ティーピーリンクジャパン、「Omada」ハードウェアの集中管理が可能なコントローラー「OC220」販売開始

ティーピーリンクジャパンは11月20日に、米TP-Linkグループが展開する法人向け製品・ソリューションブランド「Omada」から発表された、Omadaハードウェアコントローラー「OC220」の販売を開始した。価格はオープンで、実勢価格は3万5900円前後。

起動速度が約2.6倍に向上

「OC220」は、日本市場の企業ユーザーがネットワークをより効率的に運用できるよう開発されており、従来機種「OC200」の設計を継承しつつ、処理性能や管理可能台数が強化された。起動速度も約2.6倍に向上している。

あわせて、無償のクラウド管理にも対応し、VPNルーターやスイッチといった「Omada」製品をリモートからまとめて管理可能なため、より効率的で低コストなネットワークの構築・運用が実現する。

複数のネットワークをまとめた100%集中型クラウド管理によって、いつでもどこからでも1つの管理画面からすべてを制御できる。シンプルな管理画面なので操作トレーニングは必要ない。また、拡張性が高くさまざまな環境における多様なニーズに応えられ、最大100台の「Omada」アクセスポイント、最大10台の「Omada」ルーター、最大20台の「Omada」スイッチ、最大2台の「DeltaStream GPON OLT」に対応している。

「Omada」専用アプリやウェブブラウザから、接続デバイスをどこからでも確認可能で、使いやすいユーザーインターフェースによって、手軽な管理を実現した。

ダッシュボードでは、ネットワークステータスのリアルタイムでの確認や、優先度に応じたログの記録ができる。一定期間内に生成されたアラート情報を、管理者へメールで転送することも可能なため、問題の切り分けや早期解決に役立つ。

本体は、高性能チップセットや堅牢な金属製筐体、データバックアップ用のUSB 2.0ポート・ギガビットポート×2基を搭載する、ビジネスに特化したハードウェア設計を採用した。