シャオミのスマホ最上位機種はカメラが超進化
小米技術日本(シャオミ・ジャパン)は3月5日に、スマートフォンの最上位モデル「Xiaomi 17 Ultra」、そして「Leica Leitzphone powered by Xiaomi」の2機種を各家電量販店などで発売する。2月20日に行われた記者会見では、スマホにもかかわらず駆動式の光学ズームを搭載するなど、驚きの特徴が明らかとなった。
夜景や花火もよくとれる 光学ズームで遠くもくっきりとらえる
登壇したプロダクトプランニング本部 本部長の安達晃彦氏が「Ultraシリーズ市場、最も薄く、最も軽く生まれ変わりました」と語るのは「Xiaomi 17 Ultra」。ちなみに、重量は約218gで、厚みは8.29mmとなっている。
手にしているのは、新カラーの「スターリットグリーン」の本体。きらきらとするラメのような塗装が大きな特徴だ。本体はディスプレー、バックパネル、側面フレームにフラットデザインを採用し、持ちやすさも重視した。
Ultraは16のナンバリングを飛ばして、17ということになっているが、iPhoneへの意識も少なからずあったのだろうか。
もちろん、最新のSoC「Qualcomm Snapdragon 8 Elite Gen」採用、6.9インチのXiaomi HyperRGB 有機ELディスプレー、熱伝導率を50%高めた冷却機構など、前モデルからの進化は各所に見られる。
だが、最も注目すべきはカメラ機能だろう。2億画素の大型センサーを採用するメインのトリプルカメラシステムなのだが、望遠レンズは75mm-100mm間の可変光学ズームに対応している。
スマホにもかかわらず、レンズユニットが内部で物理的に駆動。一般的なスマホにみられるデジタルズームのように画質を損なってしまうことがない「真の光学ズーム」を可能としているのだ。
また、スマホの弱点だったダイナミックレンジの狭さもLOFIC技術により解消。花火の打ち上がるようなシーンも白飛びなく鮮明に撮影できるという。
LOFIC技術は、画素の一つひとつに光を貯める「予備のバケツ」を用意したという表現が分かりやすい。これにより光を蓄えられる量が従来比で6倍以上になり、夜景などにも強みを発揮できるようになっている。
市場想定価格は、メモリー16GB/ストレージ512GBのモデルが19万9800円、16GB/1TBモデルが21万9800円となっている。カラーはスターリットグリーンのほか、ブラックとホワイトを展開する。
ライカ共同開発のスマホはマニアも垂涎のギミックや機能を搭載
安達氏が「単なるスマートフォンではなく、本質を見極める革新的なイメージツール」と語るのはライカと共同開発の「Leica Leitzphone powered by Xiaomi」だ。
発表時には、ライカカメラジャパンの福家 一哲氏も登場。シャオミとライカの協業は開始から数年。「Leitzphone」を「ライカが長い歴史の中で培ってきた光学技術と画像処理の哲学が凝縮された、現時点での最高傑作といえるスマートフォン」と評した。
「Leitzphone」も2億画素の大型センサーと光学可変望遠システムを備えているが、こちらはビジュアル面やカメラリング構造、そしてライカの名機を再現したモードが特徴的。ライカファン垂涎の特別なモデルだ。
本体は、ローレット加工を施したシルバーのアルミニウムフレーム、ライカのロゴ、そして回転式のカメラリングを備える。カメラリングは、その名の通り、つまんで回すと焦点距離やフォーカス、ボケ味などをコントロールでき、カメラライクな操作感を味わえる。
そして、カメラレンズには、ライカ最高級の「Leica APO」を採用。また、13種類の「Leica Looks」、5種類のLeicaレンズをモチーフとした「ボケ味シミュレーション」、伝説的なライカの名機「Leica M3」「Leica M9」の絵作りを再現するLeica Essential Modeも使用できる。スマホなのに、ライカのカメラで撮影したような写真を撮影できてしまうわけだ。撮影した写真には、暗号技術によって保護されたメタデータを付与し、来歴の検証とC2PA規格に準拠した著作権保護を可能にするなど、かなり本格的だ。
展開は16GB/1TBモデルのブラックのみで、市場想定価格は24万9800円。
さらにカメラに近づける! Photography Kitも同時発売
XiaomiのUltraシリーズといえば、フォトグラフィーキットだ。取り付けるだけでシャッターを切れるなどカメラっぽくなる専用ケースは今回も健在。「Xiaomi 17 Ultra Photography Kit Pro」は、前モデルとは違い、オーソドックスなブラックが基調のカラーリングとなる。
2段階シャッターやカスタムダイヤル、ズームレバーを設け、グリップを装着することで起動できる専用UIによるファストショットモードも搭載。グリップ部分には2000mAhのバッテリーが設けられ、90Wの有線急速充電にも対応する。
ちなみにこの専用ケースは、「Leica Leitzphone powered by Xiaomi」でも使用が可能となっている。
市場想定価格は1万9980円。
Photography Kit Proが無料でもらえるキャンペーンなども展開
なお、発売を機にキャンペーンも展開する。対象期間にXiaomi 17 UltraもしくはLeica Leitzphone powered by Xiaomiを購入した全員に「Xiaomi 17 Ultra Photography Kit Pro」を無料でプレゼントする。
応募期間は3月5日~4月12日まで。4月6日までの購入者が対象だ。
このほか、3000円キャッシュバックの下取りキャンペーンや、分割回数最大36回まで分割手数料無料といったプランも用意。本体価格が高いと感じている人は、こうしたキャンペーンも活用した購入を検討しても良いだろう。







