株式会社大洋図書は12月23日(火)、『東京アンダーグラウンド』を刊行いたしました!
東京という巨大都市は、成功と欲望の光に満ち、その輝きの裏側には、歴史的な事件の現場、挫折した人生、そして深夜に蠢く人間の本音が渦巻く、深い「闇」が存在します。
この本は、従来の本では決して触れられない、東京の「ディープスポット」を巡る、これまでになかった街歩きのための一冊です。

監修は、『全裸監督』原作者であり、都会や人間の裏側を描き続けてきた本橋信宏氏。
人間の心の表裏を深く見つめる「バブル焼け跡派」のノンフィクション作家が、独自の視点で街の魅力を紹介します。

本書は以下の街やエリア…つまり【生々しい人間の暮らす土地】をエリアごとに紹介します。その場所で起こった事件や歴史的な出来事、さらにはそこでしか得ることができない、あるいは触れることができない風俗や文化情報を伝えます。

上野、池袋、高田馬場、赤羽、鶯谷、渋谷円山町、東村山、新宿歌舞伎町、新大久保、新橋の土地に色濃く漂う空気感を伝えるとともに、東京という街の陰影に触れるために、監修者が厳選したエリアの情報がパッケージされています。

マンガや小説といったサブカルチャー、未解決事件、うかがい知れない性など、男女が織りなす街の裏側、成功と失敗を分けた人間のドラマの舞台でもあるこれらの街は、単なる風景ではなく、人間のドラマと歴史の重層性を発見し、昭和にあった「生きた手触り」、そして「リアルな東京の姿」を体感することのできる、新しい東京の見方を提案します。
東京で生き、東京を訪れるすべての人々に巨大都市の奥に眠る人間の本質を探る体験を深めるための一冊です。

目次
【1st area】
上野/いまも生き残る終戦以来80年の暗部
【2nd area】
池袋/“東”と“西”で一変。二面性が染みついた暗闇
【3rd area】
高田馬場/行き所なくうごめく青春の欲望たち
【4th area】
赤羽/ピンク性産業と“北の玄関”の限界団地
【5th area】
鶯谷/ラブホが乱立する改札目の前の風景
【6th area】
渋谷円山町/渋谷カルチャーの先。夜の経済圏の栄枯盛衰
【7th area】
東村山/平和な郊外住宅地に隠されたスター伝説と闇
【8th area】
新宿歌舞伎町/“すわりんぼ”まで登場。なんでもありの欲望街
【9th area】
新大久保/華のコリアンストリートと多国籍化進行の闇
【10th area】
新橋ラブホがゆるされないサラリーマンの天国
監修 本橋信宏(もとはし・のぶひろ)
1956年生まれ。埼玉県所沢市出身。早稲田大学政治経済学部卒。日本のノンフィクション作家、ルポライター。小説、エッセイ、評論と幅広いジャンルで活動。雑誌メディアを中心に、政治思想からサブカルチャーまで多岐にわたるテーマを手掛ける。『東京の異界 渋谷円山町』『東京最後の異界 鶯谷』『歌舞伎町アンダーグラウンド』『高田馬場アンダーグラウンド』など、「アンダーグラウンド」シリーズ多数。2019年には、自身の著書である『全裸監督 村西とおる伝』(新潮文庫/太田出版)がNetflixでドラマ化され、世界190ヵ国に配信され大ヒットを記録。その他、『全裸編集部』『裏本時代』『AV時代』『ベストセラー伝説』など、著書多数。
【書籍概要】
書名:『東京アンダーグラウンド』
発行・発売:大洋図書
発売日:2025年12月23日
定価:1,925円(税込)
判型:A5判
仕様:総192頁
株式会社:大洋図書
商品ページURL:https://taiyohgroup.jp/book/nonfiction/id005626/
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