日本トイレ研究所、防災の知識をトイレ・キッチン・ベッドの視点で学べる子ども向けデジタル教材を公開

日本トイレ研究所は2月に、HAPが制作した子ども向けデジタル教材「まちがいをさがせ!災害時のT・K・B」を公開した。

避難環境の問題を分かりやすく理解できる

「まちがいをさがせ!災害時のT・K・B」は、過去の災害で繰り返し問題となってきた災害関連死を防ぐために必要な防災の知識を、T(快適なトイレ)・K(温かい食事を提供するキッチン)・B(身体を休めるベッド)の視点で学べるデジタル教材。

災害関連死を防いで健康を守るために必要とされる、トイレ・キッチン・ベッドの視点での備えや避難所環境づくりに関する知識を身につけられ、家庭での備蓄確認や訓練、地域の防災活動といった、実際の行動につなげられる。

同教材では、避難所避難・在宅避難・車中避難の3つの場面ごとに、避難生活の様子を描いたイラストが提示される。イラストを参照しつつ「どこに問題があるのか」「何が危険なのか」を探して、気になる箇所をクリック・タッチすることによって、問題点の解説が表示される。単なる読み物に留まらず、主体的に気づいて考えるプロセスを通して学べるようになっている。

取り扱いテーマには、トイレ、食事、睡眠・休息に加えて、衛生環境や要配慮者への対応といった避難生活における幅広い課題も含まれる。

避難所だけでなく、在宅避難や車中避難といった、それぞれの避難形態に応じた課題と備えについて学ぶことが可能で、どのような状況でも健康を守るために必要なT(トイレ)・K(キッチン)・B(ベッド)の知識を身につけられる。

そのほか、子どもが家庭で学ぶだけでなく、地域で防災活動に取り組む大人が子どもたちに指導する場面でも活用できるよう、ワークシートや指導者向けマニュアルも収録する。同教材を使った学習が単なる知識習得に留まることなく、家庭での備蓄確認や訓練、地域防災活動といった、実際の行動につながることを目指す。