株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、日本最大級※1の創作絵画コンクール「第24回ドコモ未来ミュージアム」およびプログラミングコンテスト「第3回ドコモ未来ラボ」の表彰式を2025年12月20日(土)に開催し、厳正な審査を経てそれぞれの受賞作品が決定しました。
 「ドコモ未来ミュージアム」「ドコモ未来ラボ」は、未来へ歩き出す子どもたちにワクワクする経験の場をつくることで、子どもたちを応援していくプロジェクト「ドコモ未来プロジェクト」の取り組みです。





 「ドコモ未来ミュージアム」は、「僕たち私たちの未来のくらし」をテーマに、ドコモが2002年度から毎年開催している創作絵画コンクールです。今年は63,815作品の応募があり、累計応募作品数は226万点※2を超えました。地球やそこに暮らす仲間たちを大切に思う気持ちがあふれる作品や、社会にあるさまざまな課題を優しい気持ちとコミュニケーションの力で解決に導く作品などが多数集まる中、厳正な審査を経て、「ドコモ未来大賞ゴールド」10作品、「ドコモ未来大賞シルバー」10作品、「審査員特別賞」5作品の上位賞計25作品が決定しました。最優秀作品賞となる文部科学大臣賞は、和歌山県の松下 羽稀(まつした うき)さん(8歳)による「オムライスのうえでピクニック」が受賞しました。表彰式では、全25受賞作品をデジタル化し、専用のアプリで作品をスキャンすると作品の世界が現実世界に飛び出して見えるARアートを展示しました。

 「ドコモ未来ラボ」は「はじめてだって、楽しめる!」をコンセプトに、2023年度から開始されたプログラミングコンテストです。3回目となる今回は、AIを活用した先進的なアイデアから身近な人を思いやるあたたかな未来のかたちまで、自由な発想と素直な願いがのびのびと表現された作品が多く集まりました。2,364作品の応募の中から「最優秀賞」4作品、「発想力賞」4作品、「表現力賞」4作品、「未来力賞」4作品の上位賞計16作品が決定しました。表彰式当日は、最優秀賞に選ばれた子どもたちのプレゼンテーションによるグランプリ審査を行い、福岡県の西田 律希(にしだ りつき)さん(12歳)の「発語トレーニングツールことばあそび」がグランプリを受賞しました。

 ドコモは、今後も「ドコモ未来ミュージアム」「ドコモ未来ラボ」を始めとする「ドコモ未来プロジェクト」の実施を通して、次世代を担う子どもたちの夢や未来を応援してまいります。

※1 2025年6月16日(月)時点、ドコモ未来ミュージアムPR事務局調べ
※2 2025年12月22日(月)時点、ドコモ未来ミュージアムPR事務局調べ

「第24回ドコモ未来ミュージアム」概要

1.「第24回ドコモ未来ミュージアム」について
 「ドコモ未来ミュージアム」は、未来をつくる子どもたちの夢や未来を応援するため、ドコモが2002年から毎年開催している創作絵画コンクールです。本コンクールでは、例年子どもならではの自由な発想による、明るい未来や夢を描いた作品が多く応募されますが、今年は特に、地球とそこに暮らす仲間たちを愛おしく大切に思う気持ちがあふれる作品や、社会にあるさまざまな課題を優しい気持ちとコミュニケーションの力で解決に導くような作品が多く集まりました。
 また、審査員からは、「自分の日々の生活を起点に制作された作品や、応募者みなさんの頭の中で描く創造的な夢の世界を描いた作品を多く拝見し、審査員一同、パワーを受け取りました」とコメントをいただきました。

<コンクール概要>
■応募テーマ:「僕たち私たちの未来のくらし」
■応募期間:デジタル絵画部門:2024年9月9日(月)~2025年9月15日(月・祝)
      絵画部門:2025年6月16日(月)~2025年9月15日(月・祝)
■応募対象:3歳から中学生(日本国内にお住まいの方)
■賞名:
・「ドコモ未来大賞ゴールド」10作品(うち、最優秀作品賞として1作品を「文部科学大臣賞」に選出)
・「ドコモ未来大賞シルバー」10作品
・「審査員特別賞」5作品

2. 受賞作品の紹介および受賞者のコメント

■文部科学大臣賞・デジタル絵画部門「ドコモ未来大賞ゴールド」
※「文部科学大臣賞」は「ドコモ未来大賞ゴールド」受賞者より1名選出





■デジタル絵画部門「ドコモ未来大賞ゴールド」












■絵画部門「ドコモ未来大賞ゴールド」
















「ドコモ未来大賞ゴールド」受賞作品

■デジタル絵画部門「ドコモ未来大賞ゴールド」受賞作品



「文部科学大臣賞」
デジタル絵画部門 小学校1~2年生の部
松下 羽稀(まつした うき)さん 8歳 和歌山県
「オムライスのうえでピクニック」
一番大好きな食べ物オムライスの上で、みんなでピクニックをしました。






デジタル絵画部門 未就学児童の部
榎本 咲那(えのもと さな)さん 4歳 神奈川県
「何でも治せる鳥さんの未来の獣医師さん」
同居しているオウムちゃんがずっと生きていける、何でも治せる獣医師さんになる!






デジタル絵画部門 小学校3~4年生の部
本多 史(ほんだ ふみと)さん 9歳 愛知県
「恐竜と遊べる世界」
未来では恐竜が復活して、一緒に遊びたいです。






デジタル絵画部門 小学校5~6年生の部
山端 さくら(やまはた さくら)さん 11歳 東京都
「ミライ都市の中心!モリモリの木」
自然を見ていると心が安らぐので、未来の都市でも自然の美しさを感じられるような絵にしました。巨大な木のエリアで植物の研究をしたり、未来の技術でふかふかの葉っぱの服や家具を作ることができます。






デジタル絵画部門 中学生の部
塩尻 杏(しおじり あん)さん 14歳 大阪府
「Diversity」
孤独から抜け出し世界で混ざり合う様子を多様性と言う意味のカメレオンや背景を使って表現した。今は、国や地域、性、宗教で明確な区切りがあるが、未来になるにつれ人々が共存していってほしいという願いを込めた。




■絵画部門「ドコモ未来大賞ゴールド」受賞作品


絵画部門 未就学児童の部
川添 詩季(かわぞえ しき)さん 5歳 静岡県
「とけないアイスのおうち」
夏暑すぎて、アイスで出来たお家があれば涼しくていいなと思った。
お家の中では家族がアイスを食べていて、パパが落としたアイスにアリが集まってきてるよ。






絵画部門 小学校1~2年生の部
南 湊介(みなみ そうすけ)さん 7歳 大阪府
「どこでも行ける!ヤドカリ旅行」
未来の旅行は海にも、僕の好きな絵の中にもどこにでも行けます。ヤドカリは安全に目的地まで運んでくれます。ワクワクする冒険旅行に家族みんなでいきたいです。





絵画部門 小学校3~4年生の部
田中 優羽(たなか ゆう)さん 9歳 兵庫県「ぼくたちの夏休み旅行」
夢の中で、ぼくとカワウソたちが不思議な街に迷い込みました。夏休み中、ずっと旅行しています。色々な場所へ行けて、楽しい夢を見ました。






絵画部門 小学校5~6年生の部
恵古 莉彩(えご りいさ)さん 11歳 広島県「ピース=Peace」
皆の小さなピースがつながって、大きなPeaceになる優しい未来を願って。






絵画部門 中学生の部
矢野 翔悟(やの しょうご)さん 15歳 大阪府
「未来の洋上農業船」
自然エネルギーを利用した「洋上農業船」です。食料不足で苦しむ国々まで移動が可能で、船で生産された食物を持続的に提供出来ます。また、天候の良い海に移動しての生産ができ、将来の食糧不足に活躍します。





■デジタル絵画部門「ドコモ未来大賞シルバー」受賞作品
・未就学児童の部 山本 冴音(やまもと こと)さん 5歳 兵庫県 「お腹いっぱい食べたいな」
・小学校1~2年生の部 竹村 薫(たけむら かおる)さん 7歳 神奈川県 「宇宙シュノーケル」
・小学校3~4年生の部 木内 渉太(きうち しょうた)さん 9歳 静岡県 「キノコの街」
・小学校5~6年生の部 藤田 観来(ふじた みらい)さん 11歳 福岡県 「ハッピーサインボード」
・中学生の部 川西 桃加(かわにし ももか)さん 14歳 大阪府 「あなたがつくり、あなたがいろどる」

■絵画部門「ドコモ未来大賞シルバー」受賞作品
・未就学児童の部 福住 航志(ふくずみ こうし)さん 5歳 千葉県 「よるのだいぼうけん」
・小学校1~2年生の部 酒井 芽愛(さかい めあ)さん 7歳 愛媛県 「じぞくかのうな電気エネルギーの町」
・小学校3~4年生の部 高畑 海飛(たかはた かいと)さん 9歳 滋賀県 「未来の電車」
・小学校5~6年生の部 木村 美月(きむら みづき)さん 12歳 埼玉県 「星を生むクジラ」
・中学生の部 野澤 千晴(のざわ ちはる)さん 14歳 静岡県 「夢をのせた電車」

■「審査員特別賞」受賞作品
・大泉義一選 
絵画部門 井原 しあ(いはら しあ)さん 14歳 三重県 「祝福」
・城戸真亜子選 
絵画部門 持永 京香(もちなが きょうか)さん 15歳 鹿児島県 「魔法の読書時間」
・鈴木友唯選 
絵画部門 田嶋 六花(たじま りつか)さん 10歳 大阪府 「100年後のゴリラ」
・南雲治嘉選  
デジタル絵画部門 纐纈 柚葉(こうけつ ゆずは)さん 10歳 東京都 「宇宙と繋がるタブレット」
・NTTドコモ選 
絵画部門 大塚 ゆず(おおつか ゆず)さん 8歳 埼玉県 「ウェブでリアルおばあちゃん」

※年齢は作品応募時のものです。その他の受賞者・作品につきましては、下記URLよりご確認ください。
公式HP:https://docomo-mirai.tda.docomo.ne.jp/museum/library/

「第3回ドコモ未来ラボ」概要

1. 「第3回ドコモ未来ラボ」について
 「ドコモ未来ラボ」は「はじめてだって、楽しめる!」をコンセプトに、2023年度から開始されたプログラミングコンテストです。本コンテストでは、例年、「未来を自分の手でつくり出したい」という力強い気持ちや社会のさまざまな制約条件に縛られず、理屈を飛び越えた作品が多く集まるコンテストですが、今年はAIを活用した画期的なアイデアから、身近な人を思いやる未来の形まで自由な発想と素直な願いがのびのびと表現された作品が多く見受けられました。

<コンテスト概要>
■応募テーマ:「未来の新発明」
■応募期間:2025年6月16日(月)~2025年9月15日(月・祝)
■応募対象:3歳から中学生(日本国内にお住まいの方)
■賞名:
・「最優秀賞」4作品(うち、グランプリとして1件を表彰式当日のプレゼンテーション審査で決定)
・「発想力賞」4作品
・「表現力賞」4作品
・「未来力賞」4作品

2. 受賞作品の紹介および受賞者のコメント

■最優秀賞
小学校4~6年生の部 西田 律希(にしだ りつき)さん
作品名:「発語トレーニングツールことばあそび」 12歳 福岡県
※本作品はプレゼンテーション審査による「グランプリ」も受賞

作品説明:発語に不安を持つ子どもが楽しくトレーニングをするためのツールです。言語聴覚士や実際にプレイした子どもたちの意見を取り入れ、「聞く」「口」「話す」の3分野のトレーニングをできるようにしました。「聞く」では似た音を聞き分けるトレーニング、「口」では舌や口の動きを鍛えるトレーニング、「話す」では単語を発語するトレーニングができます。

コメント:頑張って作ったかいがありました。弟と妹がうまく話ができず、困っていたので作りました。言語聴覚士の先生にトレーニング内容のアドバイスをもらいました。音声認識がしやすい単語としにくい単語があるのでその中からしやすい単語かつトレーニングになる単語を見つけるのが苦労しました。発語に不安がある人でもトレーニングを続けて自信をもって話ができるようになり、活躍出来る未来を想像しました。






未就学児童の部 横田 智由希(よこた ちゆき)さん
作品名:「みらいののりもの はねロケット」 4歳 東京都

作品説明:はねロケットは、トランポリンでポヨンポヨン!ととびはね、世界中へひとっとびできる未来ののりものです。燃料を使わないので、地球にやさしいです。なかよしのお友達がアメリカに引っ越してしまったので、「すぐに会いたい!」と思って、この作品を考えました。プログラミングでは、ロケットをじょうずにとばせるように頑張りました。ふわふわの雲も使い、何回もやり直して、うまくとばせるようになりました。

コメント:一生懸命作った作品を、たくさんの人に見てもらえることになってとても嬉しいです。工夫したことは未来の乗り物を動かす方法です。お父さんから、ロケットや飛行機はたくさん燃料を使うんだよと聞いたので、トランポリンでポヨン!とはねて進むロケットなら地球に優しい乗り物になる!と思いつきました。プログラミングで大変だったのは、はねロケットを上手に飛ばすことです。私がお友達にすぐに会いに行けるだけではなく、地球にもやさしく、みんなが会いたい人に会えるといいなと思って考えました。






小学校1~3年生の部 土田 匠真(つちだ たくま)さん
作品名:「かさJIDO」 7歳 愛知県

作品説明:天気予報をキャッチして、30℃以上でプロペラを回し熱中症予防をします。決められた時間にアナウンスする事で傘忘れもなくなり、ライトがつくので夜でも安心して使えます。押し花で花ふぶきが舞う イメージのプロペラに、おじぞう様が見守ってくれています。また、天気や気温に関わらず、安全で楽しく学校へ通える未来を想像して作りました。これが僕の考える未来の傘です。

コメント:すごく嬉しくてドキドキしています。お兄ちゃんに続けて受賞出来て、次も頑張ろうと思いました。 登下校が暑くて、友達と「暑い」しか言葉が出ずに帰ってきていました。もっと楽しく学校に通いたいと思い、作りました。プロペラが回転しても壊れない丈夫な造りになるよう組み立てを工夫しました。また、傘忘れなど自分の失敗を活かした作品にしています。おじぞう様のペイントも、発泡スチロールが溶けてしまったり、何度も作り直しました。夏の暑さ、熱中症予防が出来ること、傘忘れがなくなること、暗くても安全など機能も沢山考えましたが、お友達と沢山話をして楽しく学校に通えることを想像して作りました。





中学生の部 高橋 侃(たかはし かん)さん
作品名:「野菜ゾンビ診断」 12歳 愛知県

作品説明:ゾンビ(劣化野菜)から食材を救出することで楽しく食材ロスについて考えられるツールを目指しました。具体的には野菜を撮影し、ゾンビ度(劣化具合)を診断。そこからAIによるレシピ提案をして、劣化野菜を使った料理を実際に作ってもらう仕組みになっています。日本の年間家庭系食品ロスは200万トン以上と言われています。この作品を通し、「食材を廃棄せず、大切に食べよう」と思ってくださったら嬉しいです。

コメント:中1なのに、中学生部門で最優秀賞をもらえて、とても嬉しいです。食品ロスについて学んだ際に 衝撃を受け、自分に出来ることはないかと考えていました。また、コードエディタとカメラの起動及び撮影をつないでみたら楽しそうだなと思っていたので、この機会を使ってそれらを掛け合わせようと思い、作りました。WEBアプリ作成ツールを利用して現実とカメラ内の映像に時差が出ないようにすることと、ソースコード管理サービス上にあげてURLを作ってからイラストを表示することに苦労しました。難しい社会問題の対策となりうるツールを僕が開発したことを想像しました。それを大人でも子供でもみんなが日常的に楽しく使ってくれたら、そしてそれでみんなの意識に変化が起きたらワクワクするだろうなと思いました。





■「第3回ドコモ未来ラボ」受賞者
発想力賞受賞作品
・未就学児童の部 今井 六花(いまい りっか)さん 5歳 新潟県 「水の中の冒険、息も自由に!」
・小学校1~3年生の部 村井 七菜(むらい なな)さん 6歳 東京都 「noルックボイスペーパー」
・小学校4~6年生の部 佐藤 琢磨(さとう たくま)さん 10歳 大分県 「どこでもハローマスク」
・中学生の部 猪股 司(いのまた つかさ)さん 13歳 東京都 「デジタル絵手紙体験シミュレーター」

表現力賞受賞作品
・未就学児童の部 澤田 瀬央(さわだ せお)さん 6歳 山梨県 「どこでもふうせん」
・小学校1~3年生の部 高橋 奏翔(たかはし かなと)さん 9歳 神奈川県 「海洋プラスチックごみ回収ロボット」
・小学校4~6年生の部 山端 さくら(やまはた さくら)さん 11歳 東京都 「ミライ都市でモリモリの木を探検しよう!」
・中学生の部 福田 純平(ふくだ じゅんぺい)さん 13歳 愛媛県 「駅ナビ」

未来力賞受賞作品
・未就学児童の部 山田 華愛(やまだ かのん)さん 5歳 神奈川県 「あなたのおともだち」
・小学校1~3年生の部 村山 禅(むらやま ぜん)さん 9歳 福岡県 「ペットボトルと缶を分別する機械」
・小学校4~6年生の部 菅原 快晴(すがわら かいせい)さん 9歳 岩手県 「やさしさマイニング銀行 未来の仮想通貨プロジェクト」
・中学生の部 渡邊 倖大(わたなべ こうた)さん 14歳 千葉県 「未来のバイク」


※年齢は作品応募時のものです。その他の受賞者・作品につきましては、下記URLよりご確認ください。
公式HP:https://docomo-mirai.tda.docomo.ne.jp/lab/library/
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