繁忙期の睡眠「6時間未満」が7割超──それでも眠りを守る工夫1位は「家事の時短」

年度末の決算対応、プロジェクトの納期追い込み──。日本のビジネスパーソンにとって「繁忙期」は避けて通れないものです。睡眠・休養の重要性に対する社会的関心が急速に高まる昨今、快眠グッズ紹介サイト「快眠ランド」を運営するムーンムーン株式会社は、全国の20~60代の就業者300名を対象に「仕事の繁忙期と睡眠」に関するアンケート調査を実施。その結果、仕事が忙しい時期に睡眠時間が「短くなる」「やや短くなる」と回答した人は合計79.3%にのぼり、繁忙期の平均睡眠時間が「6時間未満」の人は78.0%を占めることが判明しました。また、繁忙期に勤務間の休息が不足していると感じる人が約6割にのぼるなど、働き方と睡眠の切り離せない関係が改めて浮き彫りになりました。

調査背景

厚生労働省が策定する「健康づくりのための睡眠ガイド」では、成人に推奨される睡眠時間として6時間以上が目安とされ、睡眠不足は生活習慣病やメンタルヘルス影響を及ぼすと警鐘を鳴らしています。また、EUではすでに導入されている「勤務間インターバル制度」(勤務終了から次の勤務開始までに一定の休息時間を確保する制度)についても、日本では2019年の労働時間等設定改善法改正で努力義務とされました。こうした背景を踏まえ、本調査では「繁忙期に働く人たちの睡眠がどのように変化しているのか」「十分な勤務間の休息が確保されているのか」「睡眠時間を守るためにどのような工夫をしているのか」を可視化し、働き方と睡眠の関係について考えるきっかけを提供することを目的としました。

調査サマリー

- 仕事が忙しい時期に睡眠時間が「短くなる」「やや短くなる」と答えた人は合計79.3%
- 普段の平均睡眠時間は「6~7時間未満」が最多(43.0%)だが、繁忙期は「5~6時間未満」(37.0%)・「4~5時間未満」(35.0%)に集中
- 繁忙期に勤務間の休息が「あまり取れていない」「ほとんど取れていない」人は合計57.3%
- 睡眠確保の工夫は「家事を簡単に済ませる」(27.4%)が最多。趣味や娯楽の時間を削って睡眠を守る傾向も

※ 本調査結果を引用する場合は、「快眠ランド」のURL(https://intiinti.com/goodsleep/)を記載してください。

詳細データ

Q1. 仕事が忙しい時期、睡眠時間に変化はありますか?



- やや短くなる:53.3%
- 短くなる:26.0%
- ほとんど変わらない:19.3%
- 長くしている:1.4%

→ 繁忙期に睡眠時間が「やや短くなる」と回答した人が過半数を超え、「短くなる」と合わせると約8割(79.3%)が睡眠時間の減少を実感しています。「仕事の忙しさが睡眠に直結する」という構造は多くのビジネスパーソンに共通する課題であることが改めて確認されました。
Q2. 普段(繁忙期以外)の平均睡眠時間はどれくらいですか?



- 6~7時間未満:43.0%
- 5~6時間未満:34.3%
- 7時間以上:14.3%
- 4~5時間未満:7.3%
- 4時間未満:1.1%

普段の平均睡眠時間は「6~7時間未満」が最多で43.0%。次いで「5~6時間未満」が34.3%と続き、普段から6時間未満の人が4割以上を占めています。厚生労働省の睡眠ガイドが推奨する「6時間以上」を普段から満たしていない層が相当数いることがうかがえます。
Q3. 繁忙期の平均睡眠時間はどれくらいですか?



- 5~6時間未満:37.0%
- 4~5時間未満:35.0%
- 6~7時間未満:16.7%
- 4時間未満:6.3%
- 7時間以上:5.0%

繁忙期になると、最多層が「6~7時間未満」から「5~6時間未満」(37.0%)へシフト。さらに「4~5時間未満」が35.0%、「4時間未満」が6.3%と、6時間未満の人が78.0%を占める結果となりました。普段と比べて睡眠時間が大幅に短縮されている実態が数値で裏付けられ、繁忙期の健康リスクの高まりが懸念されます。
Q4. 繁忙期、仕事が終わってから次の出勤までに十分な休息時間・休養は取れていますか?



- あまり取れていない:48.0%
- ある程度は取れている:40.0%
- ほとんど取れていない:9.3%
- 十分に取れている:2.7%

→ 「あまり取れていない」(48.0%)と「ほとんど取れていない」(9.3%)を合わせると、繁忙期に約6割(57.3%)が勤務間の休息不足を感じています。これは、2019年から努力義務化されている「勤務間インターバル制度」の趣旨がまだ十分に浸透していない現状を示唆しています。
Q5. 忙しくても睡眠時間を確保するために、どのような工夫をしていますか?



- 家事を簡単に済ませる:27.4%
- 趣味の時間を減らしている:24.1%
- 仕事を効率化するよう意識している:13.6%
- すぐ入眠できる環境を整えている:11.9%
- 多めに睡眠時間を取る日を作っている:11.1%
- その他:11.9%

→ 最も多かった工夫は「家事を簡単に済ませる」(27.4%)。続いて「趣味の時間を減らしている」(24.1%)と、生活の他の部分を削って睡眠を守ろうとする傾向が顕著でした。注目すべきは「特に工夫はしていない/する必要はない」と答えた人はわずか4.2%であり、睡眠を確保しようとする意識は広がりつつあることがうかがえます。

調査結果のまとめ

今回の調査では、仕事が忙しくなると約8割の就業者が睡眠時間の短縮を実感し、繁忙期には6時間未満の睡眠で過ごす人が約8割に達するという厳しい実態が明らかになりました。勤務間の休息が「十分に取れている」と回答した人はわずか2.7%にとどまり、働く人の多くが慢性的な睡眠負債を抱えるリスクにさらされていることがうかがえます。一方で、家事を効率化したり、すぐ入眠できる環境を整えたりと、忙しい中でも睡眠時間を確保しようとする工夫を行う人も少なくありません。寝具や睡眠環境の見直し、入眠をスムーズにする習慣づくりなど、限られた時間の中で睡眠の「質」を高める取り組みがますます重要になってくるでしょう。

快眠ランド運営者のコメント

運営者:竹田 浩一のコメント



今回の調査から見えてきたのは、「仕事が忙しくなると睡眠が犠牲になる」という構造が、依然として多くの働く人にとって当たり前の現実であるということです。繁忙期の睡眠時間が6時間を下回る人が約8割という結果は、健康リスクの観点からも見過ごせない数字です。
しかし同時に、忙しい中でも家事の効率化や入眠環境の整備といった工夫を行い、「睡眠だけは守りたい」と行動している人が一定数いることは、社会の意識変化を感じさせる前向きなサインでもあります。睡眠は、削って得をするものではありません。むしろ、忙しい時期こそ限られた睡眠の質を高めることで、日中のパフォーマンスや心身の回復力に差が生まれます。
快眠ランドでは、寝具選びや睡眠環境の改善に関する情報を通じて、忙しい現代人が「眠り」を味方につけるお手伝いを今後も続けてまいります。

調査概要

- 調査期間:2026年3月4日~2026年3月5日
- 調査対象:全国の20~60代の就業者300名
- 調査方法:インターネット調査
- 実施機関:快眠ランド

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