~“おいしい”を大切にしてきた中村屋が届ける新規事業のPR 試食会レポート~

株式会社中村屋(本社︓東京都新宿区、代表取締役社長 島田裕之、東証スタンダード︓2204、以下 中村屋)は、スープを提供する法人向けオフィス常設型の社食サービス「Office Stand By You(オフィス スタンド バイ ユー)」の本格提供を開始するにあたって、PR試食会を都内で開催しました。
「Office Stand By You」は、毎日仕事を頑張るオフィスで働く人々においしいスープをお届けする、オフィス常設型の社食サービスです。シェフが開発した常温保管が可能なスープを、電子レンジでたった90秒温めるだけで食べることができます。
「Office Stand By You」サービス紹介ページ︓https://officestandbyyou.nakamuraya.co.jp/LP01
PR試食会の当日は、代表取締役社長の島田裕之をはじめ、文化・事業創造室の企画担当や、商品開発を担当したシェフが登壇し、中村屋が大切にしてきた想いと歴史、新サービスが誕生した背景などについて説明しました。また、導入企業を代表して株式会社アーバネットコーポレーションの八木さまにもご登壇いただき、現場での利用状況などリアルな声をお聞きしました。
「おいしさ」を追求してきた中村屋が、新たな価値を届けるために
中村屋は「真の価値を追求し、その喜びを分かち合う」という理念のもと、常に時代の変化を捉えた食の提案を続け てきました。1927年の喫茶部(レストラン)開設から培ってきた調理技術と、お客さまの生の声を商品化につなげるノウハウをもとに、「おいしさ」へ向き合い続けています。昨今、ウェルビーイングや「健康経営(R)」(※)への関心が高まる一方で、オフィスで働く人の食生活においては、多忙な日々の中で満足のいく食事を十分に取ることが難しい、といったお悩みや課題感が顕在化しています。こうした現代の課題に向き合い、中村屋のビジョンである「創意工夫と挑戦でこれからのくらしを豊かにする」を体現する新たな試みとして誕生したのがオフィス常設型の社食サービス「Office Stand By You」です。
今回は、その「Office Stand By You」が誕生するに至った背景や、商品開発の秘話、商品の魅力について多くの方にご理解いただきたいと考え、試食会を開催しました。本イベントには、メディア関係者の方々総勢48名さまがご参加くださり、福利厚生としての「常設型の社食サービス」への関心度の高さがうかがえました。
【当日のトピックス】
(1)中村屋の大切にしてきた想いと歴史
(2)「Office Stand By You」サービス誕生の背景と概要
(3)開発のこだわりと商品詳細、おすすめの食べ合わせ
(4)導入企業ご担当者さまより利用状況について(トークセッション)
※「健康経営(R)」は、NPO 法人健康経営研究会の登録商標です
「創意工夫と挑戦」のDNA。中村屋が目指す、時代に溶け込む新たな食の提案

代表取締役社長 島田裕之
中村屋の歩みは1901年、当時まだ馴染みのなかったパンを「これからのくらしに役立ち定着する」と確信して創業した挑戦から始まりました。代表取締役社長の島田は、この創業者の精神を継承しつつ、次の100年を歩むための羅針盤として2021年に経営理念を刷新した背景について触れました。新たな理念「真の価値を追求し、その喜びを分かち合う」には、お客さまや従業員、そして社会に対して提供できる「本当の価値」を真剣に問い続け、真の喜びを共創する会社でありたいという強い決意が込められています。
こうした想いを具体化するためのビジョンが、「創意工夫と挑戦でこれからのくらしに溶け込む、喜んでもらえる食を提案する」です。島田は、新規事業である「Office Stand By You」が、まさにこのビジョンに基づき、現代のオフィスという新たな生活シーンにおいて新しい価値を提案し、働く人々の笑顔を支えるための重要な挑戦であると位置づけました。
「プラス一品」が変えるオフィスの日常。“おいしい”で笑顔と活力を生み出す、新しい食習慣の提案

文化・事業創造室 石原広大
続けて、「Office Stand By You」事業を企画した石原より、サービス誕生の背景と目指す姿について説明しました。中村屋が新たに立ち上げた「Office Stand By You」は、「“おいしい”でオフィスを笑顔に」というビジョンを掲げています。近年の物価高による外食コストの上昇や、多忙な業務の合間に満足のいく食事を取ることが難しいといった課題感に対し、手軽にオフィスでの食事を豊かにする「常設型の社食サービス」として開発されました。
本サービスが目指すのは、単なる食事の提供を超えた、スープを「プラス一品」加えることで生まれる豊かな食体験の創出です。お弁当やコンビニの軽食に温かいスープを添えることは、彩りや栄養バランスを整えるだけでなく、仕事中の心身のリラックスや「温活」にも繋がります。
さらに、本事業は社会的なトレンドである「健康経営」や、実質的な手取り増に繋がる「第3の賃上げ」への貢献も視野に入れています。専用什器やカトラリーも一括提供するため、設置するだけで手軽に導入・利用でき、少ない管理の手間で職場の食環境の質を高める「健康経営」の取り組みを始めることが可能です。また、福利厚生の一環として企業が費用の一部を負担することで、従業員がお買い求めしやすい価格で高品質な食を楽しめる仕組みとなっております。中村屋は本サービスを通じ、オフィスの日常に笑顔と活力をもたらす、新しい職場文化の創造を提案してまいります。
⽼舗レストランの技術と製造ノウハウの融合。開発担当シェフが明かす「品質」へのこだわり

食品開発部 金谷将史
こうした新しい食習慣を支える根幹となるのが、中村屋が1927 年から培ってきた調理技術です。開発を担当したシェフの金谷が、メニューに込めた想いと開発の裏側について詳しく話をしました。
今回の開発においては、「体に優しく、味わいも優しいもの」という企画からのリクエストに対し、素材本来の味を最大限に引き出す手法が追求されています。金谷は、「お客さまが少しでも笑顔になったり、幸せを感じていただけるような商品の設計を心がけました」と、開発に込めた願いを語りました。その背景にあるのは、金谷自身がレストランの現場で約20年にわたり磨き続けてきた経験と知識です。中村屋では、外食の最前線を知るシェフがレトルト食品の生産・設計開発部門へ入り、厨房の味をいかに工場で再現するかを追求する独自の体制を敷いています。
さらに、品質を担保するために⾮常に厳しい商品化プロセスを導入しています。社長の承認に加えて「テイスター」と呼ばれる味の最終判断を行うシェフが承認したものでなければ商品化できない基準を設けており、今回のラインナップもこの難関を突破して完成した自信作です。
「プラス一品」で広がる食の楽しみ。各メニューの特長とおすすめのペアリング
「Office Stand By You」では、その日の気分やライフスタイルに合わせて選べるバラエティ豊かなラインナップを用意しています。PR 試食会ではシェフの金谷より、それぞれのスープが持つ素材の個性を引き立てる、オフィスならではの新しい食べ方を提案しました。●ボルシチ
中村屋の伝統を受け継ぐ一品。トマトとビーツの深いコクのある味わいが特徴です。じゃがいもやにんじんのゴロっとした具材感があり、コンビニエンスストアの肉系ホットスナックを合わせることで、より満足感のある食事として楽しめます。

●クラムチャウダー
料理発祥の地で使われているアメリカ産の⼆枚⾙「オーシャンクラム」の旨みを凝縮し、バターでソテーした野菜と牛乳をベースに濃厚に仕上げました。⿂介の豊かな風味が、パンやベーグルとの相性抜群です。

●ビスクスープ×玄米
オマール海⽼と紅ズワイガニをぜいたくに使用した風味豊かなスープに、玄米を加えています。小腹を満たしたい時の「軽食」として、あるいはサラダやフルーツを添えたヘルシーなランチとしてもおすすめです。

●ミネストローネ
9 種の具材と押し⻨入りで、1 食113kcal とヘルシーながら満足感のある仕立てです。1/3 日分の野菜(※)を使用しており、手軽に野菜不足を解消したい時、お弁当やカップ麺の「プラス一品」として最適です。
※1 日の野菜摂取量の目安は350g(厚生労働省「健康日本21」より)
ミネストローネではその1/3 量を使用しています(生野菜換算)

●スープカリー
カツオ・昆布・オマール海⽼の3 種の出汁に、中村屋オリジナルのガラムマサラを効かせたスパイスフルな一品です。オフィスで定番のおにぎりとの相性は抜群で、うどんに合わせて「カレーうどん」にするなどのアレンジも楽しめます。

●オニオンスープ
インドカリーにも使用される淡路島産⽟ねぎを2 種類のソテー手法で使い分け、スープに溶け込む⽢みと食感を両立させました。チーズとの相性が⾮常に良いため、中村屋の「ピザまん」などと一緒に召し上がっていただくのもおすすめです。

「おいしいから続く健康経営」。導入企業が語る、オフィスにおける食の新たな役割

左から、文化・事業創造室 ⿑木美怜と株式会社アーバネットコーポレーションの八木さま
トークセッションでは、実際に「Office Stand By You」を導入している株式会社アーバネットコーポレーションの八木さまをゲストに迎え、導入の背景や社内での反響についてお話を伺いました。
マンションデベロッパーである同社は、昨年本社を霞が関ビルディングの35階に移転しました。⾮常に魅力的なオフィス環境である一方で、高層ビル特有の課題として「ランチタイムのエレベーターの混雑や周辺飲食店の賑わい」があり、社内で手軽に食事を完結できるニーズが高まっていたといいます。
同社では以前から「健康が全て」という代表の強い想いのもと健康経営に注力しており、移転を機に食の面でのサポートも強化することを決めたそうです。既に他社の置き型の社食サービスを2 社導入していましたが、さらなる食の充実を目指し、本サービスの採用に至りました。
導入にあたって唯一懸念されていたのは、1食が100円程度で楽しめる既存サービスに対し、本サービスは250 円(従業員購入価格は企業負担率により変更可)と価格差があった点です。しかし、トライアルを経て八木さまが実感したのは「おいしさ」が持つ力でした。 「高くても本当においしいもの、体にいいものであれば、従業員はしっかり自分でお金を払って購入するのだと実感できました。おいしいから食べるというポジティブな理由は、長期的な健康支援に繋がると思います」と八木さまは話します。
実際に導入が始まると、野菜不足を気にする社員から1/3 日分の野菜が摂れるミネストローネが支持されるなど、健康意識の向上に寄与しています。さらに、「電子レンジの前で『どのスープが好き︖』といったコミュニケーションが生まれている」という、当初は予想していなかった副次的な効果についても明かされました。
最後に八木さまは、「これからも食に関するサポートには力を入れていきたい。季節ごとの新メニューも期待しています」と、本サービスへの展望を語ってくださいました。中村屋の担当者である⿑木は、“おいしい”を大切にする中村屋が、より多くのオフィスをスープで笑顔にしていく決意を述べ、セッションを締めくくりました。
「Office Stand By You」とは

⽼舗「中村屋」の新たな事業への挑戦として立ち上げた、法人向けオフィス常設型の社食サービスです。オフィスでの食の時間をより豊かにし、働く活力や心のゆとりを支えることを目指して、1927年のレストラン開設から培った調理技術を生かし、シェフが開発したオフィス専用のスープをお届けします。
1.月額利用料と商品代の一部を企業が負担し、従業員が手軽に購入可能
2.スープを毎月ご契約数お届けし、食の面での健康経営の取り組みをサポート
3.レトルト食品のため常温で保管でき、賞味期間が長く(※)、防災備蓄としても活用可能
4.商品の購入はキャッシュレス決済のため、現金管理が不要
※製造日より1 年間の賞味期間です。出荷日を含め、3カ月以上のものをお届けします
サービス紹介ページ︓https://officestandbyyou.nakamuraya.co.jp/LP01
【Office Stand By You についてのお問い合わせ】
株式会社中村屋 「Office Stand By You」運営事務局
TEL︓03-5325-2705 /Email︓osby_info@nakamuraya.co.jp
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