「小児運賃100%還元キャンペーン」は2月28日まで
2026年2月、京王電鉄では小児運賃が“実質無料”になる期間限定キャンペーンを実施しています。全国的に鉄道各社の大規模な運賃改定が予定され、家計の負担増が避けられない中、京王電鉄のこの施策は、京王線沿線に住む子育て世帯にとって大きな助けとなるものです。そこで無料となる仕組みやポイント還元の活用法をわかりやすく解説します。
2026年春は全国で鉄道運賃値上げラッシュ
2026年3月14日、日本の鉄道運賃制度は大きな転換点を迎えます。
特に影響が大きいのはJR東日本です。首都圏の「山手線内」や「電車特定区間」に設定されていた割安な運賃区分を廃止し、通常の「幹線運賃」に統合。これにより、普通運賃は約7.8%、通勤定期は約12.0%の大幅な値上げとなる予定です。
また、JR九州も同4月に改定を予定しており、初乗り運賃は170円から200円へ。普通運賃で約14.6%、通勤定期は約30.3%という衝撃的な上げ幅となります。
このほか、西日本鉄道、しなの鉄道、青い森鉄道、西武鉄道なども改定を控えており、今春はまさに「鉄道値上げラッシュ」の様相を呈しています。
京王電鉄は「小児100%還元」で子育て世帯を応援
こうした逆風の中、京王電鉄が打ち出したのが「小児運賃100%還元キャンペーン」です。
京王電鉄は2023年10月に運賃改定を済ませているため、今春の再値上げはありません。今回の施策は、物価高に悩む子育て世代への強力なバックアップと言えるでしょう。
京王電鉄は以前から、子育て支援として「小児運賃の50%を常時ポイント還元」する仕組みを導入していますが、2月限定でその還元率が2倍の100%になります。
その場で無料になるわけではなく、後日「京王トレインポイント」が付与されることで「実質無料」となる仕組みです。
小児用PASMO限定 こども用Suicaは対象外
今回のキャンペーンは、いくつかの条件を満たす必要があります。もっとも重要なのは、きっぷではなく、「小児用PASMO」を利用すること。同じ子ども用交通系ICカードであるSuicaは対象外なので十分に注意しましょう。
また、「京王トレインポイント」で還元するため、小児用PASMOを「京王アプリ」に紐づける必要があります。アプリ内の「京王トレインポイント」メニューにID番号を登録するだけなので、手間自体はそれほどかかりません。
今回のキャンペーンにおける還元ポイントの上限は最大200ポイント/回。京王線の小児IC運賃の最高額は204円なので、最長区間の場合は4円分は自己負担になりますが、それでもほぼ全額が還元される計算です。
月間の上限も1万ポイントという基準がありますが、最長距離区間を50回乗ってようやく達成できる上限なので、通常の利用の仕方であれば、気にする必要はないでしょう。なお、通学定期の区間は対象外です。
「京王トレインポイント→京王ポイント」の最強の活用方法
貯まった京王トレインポイントは、PASMOへのチャージだけでなく、京王電鉄が展開するさまざまなサービスで利用することができます。
PASMOにチャージする場合、モバイルPASMOを利用するのがおすすめです。手数料がかからず、1ポイント=1円で等価交換できます。カードの場合はセブン銀行ATMでチャージする手間があり、手数料として88ポイントが引かれてしまいます。
もっとお得に使いたいなら、「京王トレインポイント→京王ポイント」の交換が最強の選択肢です。なぜなら、交換レートが1.1倍になっており、1000ポイントであれば1100ポイントに替えることができるからです。
京王ポイントは、京王百貨店、京王ストア、ルミネ新宿(一部)、京王モールなどの京王グループ各店で利用できます。10%の差は大きいので、賢くポイ活をしたい方はぜひ活用するようにしましょう。(OFFICE BIKKURA/小倉 笑助)







