和洋女子大学、併願制の選抜で手続き後に入学を辞退した受験生に入学金の一部を返還

和洋女子大学は12月5日に、文部科学省から「私立大学における入学料に係る学生の負担軽減等について」の通知を受けて、併願制の選抜で手続き後に入学を辞退した受験生の入学金を返還し、経済的な負担を軽減することを発表した。なお、同通知前の選抜(併願制)で入学手続きを行った受験生には、メールにて通知される。

入学金25万円から事務手数料などを引いた15万円を返還

今回発表された入学金返還対象となるのは、併願制の以下の入試制度で受験を行った受験生。

○総合型選抜 併願型

○学校推薦型選抜公募(専願制のこども発達学科、健康栄養学科、看護学科を除く)

○一般選抜 A日程、B日程、C日程、D日程

○大学入学共通テスト利用選抜

○社会人選抜

○外国人留学生選抜

対象者のうち、入学手続き後に入学を辞退した受験生には、入学金25万円から入学し得る地位の取得のための対価、および事務手数料10万円を引いた、15万円が返還される。

受験生は、学生募集要項に記載の日程までに入学金25万円または入学手続時納入金の全額を振り込み、その後に他大学への進学を決定した場合は、2026年3月31日16時までに「2026年度 入学辞退届・納入金返還願」を申請する必要がある。