ビックカメラ池袋西口店で家電コーナー販売員の山田隆(やまだ・たかし)さん

【おしえてビックさん・33】寒くなってきて旅行やキャンプ、お出かけ先、オフィスのランチなど、ちょっとしたときに「お湯が沸かせられるといいな」と思うことはありませんか?また、赤ちゃんのミルクづくりにお湯は欠かせなく、コンパクトタイプの電気ケトルは子育て中の方のマストアイテムです。さらに、腸内デトックスできる「白湯活」をする人も増えています。様々なシーンで活躍するお湯。ビックカメラ池袋西口店で家電コーナー販売員の山田隆(やまだ・たかし)さんに、白湯活や旅行、普段使いできる電気ケトルをおしえてもらいました。

コンパクトサイズの電気ケトルは要チェック!

山田さんは、電気ケトルを選ぶ際の三つのポイントを挙げます。

(1)持ち運びしやすいサイズ感

(2)容量

(3)安全性

最近の電気ケトルは、外出先でもお湯を沸かしてあったかい飲み物が楽しめるコンパクトサイズの商品が出ています。自分にあったサイズ感と容量をチェックしましょう。やけどしないための湯こぼれしない安全性もポイントです。

さっそく商品について、山田さんに順番におしえてもらいます。

簡単な調理もできる「マグカップ型電気なべ」

山田さんが推す商品の1品目は、エレコムの「マグカップ型電気なべ Cook Mug Plus HAC-LEP01」です。

おすすめする理由について、「サイズはコンパクトなのに500mlのお湯が沸かせ、飲み物の温めや、簡単なスープ、パスタの調理もできる優れものです。また、温めなおしや長時間の保温もできます。普段のデスクワークや旅行先など、1台で仕事もプライベートも幅広くカバーでき、使いやすい機能が満載です」と紹介します。

モードは、「沸かす」「保温」「スープ」「煮込む」「レトルト」「手動」の六つを搭載。本体にアイコンで表示されているので、一目で分かりやすいのも特徴です。

山田さんがこの商品をおすすめしたい人は、「自宅やオフィスのデスク回りや、旅行、アウトドアなど様々なニーズに対応できる商品です!!」とのことです。スープをつくったり、レトルト食品やインスタント食品も調理できるので、アウトドアでも盛り上がりそうです。

ステンレスボトルとほぼ同じサイズの「沸かせる調温ボトル」

山田さんが推す商品の2品目は、ドリテックの「沸かせる調温ボトル PO166」です。

おすすめする理由について、山田さんは次のようにアドバイスします。

「ステンレスボトルとほぼ同じサイズで持ち運びに便利な上、5段階の温度調節で用途に合わせて沸かすことができる、利便性と機能性を両立する商品です。さらに、コードを内部に収納できるので、収納する際の煩わしさからも解放されます。容量は350mlとミルクづくりや2人分程度のコーヒーや紅茶をつくるのに便利な大きさです」。

コードの収納は、持ち運びに便利。オフィスでのランチやお出かけ先などで、ちょっとお湯がほしいと思ったときにぴったりの商品です。

山田さんがこの商品をおすすめする人は「荷物がパンパンでお悩みの赤ちゃん連れのお客様など、コンパクトなこの一台があるとどこでも目立たずお湯が沸かせて便利です」とのこと。

赤ちゃんと一緒にお出かけする際のマストアイテムと言えそうです。

目覚めの白湯活で今日も元気に!「温度調節ケトル白湯里(さゆり)」

山田さんが推す商品の3品目は、ORIGINAL BASICの「温度調節ケトル白湯里(さゆり) OB-SYK08」です。

おすすめする理由について山田さんは次のように説明します。

「据え置き型でサイズは大きいですが、白湯や温度調節を活かした飲み物やインスタント食品の調理に便利です。温度調節は60~90℃まで5℃単位で調整でき、なかなか保温機能のあるケトルが少ない中、白湯里は最大設定温度で5時間保温できます。何度も沸かしなおさなくてもよいので、1台あると本当に便利です」。

「白湯活」という言葉をご存知ですか?朝の目覚めに白湯を飲むと、寝ている間の水分を補って、腸内環境を整えてくれます。内臓を温めることで消化機能も高まり、老廃物の排出を促してくれます。ただ、沸騰したお湯から白湯に最適な温度まで下がるのを待つ時間をつくるのが、忙しい朝には難しく、長続きせずに断念した人も多いのではないでしょうか。

温度調節ケトル白湯里は「白湯モード」を搭載。夜の23時30分ごろに60℃に設定しておくと、翌朝5時ごろに再加熱して設定温度を最大5時間キープできます。白湯モードは60℃、65℃、70℃から選べるので、好みの白湯の温度にできます。

山田さんがこの商品をおすすめする人は「夜にミルクづくりで何度もお湯を沸かす方や、1日に複数回あたたかい飲み物を飲む方におすすめです」とのこと。

また、「私自身も子どもが産まれたばかりの頃、夜泣きのたびにミルク用のお湯を沸かすのが大変でした。同じような悩みを持つ方にぜひおすすめしたい商品です。また、美容や健康のために白湯を飲む方も増えていると聞きます。飲みやすい温度に設定することで、健康管理も無理なく続けられると思います」と、ご自身の実体験に基づいた説明には説得力があります。

最後に、山田さんが接客時に心がけていることをおしえてもらいました。

「お客様がその商品を使ってどのような生活を送りたいのか、私自身がイメージできるくらい、しっかりとヒアリングをした上で、お客様に納得していただける1台を提案できるよう心がけています」。

11月14日、ビックカメラの池袋本店、池袋カメラ・パソコン館、池袋西口店の3店舗がリニューアルして新しいストアコンセプトを導入しました。地域に密着して地元に根差した池袋西口店で働く山田さんに、ご自身に最適な電気ケトルを相談してみましょう。