Nadia Artistで料理家の西岡麻央さんが「できちゃうV冷凍+」で餃子をつくる実演
三菱電機は1月8日、冷蔵庫の新製品発表会を開催した。野菜室が真ん中の「MZシリーズ」と冷凍室が真ん中の「WZシリーズ」、「中だけひろびろ大容量」シリーズに鋼板面材を採用した新ラインアップとなる野菜室が真ん中の「JMシリーズ」と冷凍室が真ん中の「JWシリーズ」を発表。野菜室が真ん中タイプは1月23日、冷凍室が真ん中タイプは2月6日から発売する。共通機能として前モデルより進化した「できちゃうV冷凍+」と、新節電機能の「アイスストップ・Eco」を搭載。新機能を使った新しい調理方法の提案を中心に紹介していこう。
パキパキと野菜を砕けるのはなぜ?
三菱電機の冷蔵庫では、ざく切りして冷凍した野菜を袋に入れて、好みのサイズに砕いて調理するという新しい調理方法を提案している。その日の気分に合わせて砕く野菜のサイズを変えるだけで、様々な料理が簡単につくれる。例えば、ざく切りのままなら野菜炒め、少し砕けばとんぺい焼き、さらに細かく砕いて餃子といった具合だ。
冷凍した野菜を手で簡単に砕けるのを実現した「できちゃうV冷凍+」は、2022年から3年間、広島大学と共同研究による産学連携プロジェクトの実施から開発した機能。冷凍した野菜を砕くために必要な条件と原理を解明した。野菜や果物には、細胞と細胞をくっつける役割を果たす「ペクチン」という高分子成分がある。通常の冷凍よりも低温で冷やし込むと、ペクチンが「ガラス化」する。これにより、パキパキと手で砕けるようになるのだ。
メリットとしては、調理の都度に包丁で切る下ごしらえの手間がなく、時短調理につながる。また、冷凍するので保存期間が伸びるため、安い時に野菜をまとめ買いできるし、ホームフリージングなので冷凍野菜を購入しなくてもよく家計にやさしい。
袋に小分けしてコンパクトにまとめるのでスペースパフォーマンスも高い。これまで捨てていた野菜も、冷凍保存できるので保存期間が伸び、最後まで使切れる。つまり、食品ロスを減らせる。このように「できちゃうV冷凍+」には数々のメリットがある。
「できちゃうV冷凍+」の進化したポイント
従来の「できちゃうV冷凍」から進化したポイントは、冷凍室の上段や中段、下段のどこに置いても大丈夫になった。従来は冷凍室の上段だけに限られていた。また、余計なボタン操作の必要はなく、いつでも野菜を砕くことができる。従来は冷凍室で約8時間保存する必要があった。
さらに、冷凍の対象野菜が葉物のほか、ピーマンや小松菜、オクラ、れんこん、かぼちゃ、マッシュルームの6種類が増えた。「できちゃうV冷凍+」でつくれる料理のレパートリーの幅が広がった。細かい点だが、玉ねぎなどは従来、スライスカットしないと砕けなかったが、今回はざく切りでも砕けるようになった。
餃子も手を汚さずに簡単につくれる
実演では、Nadia Artistで料理家の西岡麻央さんが、手を汚さずに餃子をつくる様子を披露。「できちゃうV冷凍+」で袋に保存したキャベツを細かいサイズに砕く。その中にひき肉や調味料、ニラなど餡に必要な食材を投入する。アレンジレシピで大葉などを入れてもさっぱりする。あとは袋を手で揉むだけで餡の出来上がりだ。
「夏場など餡がだれることがありますが、できちゃうV冷凍+ならキャベツが冷たいので餡がだれることなく、食感もシャキシャキです」と西岡さんは説明する。
そして、袋の先端をハサミなどでカットすればチューブのようになり、手を汚さずに餃子の皮に餡をのせることができる。あとは皮の周囲を水で湿らせて、餡を包み込めば餃子の具材が出来上がる。
餃子を焼く際も、三菱のIHクッキングヒーターを使えばフライパンの端まで火力が伝わるので、ひっくり返すことなくきれいな焼き加減の餃子に仕上がる。
包丁を使わず、野菜を砕きながら調理した経験がないため、なかなかイメージがつきづらいかもしれないが、実際に使ってみるとその便利さを実感するはずだ。
「アイストップ・Eco」で製氷室を賢く節電
新節電機能の「アイストップ・Eco」は、ライフスタイルに合わせて製氷室の運転を停止して、冷やし込みを抑えて節電運転をしてくれる。「部屋別おまかせエコ」と「アイストップ・Eco」の合わせ技で、約15~20%の節電運転が可能になるという。
三菱の調べでは、冬季に製氷室を使う回数が1回以下の利用者が5割超に上るとのこと。冬場だけでなく、旅行などで製氷室を使わない場合もエコ運転をサポートしてくれる。
三菱では、冷蔵庫の部屋ごとに温度センサーを搭載して個別に冷やす「全室独立構造」を採用している。そのため、他の部屋に影響を与えずに部屋ごとに節電運転ができる。「アイストップ・Eco」は、三菱ならではの基本性能が備わっているからこそ実現できる機能なのだ。
最後に価格はオープンだが、市場想定価格は「野菜室真ん中タイプ」で容量602Lの「MR-MZ60N」が40万6890円前後、540Lの「MR-MZ54N」が37万4220円前後、485Lの「MR-MZ49N」が35万2440円前後、451Lの「MR-MD45N」が29万7000円前後、540Lの「MR-JM54N」が35万2440円前後、485Lの「MR-JM49N」が32万9670円前後。
「冷凍室真ん中タイプ」で608Lの「MR-WZ61N」が38万5110円前後、547Lの「MR-WZ55N」が35万2440円前後、495Lの「MR-WZ50N」が32万9670円前後、700Lの「MR-WXD70N」が42万8670円前後、470Lの「MR-WXD47LN」が30万7890円前後、455Lの「MR-BD46N」が27万5220円前後、547Lの「MR-JW55N」が32万9670円前後、495Lの「MR-JW50N」が30万7890円前後。(BCN・細田 立圭志)






