日本人が苦手な「区切り」の上手なつけ方を紹介! 45歳から始まる「引き算の人生」の楽しみ方とは?

ビジネス書や実用書を中心に出版する株式会社クロスメディア・パブリッシング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:小早川幸一郎)は、2025年12月26日に書籍『残された時間の使い方』を刊行しました。
著者は、元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏。本書は、自身の病気の経験から「残り時間」を強く意識した著者が、人生後半の生き方・働き方に焦点を当てた一冊です。SNSや資本主義システムなど現代社会に潜む「時間泥棒」の正体を暴き、「自分時間」を取り戻すための具体的な方法を提示。現代人のための時間哲学と実践的な活用法をまとめています。
◆関連URL
https://cm-publishing.co.jp/books/9784295411727/
Amazon https://www.amazon.co.jp/dp/4295411728/
楽天ブックス https://books.rakuten.co.jp/rb/18428024/
●現代社会に潜む「時間泥棒」の正体を暴く
著者は、現代社会を「時間泥棒」が跋扈(ばっこ)する時代と捉え、SNSやスマホゲーム、そして資本主義システム自体が、私たちの貴重な時間を巧妙に奪っていると指摘します。マルクスの『資本論』に触れながら、労働力の搾取が実は「持ち時間の搾取」であることに言及し、現代人がいかに時間を奪われているかを鋭く分析。さらに、自分の意志で選択していると思っている行動の多くが、実は他者によってコントロールされた「他者時間」であることを、構造主義の視点から解き明かしていきます。
●45歳を境とした「足し算の時間」から「引き算の時間」への転換
本書の核心的な提案の一つが、45歳を境とした時間の質的な変化への対応です。45歳までは知識や経験を積み上げる「足し算の時間」、それ以降は蓄積したものを活用する「引き算の時間」として捉え直すことを提唱。定年後の収入減に対しても、不安を希望に変える具体的な方法を示します。また、住む場所と働き方の9つのマトリクスを用いて、それぞれの状況に応じた生存戦略を詳細に解説します。
●「休養」と「教養」で取り戻す真の「自分時間」
著者は、現代において効率性や生産性ばかりが重視されることに対し、「休養」と「教養」の重要性を強調します。旧約聖書の天地創造における神の休息や、ヨゼフ・ピーパーの著書『余暇と祝祭』を引用しながら、休養が単なる怠惰ではなく、振り返りと意味づけのために必要不可欠な時間であると説明。コスパやタイパとは真逆の発想とも思える教養の蓄積が、長期的には大きな力となることを、古今東西の事例を交えて伝えます。
▼こんな方におすすめ
・忙しい毎日に追われ、自分の時間がないと感じている人
・SNSやスマホに時間を奪われていると感じている人
・40代を迎え人生の過ごし方を考えている人
・定年後の人生設計に不安を抱えている人
・時間管理術を学びたいビジネスパーソン
▼本書の構成
第1章 人生は時間泥棒との闘いである
第2章 残り時間を意識した人生再設計
第3章 「休養」と「教養」で自分時間を取り戻す
第4章 1日、1日が充実する時間の使い方
第5章 幸せになるための残り時間の使い方
●著者紹介
佐藤優(さとう・まさる)
1960年東京都生まれ。作家。元外務省主任分析官。同志社大学神学部卒業。同大大学院神学研究科修了後、85年外務省に入省。英国の陸軍語学学校でロシア語を学び、在ロシア日本大使館に勤務。北方領土問題など対ロシア外交で活躍。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕。09年、最高裁上告棄却。13年、執行猶予期間を満了し刑の言い渡しが効力を失う。著書に『国家の罠』(毎日出版文化賞特別賞)、『自壊する帝国』(大宅壮一ノンフィクション賞、新潮ドキュメント賞)など多数。
●書籍情報
『残された時間の使い方』

著者:佐藤優
定価:1,760円(本体1,600円+税)
体裁:四六判/208ページ
ISBN:978-4-295-41172-7
発行:株式会社クロスメディア・パブリッシング(クロスメディアグループ株式会社)
発売日:2025年12月26日
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