【豊橋市中央図書館】江戸時代の人々が夢中になった秀吉物語、資料展「太閤記物‐庶民が憧れた太閤さん‐」１月25日まで開催中！

　２０２６年１月４日に放送開始の大河ドラマ「豊臣兄弟！」では、豊臣秀吉の弟・秀長（ひでなが）の目線で戦国時代が描かれます。ドラマ放送を機に改めて注目が集まる秀吉について理解を深めてもらおうと、豊橋市中央図書館は図書館資料展「太閤記物‐庶民が憧れた太閤さん‐」を開催します。図書館が所蔵する３種類の「太閤記物（たいこうきもの）」を通して、江戸時代の庶民にどのように秀吉の人となりや出世物語が浸透し、親しまれていったのかを探ります。
【図書館資料展「太閤記物―庶民が憧れた太閤さん」 の概要】


■開催期間：２０２５年１２月１３日（土）～２０２６年１月２５日（日）
■休館日：毎週月曜日、１／１２（月・祝）は開館
※年末年始（１２／２９～１／３）、１２／２６（金）、１／１３（火）、１／２３（金）
■時間：９：３０～１９：００（土日・祝日は１７：００まで）
■入場料：無料
■展示場所：豊橋市中央図書館２階展示コーナー
■展示資料：『太閤記』（全２２冊）、『絵本太閤記』（全８４冊）、『太閤真顕記（しんけんき）』（全１８０冊）　計２８６冊



太閤さんの人物像とは？ ３種の「太閤記物」を一挙公開
「太閤記」とは、太閤と呼ばれた豊臣秀吉の生涯を記した書物や物語の総称です。資料展では、挿絵が多く、庶民に秀吉の出世物語をひろめた『絵本太閤記』と、秀吉出世物語の決定版 『太閤記』、秀吉を扱った講談や歌舞伎のネタ本である『太閤真顕記』の合計２８６冊を一挙大公開。特に『絵本太閤記』では、江戸時代の人々へどのように「太閤さん」として秀吉の人となりが定着していったのかに着目し、解説しています。



『絵本太閤記』（当館蔵）

「太閤記物」の魅力に迫る講演会を来年１月１７日に開催
　関連イベントとして、太閤記物の魅力に迫る記念講演会「「太閤記物」の世界」を２０２６年１月１７日（土）に開催します。「太閤記物」と言われる物語群が江戸時代に軍記物として成立し、講談を通して爆発的な人気を博すに至る過程を、近年積極的に研究成果を発表し「太閤記」研究をリードしている気鋭の研究者、竹内洪介氏（就実大学講師）が語ります。

【記念講演「太閤記物」の世界」の概要】
■開催日：２０２６年１月１７日（土）１４：００～１５：３０
■講師：竹内洪介氏（就実大学講師）
■会場：豊橋市中央図書館３階集会室
■定員：６０人（応募者多数の場合は抽選）
■申込日時：２０２５年１２月１３日（土）～２０２６年１月７日（水）
■申込方法：図書館のイベント予約システム（https://www2.library.toyohashi.aichi.jp/eventUser/main/view/2483）、来館、電話（０５３２−３１−３１３１）
■抽選発表：２０２６年１月８日（木）

問い合わせ先
豊橋市中央図書館　豊橋市羽根井町48番地
電話番号：0532-31-3131
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