すっかり気温も下がり、ホットコーヒーがおいしいこの季節。
毎年この時期になると、コーヒーショップから発売される冬季限定ブレンドを楽しみにしています。
今回は、カルディ・スターバックス・ブルーボトルコーヒー、3社の限定ブレンドを飲み比べてみました!
抽出レシピとポイント

まずは、それぞれの豆を比べる前にベースとなる抽出レシピをご紹介します。
・コーヒー豆12.5g(やや細挽き)
・お湯(90〜93℃)200ml
1投目(0:00):30mlを全体に注いでしっかりと蒸らす
2投目(0:40):100mlまで注ぐ
3投目(1:10):150mlまで注ぐ
4投目(1:40):200mlまで注ぐ

冬のコーヒーで意識しているのは、「1杯ずつ」「甘みを引き出す」「少し濃いめに」という3つのポイント。
寒い日はすぐに温度が下がってしまうので、カップ1杯分をあたたかい内に飲み切れる量で抽出します。
最初の1〜2投目でしっかり濃度を出すと、ブラックでも甘さが際立って、飲み終わりまで満足感のある一杯に。
また、少し濃いめに抽出することで、飲み終わりまで満足感のある一杯に仕上がります。
3つの限定ブレンドを飲み比べてみた
カルディの「ハッピーホリデイズブレンド」

カルディ 「ハッピーホリデイズブレンド/200g」 1,490円
カルディの冬限定といえば深煎りの「ノエル」が有名ですが、今回は店頭で見て気になった「ハッピーホリデイズブレンド」を選んでみました。
こちらはエチオピアやインドネシアなどの中煎りを使った、イルミネーションをイメージしたブレンドだそう。

飲んでみると、オレンジのような柑橘系のフレーバーが広がり、想像以上に明るい味わい。
しっかりとしたボディが支えてくれるので、軽やかなのに味が細くならず、冬らしいほろ苦さもきちんと残ります。
バランスが良いので、どのタイミングで飲んでも気分に寄り添ってくれそうです。
スターバックスの「クリスマス ブレンド」

スターバックス 「クリスマス ブレンド/250g」 1,980円(税込)
スターバックスの「クリスマス ブレンド」は、希少なエイジドスマトラコーヒーを使った中深煎りのブレンドです。
ちなみに、最寄りの店舗では100gから注文できました。こういった飲み比べをするときに、少量から買えるのはありがたいですね。

口に含むと、ダークチョコレートのような柔らかい甘みと、心地よい苦味が広がります。
後味にはほんのりスパイスを思わせる複雑さがあって、じんわりと冬らしい深みも。特に深煎り好きの方におすすめです。
ミルクを合わせると甘さがより引き立ち、ラテにして飲むのも相性抜群。個人的には、ミルクを少し多めにするのが好みでした。
ブルーボトルの「ウィンターブレンド」

ブルーボトル 「ウィンターブレンド/200g」 2,550円(税込)
ブルーボトルの「ウィンターブレンド」は、エチオピアとメキシコの中煎りブレンド。
ナチュラル精製のエチオピアを使っているため、パッケージを開けた瞬間に、ベリーのような華やかな香りがふわっと立ち上がります。

熟したベリーの華やかさと、少しの柑橘の爽やかさが印象的で、時間が経つと香りがさらに重なり、ベリージャムのような甘みも感じられます。
他の2つに比べて浅めの焙煎度合いですが、酸味が立ちすぎることもなく、冬の一杯らしい満足感がありました。
個人的なお気に入りは…

今回3つを飲み比べた中で、個人的に1番好きだったのはブルーボトルの「ウィンターブレンド」でした。
華やかさと甘さがまさにクリスマスを思わせる印象で、この時期にぴったり。
ボトルに入れて外で飲んだり、おうちでケーキと合わせて飲んだり、いろいろな場面で楽しみたいな〜と感じました。

それぞれの個性がしっかり感じられる3つの限定ブレンド。飲み比べだからこそ分かる違いがあって、選ぶ楽しさがありました。
コーヒーが一段とおいしいこの季節。お気に入りの冬ブレンドで、ほっとする時間を過ごしてみてくださいね。
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