「ヨコハマ市民まち普請事業」では、施設整備を伴う身近なまちづくり提案をコンテストで選考し、最大500万円を助成しています。この事業を活用して、住宅街の一角に地域の新しい居場所が完成しました!

「こんちわ -レモンと縁側の庭-」は、横浜市港北区師岡・樽町エリアを拠点に子どもの居場所づくりに取り組む地域プロジェクトチームが中心となって運営しています。
拠点となる一軒家は、チームの代表夫妻の住まいで、庭のレモンの木と縁側が象徴的です。家の一角はすでにリノベーションが施され、あたたかな土間では、子どもたちが遊んだり宿題に取り組んだりと、思い思いの時間を過ごしています。
子どもたちがやりたいことに挑戦し、小さな活動から社会が変わる経験を得られる場であること、そして自然豊かな樽町の環境を生かし、環境や資源循環について学べる場となることを目指して活動を進めています。

こんちわ -レモンと縁側の庭-

- 地域の課題

本拠点が位置する樽町一丁目は、自治会のエリア内に公園や公民館がないという課題を抱えており、地域活動が活発化しにくい状況でした。
また、師岡・樽町には熊野神社市民の森や農地など、豊かな自然・生態系が残る一方、宅地化が急速に進んだことで 通学路の狭さ・土砂災害警戒区域の多さなど、生活環境上の課題も生じていました。
こうした状況を踏まえ、子どもたちが日常的に安心して過ごせる場所を確保するとともに、地域住民が集まれる地域拠点が必要だと考え、まち普請事業への提案を行いました。

- 整備のポイント

まち普請では住宅の外構を中心に整備を実施。屋内と屋外を緩やかにつなぐ半屋外空間としてパーゴラを新設し、活動が建物の内外へ自然に広がる環境をつくりました。
これに加えて、これまで周囲からの視線を遮り閉鎖的だった既存の塀を撤去することで、見通しが改善され、前面道路や交差点の安全性向上にもつながりました。
さらに、芝生や雨庭、雨水タンクを備えた外構を整えることで、子どもたちが自然に触れながら環境循環を学べる仕掛けも取り入れつつ、地域住民が立ち寄って休める「まちの縁側」となる空間をつくりました。
あわせて、活動の様子や地域情報を発信できる掲示板と、夜間の防犯性を高める街灯も整備し、地域に開かれた交流拠点としての役割をより強化しています。















- 今後について

 現在は、新たな自治会館としても活用が始まり、地域の拠点としての役割が広がっています。
今後、花壇や雨庭の植物が成長した際には港北区のイベントへの参加を予定しているほか、地域を巻き込んださまざまなイベントの企画も進めています。
まち普請の1次コンテスト後にスタートした「まちのちいさなだがしやさん」は毎週木曜日14時~17時で営業中!子どもたちでいつも大盛況です。

まちのちいさなだがしやさん

自治会の会合の場としても活用


縁側で子どもたちが遊ぶ様子


    @ kumanolemon
こんちわ -レモンと縁側の庭-住所:神奈川県港北区樽町1丁目
アクセス:東急東横線「大倉山駅」より徒歩15分
〇活動情報は、instagram にて発信




ヨコハマ市民まち普請事業
 市民の皆さんが主体となって行う、まちの魅力アップや地域の課題解決のための施設整備を伴うまちづくりに対し、支援や助成を行う横浜市独自の事業です。
 市民の皆さんの自由なアイデアで、今までに70を超える多くの施設が整備されてきました。
 2段階の公開コンテストを経て選考された提案に、最大500万円の整備助成金を交付し、地域のまちづくりを支援しています。
ヨコハマ市民まち普請事業についての詳細は、下記HPをご覧ください。
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/toshiseibi/suishin/machibushin/machibusin.html

【問合せ】横浜市都市整備局地域まちづくり課 TEL:045-671-2679
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