― 三和酒類史上初の快挙 ―
三和酒類株式会社(本社:大分県宇佐市、社長:西和紀)が運営する、安心院葡萄酒工房(大分県宇佐市 / 工房長 古屋浩二)で醸造された『安心院ワイン アルバリーニョ 下毛』(vin.2024)と『安心院スパークリングワイン赤』(vin.2022)が、アジア最大規模の国際的ワインコンペティション「ジャパン・ワイン・チャレンジ2025(Japan Wine Challenge 2025)」において、最高峰の評価である【トロフィー賞(最優秀ワイン)】を受賞しました。
なお、本件につきまして、当社代表取締役社長 西和紀と安心院葡萄酒工房 工房長 古屋浩二が、12月24日に大分県庁をお訪ねし、大分県知事 佐藤樹一郎様に受賞報告を行いました。

今年で28回目を迎えた同コンペティションには、世界17か国から、日本国内で流通する1,000点以上のワインが出品されました。その中で、わずか14銘柄に25部門で最高峰の評価を示すトロフィー賞が授与され、『安心院ワイン アルバリーニョ 下毛』(vin.2024)がトロフィー賞4冠、『安心院スパークリングワイン赤』(vin.2022)がトロフィー賞2冠を獲得する快挙となりました。ひとつのワイナリーの複数銘柄のトロフィー賞獲得は全ワイナリーの中で当社のみ、また、複数のトロフィー賞を受賞したワインは、日本のワインの中で当社の2銘柄のみとなります。さらに、安心院葡萄酒工房は、世界的なグラスメーカーRIEDEL社より、最も優れた白ワインを生み出す造り手として、【リーデル賞】を授与されました。
この度の受賞は、私共のお声掛けに応じてぶどう作りにご協力をくださる地元のぶどう生産者の皆様方のご尽力をはじめ、当社のこれまでのワインづくりに対する取り組みが高く評価されたものと、大変意義深く受け止めています。当社では、この受賞を機に、安心院独自の新たなぶどう品種の栽培研究や醸造技術の一層の向上に取り組み、“地域に根差した、皆様に愛されるワインづくり”を続けてまいります。
結果発表ページ
「ジャパン・ワイン・チャレンジ(Japan Wine Challenge)」 とは
「ジャパン・ワイン・チャレンジ(Japan Wine Challenge)」は、1997年に設立されたアジア最大規模の国際的ワインコンペティションで、日本国内で流通する世界各国のワインを対象としています。
審査は全てブラインド・テイスティング方式で、国内外30名以上の審査員によって、20点満点・0.5点刻みで採点され、【プラチナ賞(19.0点以上)】【ゴールド賞(18.0点以上)】【シルバー賞(17.0点以上)】【ブロンズ賞(15.5点以上)】が授与されます。さらに、プラチナ賞、ゴールド賞を獲得したワインの中で再審査が行われ、最も優れたワインに【トロフィー賞(最優秀ワイン)】が贈られます。
28回目を迎えた今年は、世界17ヵ国から1,000点以上のワインがエントリーし、トロフィー賞25点、プラチナ賞23点、ゴールド賞74点、シルバー賞154点、ブロンズ賞240点が授与されました。
公式サイト
『安心院ワイン アルバリーニョ 下毛』(vin.2024)
■トロフィー賞(最優秀ワイン)
・最優秀白ワイン トロフィー賞(Trophy for Best White Wine)
・最優秀新世界白ワイン トロフィー賞(Trophy for Best New World White Wine)
・最優秀日本ワイン トロフィー賞(Trophy for Best Japanese Wine)
・最優秀日本白ワイン トロフィー賞(Trophy for Best Japanese White Wine)

アプリコットやピーチの様な香りが鮮烈に感じられる爽やかな辛口の白ワインです。

商品ページ
『安心院スパークリングワイン赤』(vin.2022)
■トロフィー賞(最優秀ワイン)
・最優秀日本スパークリングワイン トロフィー賞(Trophy for Best Japanese Sparkling Wine)
・最優秀日本スパークリング赤ワイン トロフィー賞(Trophy for Best Japanese Sparkling Red Wine)

瓶内2次発酵によるきめ細かな泡立ち、深紅の色合い、重厚な香りと心地よい旨味をお楽しみください。

商品ページ
【安心院葡萄酒工房 工房長 兼 ヴィンヤードマネージャー 古屋 浩二 コメント】

2001年に安心院葡萄酒工房を立ち上げた後、安心院町で栽培に適したぶどう品種の模索を続けてきました。
世界中には数多くの品種がありますが、その中から小公子は2009年、アルバリーニョは2011年に試験栽培を開始しました。
栽培開始後は、品種の特徴をより表現できるワインスタイルを追求し、さまざまな醸造方法を検討しながら進めてきました。今回の受賞は、産地の特徴がワインの品質として表現され、それが評価された結果だと考えており、大変うれしく受け止めています。
品種の選定を含めると、ワインづくりには長い時間がかかります。これからも農業を含め、継続可能なぶどう栽培とワインづくりを進めてまいります。
安心院葡萄酒工房とは
安心院葡萄酒工房は、三和酒類株式会社が大分県宇佐市安心院町(あじむまち)で運営するワイナリーです。霧深い盆地であるこの地特有の温度差の激しい気候を活かし、良質のぶどうを育て、芳醇なワインを醸します。
三和酒類は1971年にワインの醸造を開始し、2001年10月に安心院葡萄酒工房を開園しました。杜の中のワイナリーをイメージした緑あふれる園内には、醸造場、貯蔵庫、ぶどう畑、試飲ショップなどたくさんの見所があり、製造工程や栽培中のぶどうの見学はもちろん、ワインの試飲やショッピングなどがお楽しみいただけます。
また、高品位のワインを生み出す醸造場を表彰する「日本ワイナリーアワード」において、最高位の『五つ星ワイナリー』に2019年から7年連続選ばれています。五つ星獲得は西日本で唯一となります。

■所在地:大分県宇佐市安心院町下毛798
■営業時間:9 時~16 時(園内見学17 時まで可)
■定休日:毎週火曜日(祝日の場合営業)、年末年始
■入園料:無料
■HP:安心院ワインブランドサイト https://www.ajimu-winery.co.jp
■オンラインショップ:三和酒類ONLINE SHOP https://shop.sanwa-shurui.co.jp/shopbrand/ajimu
三和酒類株式会社とは
三和酒類株式会社は、本格麦焼酎「いいちこ」をはじめ、本格焼酎・日本酒・ワイン・ブランデー・リキュール・スピリッツ・発泡酒に加え、麦焼酎の醸造工程でつくられる大麦発酵液を原料とした食品素材など、発酵に関わるものづくりを幅広く手がける総合醸造企業です。
■本社 :大分県宇佐市大字山本2231番地の1
■設立 :1958年
■事業内容:酒類食品製造業
■HP:https://www.sanwa-shurui.co.jp
■オンラインショップ:三和酒類ONLINE SHOP https://shop.sanwa-shurui.co.jp
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