
「社会をにぎやかに!」を企業理念に、通信インフラ事業と地域振興事業を手掛ける株式会社ALL CONNECT(オールコネクト、代表取締役社長:岩井 宏太、本社:福井県福井市)は、子会社である「株式会社福井ブローウィンズ」を通じて、地域と連携したキャリア教育支援に取り組んでいます。
福井県立丸岡高等学校にて、11月19日より全3回にわたる特別講座を実施し、12月19日には、高校生らが考えた「ファンづくり作戦」を福井ブローウィンズ担当者らにプレゼンする機会も設けられました。
■地域と連携した教育プロジェクト

2024年4月、福井ブローウィンズは福井県坂井市と「包括連携協定」を締結しました。
その後、福井県が直面する大きな課題「若者の県外流出」を解決すべく、坂井市の福井県立丸岡高等学校をモデル校に指定し、2025年3月、福井県坂井市・丸岡高校・福井ブローウィンズが「キャリア教育授業連携協定」を結び、地域・学校・企業が一体となった新しい教育プロジェクトをスタートさせました。
この取り組みは、「高校在学中に10社以上の企業を知る機会を創出する」というコンセプトのもと、キャリア教育授業を通じ“社会のリアル”を学べるカリキュラムを丸岡高校が独自に展開する学校設定教科「みらい」の一環として設定。
地元企業について“授業”の中で働く人、会社の雰囲気、仕事内容、会社の課題などを知る経験を積むことができます。
▼キャリア連携教育についての詳細
坂井市×福井県立丸岡高等学校×福井ブローウィンズで築く“唯一無二の学び” ― 若者の県外流出課題に挑む 、地域と連携したキャリア教育 ―

■生徒たちが考える「福井ブローウィンズ」のファンづくり作戦
丸岡高校が独自に展開する学校設定教科「みらい」の特別講座として、11月19日より福井ブローウィンズのファンづくりを学び・生徒たちが考えるワークを実施しています。
講座は全3回、最後に生徒たち自ら考えたアイデアを福井ブローウィンズの担当者へ発表しました。
【第1回】バスケ興行とファン作りを「学ぶ」
・福井ブローウィンズ担当者による説明:興行の仕組み・裏方の仕事など
・グループワーク:「行きたくなるイベントとは?」を考える
・仮説設定:「高校生が行きたくなるポイント」を整理
【第2回】試合を「体験・観察・応援する」
・福井ブローウィンズ担当者による興行の裏側見学・説明、福井ブローウィンズの今後の話
・試合観戦:高校生目線で“魅力と課題”を分析
【第三回】自分たちのアイデアを「提案する」
・グループワーク「どうしたら高校生が試合に行きたくなるか?」
・チームプレゼン
・福井ブローウィンズ担当者から講評、フィードバック
・優秀案は実際のプロモーションへ採用検討
〈第2回の様子〉
特別講座を受けている丸岡高校の生徒、約40名がセーレン・ドリームアリーナで行われている実際の試合を観戦。
試合前には、スタッフから直接、興行や会場内のコンテンツ等の説明がありました。


高校生が考えるファン作り作戦とは

12月19日(金)には、丸岡高校にて第2回までの講座で得た学びをもとに、実際に「どうやったら高校生が試合にいきたくなるか?」をグループで考え、福井ブローウィンズの担当者に直接プレゼンしました。
「同世代で試合観戦できたら楽しそうだから、中高生限定エリアをつくる」 「流行りのフードがあったら行きたくなる」「スペシャルゲスト、アーティストを呼ぶ」など、高校生目線のアイデアが発表されました。
実際に現場で“働く”「有償の就労探究」
このキャリア連携教育の取り組みでは、地元企業で働き、社会を学びながらお金を稼ぐ『就労探究講座』を実施しています。
福井県内ではアルバイトを原則禁止としている高校が大半を占め、生徒が在学中に“働く”経験を得る機会はほとんどありません。そのため、若者と企業との接点は限られ、地元地域や社会に触れる場が少ないまま、卒業後に県外へと進学・就職してしまうケースが少なくないのです。
そんな中、授業の一環として、福井ブローウィンズのパートナー企業で就労探究を行い、実際の業務をする「就労探究」を実施することで、就労先の企業をより深く知ることができます。
今年の夏季休業時に、第1回目となる「就労探究」を実施。学校、就労先となった企業、その他地域の方からも好評の声を受け、今年の冬季休業時にも実施することが決まっています。
今回の就労先には「福井ブローウィンズ」も。興行で実際に生徒たちがスタッフとして働く予定です。
▼就労探究の詳細、参加した生徒たち・就労先の声
坂井市×福井県立丸岡高等学校×福井ブローウィンズの連携キャリア教育 ― 就労探究で広がった高校生の未来とは?
地域の未来を育む就労探究―医療機関が見た高校生の可能性―

過去の就労探究の様子
―今後の地域と連携したキャリア教育の取り組み
この取り組みは、生徒にとって地域の魅力を再発見する学びの場であり、地域にとっても若者とつながる新たなきっかけです。
学校・地域・企業が一体となることで、福井で学び・育った若者が「この地で生きていきたい」と思える環境が少しずつ形になっていく。
今後も地域と連携しながら、若者が『福井で生きたい』と思える環境づくりに貢献していきます。
会社情報
株式会社 ALL CONNECT(オールコネクト)

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
関連記事





















