2025年に「捨ててスッキリした」と感じたもの、「着なくなった服・靴」が最多に

優は12月10日に、同社の運営する「粗大ゴミ回収サービス」が、全国の男女500名を対象に実施した、「年末の大掃除事情」と「今年の不要品整理」に関するアンケート調査の結果を発表した。同調査は12月に行われた。

「趣味・コレクション品」は後になって手元に置いておけばよかったと感じる

調査対象者に、2025年の年末に大掃除や片付けをする予定があるかを尋ねたところ、「すでに始めている」(40.6%)と「年末にまとめて行う予定」(37.6%)を合わせた割合が78.2%を占めた。

日頃、部屋の整理整頓や片付けは、どのくらいの頻度で行っているかを尋ねた質問では、「週に1回以上」(42.2%)がもっとも多く、「月に1回程度」(30%)がそれに続いている。一方で、「数カ月に1回程度」(16.8%)、「年に数回程度」(7.2%)、「ほとんどしていない」(3.8%)を合わせた割合が3割程度を占めた。

年末の片付けで、もっとも困ることとしては、「体力的に大変」(25.8%)が最多となり、以下「片付ける時間がない」(24.6%)、「物が多すぎて手がつけられない」(22.8%)、「粗大ごみの処理が面倒」(16.4%)、「捨て方・分別がわからない」(5.2%)が続いている。

2025年に「捨ててスッキリした」と感じたものを尋ねたところ、「着なくなった服・靴」(37.8%)がもっとも多く、「たまった書類・本・雑誌」(19%)、「使わなくなった家電」(12.9%)、「使わなくなった家具」(10.6%)、「趣味・コレクション品」(6.5%)、「子ども用品」(5%)がそれに続いた。

「捨てて後悔したもの」を尋ねた質問では、「趣味・コレクション品」(50.96%)が最多となり、以下「思い出の品」(21.15%)、「高価だった家電・ブランド品」(18.91%)、「子ども用品・成長記録」(8.97%)が続いている。後悔した理由としては、「思い出があった」(44.4%)がもっとも多く、「売れたかもしれない」(17.4%)、「後から必要になった」(11.6%)、「家族や子どもが残してほしかった」(1.8%)がそれに続いた。

「捨ててスッキリした」と感じたものの処分方法を尋ねたところ、「自治体の粗大ごみ・ごみ収集に出した」(32.39%)が最多となり、以下「フリマアプリ・リサイクルショップで売却」(23.89%)、「自分で処分した(燃えるごみ・燃えないごみなど)」(22.13%)、「不用品回収業者に依頼した」(15.79%)、「知人・家族に譲った」(5.8%)が続いている。

これから大掃除で不要品を処分する際に、どのような方法を考えているかを尋ねた質問では、「フリマアプリ・リサイクルショップで売る」(35.8%)がもっとも多く、「自治体の粗大ごみ」(31.4%)、「不用品回収業者に依頼する」(14.2%)、「知人・家族に譲る」(13.8%)、「特に何もしない」(4.9%)がそれに続いた。