大月を出発し北口本宮冨士浅間神社でのご祈祷が終着点となる、富士山麓の歴史と信仰と文化を体験できる唯一無二の「富士みち」を巡る列車の旅。12月5日(金)より予約受付開始

富士山の“祈り”と“道”を結ぶ 笹一酒造 × 富士急行線、新春初詣号「富士みち列車」初の文化共同企画。
創業360年以上の歴史を誇り“富士御坂の清冽な水で醸す日本酒”を造り、富士山へ御神酒を奉納する山梨の酒蔵、笹一酒造株式会社(本社:山梨県大月市、代表取締役:天野 怜、以下「笹一酒造」)と、富士山に一番近い鉄道「富士急行線」を運営する富士急グループの富士山麓電気鉄道株式会社(本社:山梨県南都留郡富士河口湖町)は、初の共同企画として、富士山麓に根付く信仰・酒造り・食・文化をひとつに繋ぐ「富士みち」を蘇らせる「富士みち列車-新春初詣号-」を、2026年1月10日に運行することを決定し、2025年12月5日(金)より予約の受付を開始します。(予約受付URL:https://fujikyu.theshop.jp)
■「笹一酒造」と「富士急行線」、富士山が結んだ、事業の枠を越えた初の取り組み
笹一酒造の先々代の社長であり、山梨県初の民選知事として第45代~48代を務めた天野久(1892-1968) は、富士山文化の現代的基盤を形作った人物です。北口本宮冨士浅間神社本殿の国重要文化財指定の実現、富士山北麓の象徴ともいえる木造大鳥居の再建、そして富士山五合目と山麓を結ぶ富士スバルラインの建設など、富士山信仰と山梨県の観光基盤を整える事業を数多く指揮しました。この度、富士山麓で⾧年にわたり鉄道事業を営んできた富士急行線の両社が「富士みち」を基点として富士山の信仰・歴史・文化の素晴らしさ、唯一無二の魅力を知ってもらうため、企業の枠組みを越えたコラボレーションを実現します。さらには、富士山に由来する酒造・鉄道だけではなく、1900年以上の歴史があり、富士登山道の入り口でもある霊験あらたかな神社である北口本宮冨士浅間神社でのご祈祷や、富士山の麓で和食料理を提供する割烹笹一も本企画に賛同し、富士みちによってひとつに繋がる、かつてない富士山観光の体験価値を創出します。
■「富士みち列車-新春初詣号-」詳細
(予約受付URL:https://fujikyu.theshop.jp)

富士山文化を構成する「道・酒・食・祈り」の象徴
1.内 容
本列車では、大月~富士山駅間を富士登山電車で貸切運行。車内は、JR 九州の「ななつ星」などを手掛けるデザイナー・水戸岡鋭治氏がデザインした特別仕様で、富士山を満喫できる空間となっています。
車内では、旅のハイライトとして笹一酒造の日本酒テイスティングを実施。富士御坂の清冽な伏流水で醸し、北口本宮冨士浅間神社へ御神酒を奉納している笹一酒造のお酒を、地元・富士吉田市の「割烹 笹一」の料理とペアリングして提供します。その他にも、車内では日本酒や料理の紹介に加え、富士山信仰や鉄道・酒蔵の歴史についての案内も行います。さらに、富士山駅に列車が到着後、全員で北口本宮冨士浅間神社を参拝。ご祈祷を受け、笹一酒造の奉献酒を拝受する、新春にふさわしいラグジュアリーな体験となっています。
2.日 時
2026 年 1 月 10 日(土)
※富士急行線大月駅にて 10:30 より乗車受付を開始します。
3.行 程
大月駅(11:12 発)⇒東桂駅(トイレ休憩)⇒富士山駅(12:26 着)
⇒北口本宮富士浅間神社⇒解散(13:30)
※当日の詳細なスケジュール・集合場所等は、ご予約確定後にご案内いたします。
※当日の催行状況により、時刻は前後する場合があります。
4.募集人数
先着 15 組 ※本列車は 2 名 1 組でのご予約に限らせていただきます。
5.ご利用料金(1 人あたり) 22,000 円(税込)
※20 歳未満のお客様はご参加いただけません
6.料金に含まれるもの
・笹一酒造 「笹一」、 ラグジュアリー日本酒「旦」
・割烹 笹一 特製料理
・北口本宮冨士浅間神社 ご祈祷
・本列車の運行区間にかかる運賃等
※ご来場およびお帰りの際の運賃等は別途必要となります。
7.申込方法
2025 年 12 月5日(金)~1月5日(月)の期間、「富士急のりもの百貨店」にて予約販売を行います。
お申し込みはこちら:https://fujikyu.theshop.jp
【注意事項】
・インターネットのみのご予約受付となります。
・ご予約は 2 名様までです。4名様以上の場合は別々にお申し込みください。
・同一名義でお申込みいただければ、隣席になるよう最大限配慮しますが、状況によっては離れた席になる可能性もございます。
・キャンセルの際には、所定の手数料に加え、期間に応じたキャンセル料(%)が発生します。
運行日の 2 週間前から:50%
運行日の 3 日前~当日、または無断キャンセル:100%
■「富士みち列車-新春初詣号-」提供酒 旦について

旦 -DAN- 富士の清流を纏う、天の酒
「旦」とは富士の頂より現れる日の出、そこからもたらされる新たな生を表す。
霊峰富士を目指す巡礼者たちが身心を清める地であり、富士登拝の玄関口、追分として栄えた大月。この地に蔵を構えて360余年。神の山、富士信仰の中核である北口本宮冨士浅間神社に御神酒を奉納している笹一酒造が守り続けるのはその精神性と伝統。そして信仰を未来へ受け継いでいく酒造り。
「旦」の根底にあるのは至高の食中酒として、日本酒の最高峰を追求する醸造理念。この神聖なる土地に湧き出る「富士御坂清流水」と、丹念に選ばれた酒米が織りなすその風味は、深く端正で、悠久の趣を纏う。
伝統的な酵母と乳酸菌を用いた低温長期発酵により、米が秘める本質的な旨味を限界まで引き出し、料理の味わいを一層引き立てながら、どのような美食にも豊かな余韻とともに、上質なひとときをもたらす。
富士清流天酒「旦」、その一滴は清冽で荘厳。富士の頂からの光に相応しい日本酒の最高峰。
■富士山麓電気鉄道「富士急行線」について

富士山麓電気鉄道「富士急行線」
富士山への玄関口として人々が行き交う山梨の地に誕生した富士急行線。その歩みは、1926 年(大正 15 年)に設立された富士急行株式会社の前身・富士山麓電気鉄道株式会社まで遡ります。1929 年(昭和 4 年)には大月~富士吉田(現・富士山)間 23.6km で営業を開始し、のちに富士吉田~河口湖間 3.0km の延伸。山梨県東部と富士五湖を結ぶ鉄道として、旅人や地域の皆様の暮らしを支えながら、この地を走り続けてきました。
1960 年には社名を「富士急行株式会社」へ改称し、観光地・富士山へのアクセスと地域の通勤通学輸送を担う存在として、多くの皆様に支えられながら運行を続けてきました。
2022 年には鉄道事業が独立し、創業当時と同じ「富士山麓電気鉄道」の名を掲げ、再出発。
現在では、新宿と河口湖を結ぶ特急「富士回遊」が富士山エリアの主要アクセスとして広く親しまれています。また、富士山ビュー特急をはじめとする観光列車では、アテンダントによるご案内やこだわりの車内サービスを提供し、“乗ることそのものが旅の楽しみとなる時間”を創出。
さらに近年は、地元企業や沿線コンテンツとの連携を深め、富士山麓の魅力をより豊かに味わっていただけるイベントや周遊企画にも取り組んでいます。
富士急行線は、これからも富士山エリアの旅を豊かにし、この地域とともに走り続けてまいります。
富士山麓電気鉄道株式会社 会社概要
代 表 者 :石井 謙一
設 立 :2021年(令和3年)5月25日
所 在 地 :山梨県南都留郡富士河口湖町船津3641番地
事業内容:鉄道事業、索道事業等
公式HP: https://www.fujikyu-railway.jp/
■北口本宮冨士浅間神社について

富士山信仰の“吉田口登山道”を象徴する冨士山大鳥居。

北口本宮冨士浅間神社本殿。

国指定重要文化財・北口本宮冨士浅間神社拝殿。

富士山と北口本宮冨士浅間神社。森と富士山に抱かれた神域全体の風景。Photo by Akio Watanabe
景行天皇40年(西暦110年)、日本武尊ご東征の折、足柄の坂本(相模国)より酒折宮(甲斐国)へ向かう途中で当地の「大塚丘」にお立ち寄りになられ、そこから富士の神霊を親しく仰ぎ拝され「北方に美しく広がる裾野をもつ富士は、この地より拝すべし」と仰せになりました。これに従い大塚丘に鳥居が建てられ、加えて後の景行天皇50年には祠を建て浅間大神と日本武尊をお祀りし、当社の創建となりました。
天応元年(781)、富士山の噴火があり、甲斐国主の紀豊庭朝臣が卜占し、延暦7年(788)、大塚丘の北方に社殿を建立しました。これが現在社殿のある地で、ここに浅間大神をおうつしし、大塚丘には日本武尊をお祀りしました。
古代、富士のような高い山、美しい山は神のおわす山として人が入ることは禁忌でした。よって当地は、ご神体の富士山を遥かに拝み祭祀を行う場でありました。現在拝殿を囲んでいる巨木はその神域を物語っています。
時代は下って、平安時代の頃に山岳信仰が普及し、登山を実践して修行する修験道が各地で広まるとともに富士講が出現し、発展するにつれ、御山に登ること即ち祈り、とする「登拝」によって、人々は山頂を目指すようになりました。
富士講 初めて富士登山を行ったのは、大宝元年(701)の役小角という行者であるとされ、のちに富士講の開祖と仰がれる藤原角行師は、天正5年(1577)に登山しています。
■割烹笹一について

割烹笹一
昭和9年創業以来、富士のこだわりの銘酒笹一と旬の肴を、心地よい特別な空間で愉しむことができる和食の名店。富士の澄んだ空気に育てられ富士吉田と共に歩んでまいりました。これからも富士山麓の風景にとけ込んでゆけますよう、一品一品真心を込めてお届けいたします。
■笹一酒造について

笹一酒造
霊峰・富士を目指す巡礼の入り口として栄えた追分の地、山梨県大月市。この地に蔵を構えて360余年。笹一酒造株式会社は、1661年(寛文元年)に花田屋として創業いたしました。後に花田屋を継承し初代蔵元となった天野久が、1919年に現在の笹一酒造へと改称・統合し、以来、富士信仰とともに酒を醸してまいりました。
「笹一」は、日本酒を意味する「笹」と、日本一の霊峰・富士山の「一」の字を重ね、“最高の日本酒を造りたい”という願いをその名に宿しています。
創業以来、富士・御坂山地の深層地下水と山梨の風土を生かし、日本酒を醸し続けてきました。この土地の恵みを旨い酒に変えて地元の人々と分かち合う──それが笹一酒造の変わらぬ願いです。
その中で生まれたラグジュアリー日本酒ブランド “富士清流天酒『旦』” は、世界的日本酒コンクール「Kura Master 2025」にて『旦 山廃純米大吟醸 播州愛山』がプラチナ優秀賞を受賞し、また2025年にはANA国際線ファーストクラスに「旦 純米大吟醸」が正式採用されるなど、世界からも高く評価されています。
■蔵元直営ショップ 笹一酒遊館について

笹一酒造蔵元直営ショップ 「笹一酒遊館」

笹一酒造蔵元直営ショップ 「笹一酒遊館」外観

SASAICHi KRAND CAFE

SASAICHi KRAND CAFE 酒粕を使ったスイーツ
笹一酒造の敷地内には、蔵元直営ショップ「笹一酒遊館」や直営カフェ「SASAICHI KRAND CAFE(ササイチクランドカフェ)」があります。ショップでは、甲州の地酒「笹一」ブランドを初め、山梨ワインブランド「OLIFANT」や、ここでしか手に入らない商品の販売、季節によって風味が変わる、富士の水で醸す酒粕をふんだんに使用した新感覚酒粕スイーツ「笹一酒粕チーズケーキ」「笹一甘酒サンデー」「笹一甘酒グラノーラ」などを提供し、笹一の世界観をゆったりと味わえる空間になっています。
【笹一酒遊館】
営業時間:9:30~18:00
定休日:年中無休
【SASAICHI KRAND CAFE】
営業時間:
平日 11:00~16:00
土日祝 10:00~16:00
L.O.:15:30
定休日:年中無休
■笹一酒造 富士河口湖 旅の駅店について

旅の駅kawaguchiko base内、「笹一酒造 富士河口湖 旅の駅店」
富士山の麓に位置する複合型商業施設「旅の駅kawaguchiko base」内に、笹一酒造で最も歴史が古く、かつ山梨の地に根ざした銘柄「笹一」を販売するインショップ。
住所: 山梨県南都留郡富士河口湖町河口521−4
旅の駅 kawaguchiko base内
営業時間:9:30~17:30(旅の駅 kawaguchiko baseに準ずる)
※ 季節・曜日によって変更あり
H P:https://www.kawaguchikobase.com/
■笹一酒造 世界的アワード「w3 Awards2024」金賞受賞ブランドムービー「惟神の道」

世界的動画アワード「w3 Awards2024」金賞受賞ブランドムービー「惟神の道」
■公式オンラインストア/SNS
・公式オンラインストア:https://www.sasaichi.com/
・公式Instagram:https://www.instagram.com/sasaichi_shuzou/
・公式YouTube:https://www.youtube.com/@SASAICHISAKE
■関連ブランド
・富士清流天酒『旦』:https://www.sasaichi.co.jp/dan/
・富士御坂地酒『笹一』:https://www.sasaichi.co.jp/sasaichi/
・『八咫笹一』:https://www.sasaichi.co.jp/yata/
・日本ワイン『OLIFANT』:https://www.sasaichi.co.jp/olifant/
■会社概要
商号:笹一酒造株式会社
代表者:代表取締役社長 天野 怜
所在地:〒401-0024 山梨県大月市笹子町吉久保26
創業:1661年(寛文元年)
設立:1919年4月
事業内容:清酒・焼酎・果実酒・甘味果実酒の製造、販売
URL:https://www.sasaichi.co.jp/
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