【混雑調査リリース】約8割がカフェ探しに5分以上かかると回答

～カフェ空き情報の課題調査～ リアルタイム情報の不在が時間・機会の損失を生む

株式会社imako（本社：東京都渋谷区、代表取締役：浜田真衣）が運営するカフェ混雑情報マップ「imako（いまこ）」（https://app.imakoapp.com/?&utm_source=prtimes&utm_medium=survey_release）は、カフェ利用者145名を対象に「カフェ混雑実態アンケート」を実施しました。本調査により、約8割がカフェ探しに5分以上かかると回答しました。また、カフェ探しに時間がかかる最大の理由は「満席で空いているカフェが見つけにくい」（77%）であり、リアルタイム空き情報の不在が深刻な時間的・経済的損失を生んでいる実態が明らかになりました。





【調査サマリー】
- 71%が5分以上、37%が10-20分カフェ探しに時間をかけている
- カフェ探しに時間がかかる理由、77%が「満席で空いているカフェが見つけにくい」
- 86%が平均2-3軒回ってようやく入店
- 67%が事前に決めず、その場で探すため、リアルタイム情報ニーズが高い


調査背景
カフェは街に多数存在するものの、「入りたいカフェがなかなか見つからない」という声を耳にします。本調査では、カフェ探しにどれくらい時間がかかり、なぜ時間がかかるのか、その実態を明らかにしました。

主要調査
結果1. カフェ探しには平均10-20分かかる
「カフェを探し始めてから、入れるカフェが見つかるまで」の時間：



- 10~20分程度: 53名(37%)
- 5~10分程度: 48名(34%)
- 5分程度: 15名(11%)
- 20~30分程度: 14名(10%)
- 時間がかかるので諦めることが多い: 5名(4%)
- すぐ見つかる(5分以内): 4名(3%)
- 30分程度: 3名(2%)

71%が5分以上、37%が10-20分かけており、カフェ探しは現状時間がかかっているということがわかりました。

結果2. 時間がかかる理由：圧倒的に「空いているカフェが見つけにくい」
カフェ探しに時間がかかる理由（複数回答可）：



- カフェはあるが満席のことが多く、空いてるカフェが見つけにくい: 109名(77%)
- 自分の目的に合うカフェ、席が見つからない: 46名(32%)
- 初めての場所でカフェの場所が分からない: 40名(28%)
- そもそも近くにカフェが少ない: 34名(24%)

77%が「満席で空いているカフェが見つけにくい」と回答。カフェの数が問題なのではなく、「どこが空いているか分からない」という情報の不在が最大の課題です。

結果3. 平均2-3軒回ってようやく入店
満席の場合、平均何軒目で入店できるか（満席経験者138名）：



- 2軒目: 69名(50%)
- 3軒目: 49名(36%)
- 諦めて帰ることが多い: 10名(7%)
- 1軒目で入れることが多い: 7名(5%)
- 4軒目以上: 3名(2%)

86%が複数店舗を回る必要があり、「カフェ探し」が大きな負担となっています。
1軒あたり5分と仮定しても、2-3軒回れば10-15分。移動時間を含めればさらに長くなります。

結果4. 67%が「事前に決めず、その場で探す」
どのタイミングで、行くカフェを決めるか：



- 予定の途中に決める: 57名(40%)
- その場で探す: 38名(27%)
- 家を出る前から決めている: 47名(33%)

67%が事前にカフェを決めておらず、「今すぐ入りたい」という即時性のニーズが高いことが分かります。

このニーズに対し、現状では：
- Google Mapでカフェの場所は分かるが、空き状況は分からない
- 食べログで評判は分かるが、今空いているかは分からない
- 実際に行ってみないと分からない

という情報のギャップが存在しています。

結果5. カフェ選びで最も重視されるのは「席の空き状況」
カフェを選ぶ際に重視する基準（複数回答可）：



- 席の空き状況・混雑度: 106名(75%)
- 立地・アクセス: 91名(64%)
- 雰囲気・居心地: 82名(58%)

「雰囲気」や「メニュー」より、「席の空き状況」が最優先されています。
これは、空き情報がないがゆえに、「入れるかどうか」が最大の不安要素となっていることを示しています。

カフェ探しの非効率性が生む損失



1. 時間的損失
1回のカフェ利用で平均10-20分のロス：
- 週1回利用なら年間約8-17時間
- 週3回利用なら年間約26-52時間

年間で丸1日以上をカフェ探しに費やしている計算になります。
2. 精神的・身体的負担
自由回答より：
- 「カフェ探しだけで疲れて、体力と気力がすり減ってしまう」
- 「休憩するためにカフェに入るのに、休憩するために疲れてストレスを溜めるのが辛い」
- 「探し回って結局入れず疲れただけだった」

休憩のためにカフェを探しているのに、探すこと自体が疲労とストレスの原因になっています。
3. 機会損失
80%が「最終的にカフェ利用を諦めた経験」があり、探し続けても見つからず、利用機会を完全に失うケースも多数発生しています。
- 利用者側の機会損失：
- - 友人との時間が削られる
- - 予定が狂う
- - 休憩・作業ができない
- 店舗側の機会損失：
- - 実は空いている店があるのに、発見されない
- - 探している人と空いている店がマッチングできない

→年間数百万円の売上機会を逃している可能性




まとめ
カフェ探しに時間がかかる理由として、77%が「満席で空いているカフェが見つけにくい」と回答しました。
カフェは街に多数存在するものの、リアルタイムの空き情報がないため、利用者は平均2-3軒を回り、10-20分をかけて探す非効率な行動を強いられています。
この情報の不在は、利用者の時間的損失、精神的・身体的負担を生むだけでなく、店舗側の機会損失（年間数百万円規模）、市場全体の非効率性（年間数千億円規模）につながっています。
カフェのリアルタイム空き情報の可視化は、利用者・店舗・市場全体にとって大きな価値を生み出す可能性があります。


調査概要
- 調査期間: 2025年9月
- 調査方法: インターネットアンケート
- 有効回答数: 145名（カフェ探し関連設問は142名）
- 回答者属性（詳細）: 性別
- - 女性：116名（82.3%）
- - 男性：21名（14.9%）
- - 回答しない/その他：5名（3.5%）
- 年代
- - 10代：7名（5.0%）
- - 20代：50名（35.5%）
- - 30代：36名（25.5%）
- - 40代：22名（15.6%）
- - 50代：24名（17.0%）
- - 60代以上：3名（2.1%）
- 職業
- - 会社員：89名（63.1%）
- - 学生：18名（12.8%）
- - フリーランス/自営業：13名（9.2%）
- - パートアルバイト：10名（7.1%）
- - 主婦・主夫：9名（6.4%）
- - その他：3名（2.1%）
- カフェ利用頻度
- - 週1-2回：81名（55.9%）
- - 月1回程度：34名（23.4%）
- - 週3-4回：15名（10.3%）
- - 月2回以下：7名（4.8%）
- - ほぼ毎日：5名（3.4%）
- - ほとんど利用しない：3名（2.1%）

【imakoについて】
imako」は、「どのカフェも混んでいて入れない」という課題を解決するため、カフェの混雑情報を地図上で提供するサービスです。登録不要ですぐに利用でき、現在地から近くの入れるカフェを簡単に見つけることができます。時間帯・曜日ごとの混雑度を3段階で表示し、渋谷・新宿・銀座・表参道・原宿などのエリアごとに、ほぼ全てのカフェを網羅的に掲載。スタッフによる現地調査やユーザー・店舗からの混雑レビューをもとに、リアルタイムな混雑情報を提供しています。
2025年11月には、お店の席を15分間確保できる新サービス「直前席キープ」をリリース。「今から確実に入りたい」ユーザーと「空席時間を有効活用したい」店舗を繋ぐ新しいカフェ体験を提供しています。
会社概要
- 会社名：株式会社imako
- 所在地：東京都渋谷区神泉町10番15号 アネックス神泉301
- 代表取締役：浜田真衣
- 設立：2024年3月28日
- 事業内容：カフェ混雑情報プラットフォーム「imako」の企画・開発・運営

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