今年の年末年始、9割超の人が「家族写真を撮りたい」と回答。パナソニックの調査で明らかに
パナソニックは12月9日に、20~70代の男女800名を対象に実施した、年末年始の家族写真・動画や思い出の記録に関する実態調査の結果を発表した。同調査は、11月17~19日の期間に行われている。
コロナ禍前と比較して写真や動画を撮る頻度が増えた方も7割以上
調査対象者に、年末年始など家族が集まる際に、写真や動画を撮ることがあるかを尋ねたところ、「よくある」と「たまにある」を合わせた割合が83.9%を占めた。
今年(2025年~26年)の年末年始には、家族写真を撮りたいと思うかを尋ねた質問では、「必ず撮りたい」と「時間があれば撮りたい」を合わせた割合が93.4%に達している。
年末年始や家族との時間を、写真や動画に記録することについて、どのように感じるかを尋ねたところ、「必要だと感じる」と「少し必要だと感じる」を合わせた割合は89.0%を占めた。
撮影するシーンは「集合写真」が7割
年末年始など家族が集まる際に、撮影するおもなシーンを尋ねた質問(複数回答)では、「集合写真」(71.5%)がもっとも多く、以下「孫や子どもとのふれあい」(57.2%)、「食事をしている時」(50.5%)が続いている。
新型コロナ禍前(19年以前)と比較して、家族との時間の過ごし方に変化があったかを尋ねたところ、「増えた」と「少し増えた」を合わせた割合が73.9%を占めた。
新型コロナ禍後(23年以降)、家族との思い出を写真や動画に残すことについて、どのように感じるようになったかを尋ねた質問では、「重要だと感じる」と「少し重要だと感じる」を合わせた割合が92.3%に達している。
新型コロナ禍前(19年以前)と比較して、家族の写真や動画を撮る頻度に変化があったかを尋ねたところ、「かなり増えた」と「少し増えた」を合わせた割合は76.0%を占めた。
新型コロナ禍前(19年以前)と比較して、家族の写真や動画を撮る頻度が「かなり増えた」または「少し増えた」と答えた人に、家族の写真や動画を撮る頻度が増えた理由を尋ねた質問(複数回答)では、「子どもや孫の成長過程を記録したいから」(72.4%)が最多となり、以下「家族間で共有したいから」(47.4%)、「家族の今を残しておきたい気持ちが強くなったから」(37.5%)が続いている。
撮影で使いたいデバイスは「スマホ」が最多に
家族との思い出を撮影する際に使いたいデバイスとしては(複数回答)、「スマートフォン」(94.8%)がもっとも多く、「コンパクトデジタルカメラ」(13.9%)や「ミラーレス一眼カメラ」(12.8%)を挙げる回答も一定数みられた。
家族との思い出を撮影する際に使いたいデバイスとして、カメラ専用機(ミラーレス一眼カメラやコンパクトデジタルカメラ)を使いたいと答えた人に、カメラ専用機を使いたい理由を尋ねたところ(複数回答)、「キレイ(高画質)に撮れる」(87.9%)が他を大きく引き離して最多となり、以下「手ブレ補正機能」(36.8%)、「高倍率ズーム」(33.5%)が続いている。
家族との思い出を撮影した後、どのように保存・共有するかを尋ねた質問(複数回答)では、「データとして保存するのみ」(47.8%)がもっとも多かった一方で、「家族で共有するためにクラウドに保存する」も37.3%に達しており、デジタルでの管理・共有が定着していることが明らかになった。「プリントしてアルバムにまとめる」(21.8%)という回答も一定数みられる。







