がほぼ同率でそれに続いた。また、「革やスエードなど自分では洗えない素材だと感じたとき」(12.9%)という回答もみられたほか、「特にそう思うことはない」という回答が44.9%に達し、靴を洗うという行動自体がまだ一般的な習慣として根付いていない現状がうかがえる。
靴のクリーニングを利用する上で、不安なこととしては(複数回答)、「どのくらい料金がかかるのかわかりづらい」(34.3%)が最多となり、「靴の素材が傷まないか不安」(25.6%)がそれに続いている。また、「仕上がりの品質が期待通りか不安」(16.1%)、「お店に持っていくのが面倒・時間がとれない」(15.8%)といった、サービスの透明性や利便性に関する懸念も多くみられたほか、「特に不安はない」という回答も38.7%を占めた。







