アイ・オー・データ機器の「BDレコ」

アイ・オー・データ機器は2月4日、PC用BDレコーダー「BDレコ」BRP-R1シリーズとDVDレコーダー「DVDレコ」DVRP-R1シリーズを発表。2月中旬から出荷する。価格はBDレコが2万800円、DVDレコが9400円。合わせてPC用BDライターのBRP-W1シリーズと、DVDライターのDVRP-W1シリーズも発表。2月下旬から出荷する。価格はBRP-W1が1万4800円、DVRP-W1が5400円。

外付けHDDの利用拡大で「実はダビングできない」問題

BDレコを企画・開発した背景には、テレビで録画した大切な録画番組をBDにダビングして保存するニーズに対応するため。現在、多くの人がテレビ番組の録画に外付けHDDを使っている。ただ、一般的に、著作権保護の仕組みから録画した外付けHDD内の番組はテレビやチューナーが変わると見られない。

内閣府の消費動向調査によると、テレビを買い替えるときの理由で一番多いのは「故障」で、2017年以降60~70%の間を推移している。突然テレビが故障したとき、HDDなどに保存した番組が見られなくなる。そうなる前に、BDレコで残しておきたい大切な録画番組をBDにダビングして保存しようというわけだ。

BDレコが対応するテレビはTVS REGZAのREGZAとパナソニックのVIERA。全国の主要家電販売店やAmazonなどのECサイトから日次で収集・集計するPOSデータ「BCNランキング」では、この2社でテレビの販売台数シェアの約3割を占める。

そのほか、シャープの一部機種やひかりTV、スカパー!、ケーブルテレビなどのDTCP-IPダビング対応チューナーも対象となる。

直感的に操作できる「BDレコアプリ」

ダビングする際はダビング専用ソフト「BDレコアプリ」を使用。BDレコをPCに接続し、BDレコアプリでホームネットワーク(DTCP-IP)上のテレビやチューナーからダビングしたい番組を選ぶだけだ。

BDレコアプリには「テレビ操作モード」と「パソコン操作モード」の二つのモードを搭載。テレビ操作モードは、テレビの画面とリモコンでダビングしたい番組を選択する。パソコン操作モードは、PC側にチューナー内の録画番組リストを表示してダビングしたい番組を選択する。

BDにダビングする際も、画質を優先するか、1枚のディスクにできるだけ多くの番組を収めるかを直感的な操作で簡単に選べるようになっている。もちろん、自分で画質とディスクの使用枚数を設定する「手動設定」もある。作成したディスクは、各社のBDプレーヤーやBDレコーダー、ゲーム機などで再生できる。PCで再生したい場合は、付属の「BDミレル」をインストールしたPCで観ることができる。

なお、BDレコのアプリ単体もMicrosoftストアで近日販売予定だ。保存用のWシリーズを購入したユーザーや過去モデルのユーザーもアプリの購入で利用できる。