カジュアルなムダづかい「ラテ・マネー」

アメリカの有名なFPにデビット・バックという人がいますが、彼の話にラテ・マネーというものがあります。毎日当たり前のように注文するカフェラテ1杯のような軽い気持ちで使うムダづかいを積み重ねると、とんでもないムダになる、というものです。

ここでいうムダづかいはスタバやタリーズのお茶代だけがムダというわけではありません。ムダなお金は人それぞれです。たとえば、「惰性で午後3時にコンビニに行って買うお菓子とジュース」だったり「読まないのに買っている夕刊紙や雑誌」だったりします。

「頼まなくてもいいのに注文した追加の一品(ケーキや居酒屋のメニュー)」という人もいれば「ドラッグストアやスーパーに行くのを面倒がったおかげでする高い買い物」という人もいます。いずれも数百円の損になることもあります。

自分の「カジュアルな気持ち」で使っているムダづかいを探してみてください。お金を使って気持ちよく満足ならいいのですが、こうした軽い気持ちのムダづかいは止めてもまったく気にならないことが大問題なのです。