「アートプロジェクト」を主催する商業施設 WACCA IKEBUKURO




各線池袋駅東口徒歩3分、人と人との繋がりをテーマとした新しい価値と魅力の創出を目指す複合商業ビル「WACCA(ワッカ)池袋」(栄真株式会社:東京都豊島区、代表取締役社長 簱栄一郎)では、エッジのある多様な取り組みや面白いチャレンジを受け入れられる施設を目指しながら、施設としての可能性をより掘り下げるため、「場所や地域」を題材とした新しい価値観を提示してくれるようなアートを対象とし、展覧会の機会提供などの支援を行っています。

松井 祐生(関川 卓哉)/ WACCA IKEBUKURO Winter Art Direction 2025-2026
今回は館内1階から4階までを使い、アーティスト・松井祐生(関川卓哉)による多様な作品を展示しています。
今回の展示では、池袋の「動き」や「記憶」に着目し、松井が独自の視点で地域をリサーチしながら作品を制作しました。
WACCA 池袋に訪れる方々から募集したスマホ写真をもとにした作品や、
池袋のシンボルである“ふくろう” と池袋駅の“ハブ機能” をきっかけに生まれたインスタレーション、
鑑賞する人の動きによって姿を現す映像作品など、
日常の中にある記憶や景色を、少し違った角度から見つめ直す表現が並びます。
アートに詳しい方はもちろん、普段あまり触れる機会がない方でも、気軽に “歩きながら楽しめる” ように展示を配置しました。
少し立ち止まってみると、自分のスマホの中にある写真や、池袋での思い出、日々の小さな記録と重なる瞬間があるかもしれません。
この冬、館内をめぐりながら「こんな見え方もあるんだな」と新しい発見をしていただけたら嬉しく思います。

日時:2025年12月7日(日)~2026年2月1日(日)  10時~21時 
場所:WACCA池袋館内各所(1階エントランス、4階galleryスペース、ほか)










主催|WACCA 池袋
アーティスト|松井 祐生(関川 卓哉)
企画・コーディネート|冠 那菜奈
インストールディレクション|田中 勘太郎
インストーラー|田中 勘太郎、海野 林太郎、ずんち、須崎 陽、作田 道隆、石井 奏士郎
        山本 倫広(magnecto.)、戸井田 雄(Meets by Arts)

▼アーティストプロフィール▼


【松井 祐生(関川 卓哉)】 Instagram
東京都出身。
駒澤大学法学部を卒業後、社会人を経て2016 年写真新世紀受賞を機に独学で映像/ 写真/ ペインティング/3D 制作を始める。近年はVR や3D をもちいたインスタレーション作品なども制作。
2024 年に幼少期のトラウマから起因する重度の強迫性障がいがあることを告白。そのような精神疾患という背景から「パンダへの変身願望」「エンベロープ/ ウイルス/ スマホ」「ヴァンダリズムとしての写真」などをテーマとし制作している。
尚、2022 年より、「松井 祐生(関川卓哉)」にて活動。関川卓哉は高校の同級生だが、互いに攻殻機動隊における「タチコマ」に近い感覚(お互いの脳がクラウドを共有し、知識と経験を同期できる感覚)と気づき、必要に応じ共同で制作をしている。



受賞歴
2016 年 写真新世紀優秀賞受賞(SFMOMA エリン・オトゥール氏選)
2018 年 AthePhotoFestival 特別賞
2019 年 KYOTOGRAPHIE International Portfolio Review 太田睦子賞
2020 年 IMA NEXT グランプリ( ホンマタカシ氏選)
2020 年 TOKYOFRONTLINE 準グランプリ
2021 年 IMA NEXT ショートリスト選出(ヴィヴィアン・サッセン氏選)

主な展示
2016 年「写真新世紀展」( 東京都写真美術館/CANON 主催)、
2022 年「 Private House 生きられた家」
2022 年「現代写真のアナキズム Ontological Anarchy on Photo」( 日本橋アナーキー文化センター/ MIHARAYASUHIRO)
2022 年「ソノ アイダ# 新有楽町/ I Count Three Bodies」(株式会社アトム企画、三菱地所、YAU 協力)
2023 年「踊りを忘れた身体のためのバレ/YAU OPEN STUDIO 2023」( 三菱地所、YAU 協力)
2023 年「さよならアナーキー文化センター展」( 日本橋アナーキー文化センター/ MIHARAYASUHIRO)
2023 年 完全自主企画個展 『Etiquette/ Excavation /Affection』(銀座奥野ビル)
2023 年 最終企画展示『 いつものソノ アイダ』(株式会社アトム企画)
2024 年 個展「The Phony on the Cliff」(コートヤード広尾)
2024 年「KK LINE ARCHIVE PROJECT @ GINZA SKY WALK 2024/TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH」
2024 年 循環する宮殿(Mikke Gallery)
2025 年「 NEW ANXIETIES /TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH in Seoul」(N/A Gallery & FF Seoul )

▼企画・コーディネートプロフィール▼


【冠 那菜奈】  website
アートメディエーター
武蔵野美術大学芸術文化学科芸術文化プロデュースコース卒業。大学内外でアートマネジメントを勉強しながら卒業後も様々なアートプロジェクト・企画に関わる。自分自身がメディア(媒介)となって、魅力的な人をつなぎ、情報を伝えていくことを目指す。それぞれのニーズに合わせて企画やコーディネート、マネージメント、広報・PRなどを担当。
主な活動・企画として、としまアートステーション構想コーディネーター、東京芸術祭広報チーフ、PROJECT ATAMIプログラムディレクター、MEET YOUR ART FESITIVAL 2025アートエキシビションプロダクションチーフなどがある。




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●WACCA池袋概要
WACCA池袋(2014年9月開業)はサスティナブルな「つながり」を大切にした環境配慮型の商業施設。多くの方が、限られたスペースの中で、より快適に利用できるような施設にすることを基本コンセプトにしたユニバーサルデザイン設計、世界一ハッピーな駐車場※1を併設する。
※1「明るく」「文字が大きく」「わかりやすいサイン」「感謝の気持ち」をコンセプトにした仕掛けを盛り込んだ駐車場
施設概要: 地上8階・地下4階・塔屋1階、地下B1からB4に収容台数100台駐車場併設(自走式・24時間年中無休)
運営会社: 栄真株式会社(1983年12月設立) 代表取締役社長 籏栄一郎
営業時間: 10:00~(店舗営業時間に準ずる) 定 休 日: 無休(年末年始を除く)
https://wacca.tokyo/rental-space/#artspace
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