名古屋商科大学では、毎年12月に経営管理課程(Global BBA)4年次学生によるケース発表会を実施しています。経営管理課程は英語による学位課程であり、授業はすべて英語で行われ、ケースライティングが卒業論文に代わる卒業課題として位置付けられています。



ケースライティングについて
ケースライティングとは、特定の企業を選び、実際の授業で使用される教材(ケース)を作成することを指します。名古屋商科大学のGlobal BBAでは、卒業論文に代わり、学生が自ら執筆したオリジナルケースの提出を卒業要件としています。本プログラムではケースメソッドを中心とした授業を行っており、授業内でのディスカッションや分析の経験が、ケース執筆に直接生かされています。
ケースの発表について
今回の発表者のテーマには、韓国の芸能企業HYBEを題材としたケースやモサック・フォンセカ社をめぐるパナマ文書を題材とした国際的なケース、任天堂を対象とした企業ケースなど、多様な分野と視点が含まれていました。





発表では、すでに提出済みのオリジナルケースについて、背景や課題設定、分析の視点を中心に概要が説明されました。さらに、ティーチングノートの構成にも触れ、教員が実際に授業で使用する立場に立って、どの科目で、どのような教育目的のもとで活用するのかについて具体的に示されました。デザイン思考を扱う科目での活用方法など、授業展開を想定した説明も行われました。

いずれの発表も、これまで名古屋商科大学 経営管理課程(Global BBA)で培ってきたケースメソッド授業の経験を踏まえ、内容が十分に練られたものとなっており、実践的な学びの成果が示される機会となりました。
名古屋商科大学について
1953年の創立以来、世界標準の経営教育を追求して国内初となる3つの国際認証(トリプルクラウン)を取得。現在は5学部10学科2研究科を設置し、世界63カ国189校の提携校と交換留学や国際ボランティアなどを積極的に実施。ビジネススクール(経営大学院)は、世界QSランキングにおいて5年連続で国内第1位を獲得し、Times Higher Education rankingの日本版において、国際性の分野で東海北陸地区で第1位、国内では第15位にランクイン。
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