料理家の松本日奈さんが、キッチンにまつわるあれこれをつづる連載「キッチンにひと工夫」。
今回は、旬の「れんこん」を使ったスープをご紹介します。
すりおろしたれんこんの「とろみ」を生かして
冬が旬の「れんこん」は、シャキシャキ、ホクホク、モチモチと、切り方や調理法で食感が変わるおもしろい食材。
今回はすりおろすことで生まれるとろみを生かして、スープをつくりました。
ナンプラーとレモンでエスニック風味にしたら、ごはんはもちろん、パンとの相性も抜群。体があたたまります。
れんこんのエスニックスープ

今回はよく洗って皮付きのまま使いましたが、皮をむいてからすりおろすと冬らしい白いスープになりますよ。どちらでも、お好みで。
<材料(2〜3皿分)>

・れんこん…200g
・鶏肉(今回はもも肉を使用)…150g
・料理酒…大さじ1
・しょうが(すりおろす)…1片
・にんにく(すりおろす)…1/2片
・水…500cc
・ナンプラー…大さじ1と1/2(なければしょうゆでもOK)
・レモン(くし切り)…皿の数にあわせて
・塩・こしょう…各適量
<つくり方>

1. 鍋に食べやすい大きさに切った鶏肉と、酒、すりおろしたしょうがとにんにくを入れる。

2. 水5を加えて火にかけ、煮立たせる。灰汁が出たら取りながら、鶏肉に火が通るまで煮る。

3. れんこんをすりおろして2の鍋に入れ、全体が透き通ってとろみがついたら、ナンプラーを加えて味をみて、足りなければ塩で味を調える。

4. 器に盛りつけてこしょうをふり、食べる直前にレモンを絞っていただく。
とろりとしたれんこんのテクスチャーとレモンの酸味のアクセントで、飽きずにいただける美味しいスープです。
ナンプラーがない場合は、代わりにしょうゆを使ってください。
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