雇用の数だけでなく「誇りある仕事」を。北参道駅前「Green Beans Coffee」と協業、コーヒー事業を通じて障害と向き合う人々の「憧れの仕事に就く」選択肢を広げ、自己実現できる社会をつくる。

「みんなみんなみんな咲け」を掲げ、障害者や難病と向き合うスタッフを多数(約100人)雇用する株式会社ローランズ(本社:東京都渋谷区、代表:福寿満希)は、2026年2月より、千駄ヶ谷エリアの中小企業と連携し、コーヒー領域における新たな職種開発を開始したことをお知らせします(2025年11月よりプレ稼働を開始)。




ローランズは「みんなみんなみんな咲け」の願いを込めたスローガンを掲げる、花屋です
ローランズでは障害や難病と向き合うスタッフが多く働いています(従業員140名のうち100名、約7割が障害者)。ローランズは一人ひとりがそれぞれの強みやよさを活かし自分らしく働いていることを「人を咲かせる」と表現しており、だれもが咲けることを証明し伝えていきたいと考えています。

いま日本の障害者雇用は「雇用の質」が課題視されています。ローランズは障害者雇用の質を高めていきたい、つまり「誰もが自分らしさを活かし誇りをもって仕事に向き合える社会」を実現したいという想いを重視し、2013年に障害者雇用の花屋を創業以来、事業を続けてきました。
社会課題:障害者の就労における職域が狭く、本人の可能性を広げる選択肢の提供と雇用の質向上が問われている

図出典:「ハローワークにおける障害者の職業紹介状況」 令和7年6月25日厚生労働省発表 https://www.mhlw.go.jp/content/11704000/001509108.pdf
現在、働く障害者数は増加していますが、その職域は狭く、単純作業の業務が多くなっています。

厚生労働省が発表した令和6年度「ハローワークにおける障害者の職業紹介状況」によると、『運搬・清掃・包装等の職業』と『事務的職業』が6割近くを占めており、その一つひとつの職種自体が企業にとって重要な仕事であることは大前提ですが、本人の希望や特性に合った仕事を、幅広い選択肢から選べないことで、自身の可能性を広げることが難しい状況です。

また、法定雇用の数字だけを追いかけ、企業活動には関与がない作業で働く事例も取り上げられている中で、「雇用の質」の向上が重要な課題となっています。



障害と向き合う人々も、幅広い選択肢から職業を選び自己実現ができる社会になることを願い、ローランズは創業以来、花・グリーン・カフェなどを中心に、これまで障害者の就労が難しいといわれてきた職種を中心に開発してきました。

花屋とカフェが併設されたローランズ原宿店

カフェで働くスタッフの様子

コーヒーバッグ「花咲くブレンド」

コーヒーバッグ「花咲くブレンド」
コーヒー事業で雇用された障害者は、コーヒーバッグの製造に従事します。主な業務内容として以下を行います。

・コーヒー豆の選別
・コーヒー粉の計量とドリップパック封入
・パッケージ封入
・検品




今後は、ローランズカフェや社内イベントで美味しいコーヒーを淹れる仕事にも従事する予定です。

「バリスタを目指したい」「焙煎士になりたい」「コーヒーに関わる仕事で民間企業に就職したい」など、コーヒーの専門家としてステップアップしたい思いを持つ仲間とともに、技術開発を進めていきます。

今回販売を開始したコーヒーバッグ「花咲くブレンド」はすでに2500袋/月の発注を受けており、企業の福利厚生として活用されています。

【働く障害者の様子~「花咲くブレンド」ができるまで】


コーヒー豆の選別

ドリップパックに計量


ドリップパックに封をする

検品


パッケージに袋詰め

パッケージに封をして、完成

技術開発協力:北参道「Green Beans Coffee」
今回、コーヒー事業の開発で協力を得たのは、シングルオリジンのコーヒー豆を中心に、焙煎したてのコーヒー豆を30種類販売する、北参道のGreen Beans Coffeeです。

Green Beans Coffeeは北参道駅から徒歩すぐの千駄ヶ谷エリアに立地し、ローランズ原宿の店舗から徒歩約5分と近隣であることから、今回の連携が実現しました。

店舗外観

売上の一部を障害者の自立支援に寄付しています

Green Beans Coffee 店長 贄田有吾 コメント


Green Beans Coffee 店長 贄田有吾

Green Beans Coffeeではこれまで、コーヒー豆の売上の一部を特定非営利活動法人日本セルプセンターに寄付するなど、障害者の自立支援に取り組んできました。一方で、寄付という形以外に、事業を通じてどのような支援ができるのかについては、1社だけでは実現が難しい課題があると感じていました。

今回、同じ千駄ヶ谷エリアに立地するローランズとコラボレーションすることで、長年の目標であった「コーヒー領域における障害者の職域開発」に関わることができました。

ローランズとは徒歩5分ほどの距離にあり、Face to Faceでの技術指導ができる点や、トラブルや課題が発生した際にもすぐに駆け付けられる点が大きなメリットです。

今後は、店舗スタッフとして障害者を雇用することも視野に入れながら、ローランズと共に、千駄ヶ谷から障害者雇用の促進をさらに広げていきたいと考えています。
ローランズの雇用支援事業について
ローランズは、これまで企業と連携し、障害者の職種開発に取り組んできました。具体的には、「フローリスト」「フラワーファーマー」「ヘルスケア」などの職種を開発してきました。

今回コーヒー事業が始まったことで、ローランズの職種開発に「コーヒースペシャリスト」が加わりました。

今後も企業と連携し、障害者が就く仕事の幅をさらに広げていきます。




ローランズ代表・福寿満希コメント

福寿満希(ふくじゅ・みづき)一般社団法人ローランズプラス 代表理 株式会社ローランズ 代表取締役

2026年7月には、障害者の法定雇用率が2.5%から2.7%に引き上げられます。

日本では、障害者の実雇用率の低さが課題として指摘されていますが、ローランズは「みんなみんなみんな咲け」の願いを込めたスローガンのもと、雇用の「数」だけを追い求めるのではなく、障害や難病と向き合う方が、誇りをもって自分らしく働ける職種・職場作りを重視してきました。

今回、ローランズのカフェで働くスタッフがよりコーヒーの技術を極め「バリスタになりたい」「コーヒーのスペシャリストになりたい」という声を耳にし、「憧れの仕事に就く」ことを大きな一歩に「なりたい自分になる」を叶えてほしいと思い、コーヒー事業の立ち上げをいたしました。

一方で、コーヒー事業には豆の焙煎をはじめとした専門的な設備や高度なスキルが求められ、ローランズだけでは事業化が難しい領域でもありました。同じ千駄ヶ谷エリアに拠点を構えるGreen Beans Coffee様と連携することで、この構想を形にできたことを、大変うれしく思っています。

現在、日本には就労に結びついていない障害者が約356万人いるとされています。ローランズは、そうした方々に広く「憧れの仕事に就く機会」を届けるべく、これからも挑戦を続けてまいります。
ローランズ創業の経緯~「障害と向き合う子どもたちの働く夢を叶えたい」

特別支援学校を訪問したときの様子

ローランズ創業時の福寿

福寿がローランズを創業した原点は、教育実習で訪れた特別支援学校で耳にした「障害と向き合う子どもたちのほとんどは働くことができません」という言葉でした。一方で子どもたちは、お花屋さん、ケーキ屋さん、動物園、パイロット...と、なりたい仕事について目を輝かせて話してくれました。「障害と向き合う子どもたちの働く夢を叶えたい」と思い、子どもたちの憧れの一つであった花を選び、福寿は23歳のとき一人でローランズを創業しました。

しかし、障害者雇用をしたいと社内で打ち明けた際は、当時のスタッフが全員離職、物件オーナーから承諾が得られず出店計画が白紙になるなど、多くの壁に直面しました。それでも諦めず「障害者が働く場所は狭くて、暗くて、遠い」というイメージを一掃したい、「憧れの仕事に就く」「憧れの街で働く」が障害者の選択として広がってほしいという思いで事業を展開。ローランズは現在、原宿・晴海・天王洲・自由が丘・横須賀の5拠点に広がっています。
障害者雇用の最初の一歩を、ローランズと一緒に踏み出してみませんか?
ご相談は、ぜひお気軽にローランズまでお問い合わせください。
お問い合わせはこちら:info@lorans.jp / 03-4400-9430

一般社団法人ローランズプラス 概要
代表者:福寿 満希
所在地:〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷3丁目54−15 ベルズ原宿ビル1F
電話番号:03-6434-0607
資本金:1000万円
創業年月:2016年2月1日
グループ会社:株式会社ローランズ
グループ従業員数:140名(うち障害枠スタッフ:100名)
運営施設など:ローランズ原宿本店、ローランズHARUMI FLAG店、Bloom Factory -Flower原宿1、Bloom Factory -Flower原宿2、Bloom Factory -Green天王洲、ローランズハウス自由が丘
ホームページ:https://lorans.jp/
オンラインショップ:https://lorans.shop-pro.jp/
instagram:https://www.instagram.com/lorans.flower/
 
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