住まいは平屋に住みたい派はどのくらいいる?
株式会社AZWAY(本社:東京都新宿区、代表取締役:井口 梓美)は、住まいに関するアンケート調査を実施し、平屋への興味・居住意向・理由・不安点などについて集計しました。
その結果、平屋に住みたい(条件が合えば含む)または、すでに平屋に住んでいる人は76.6%(255人)にのぼりました。
平屋への関心は高く、階段のない暮らしへの安心感や、将来を見据えた住まいとしての実用性が支持されていることがうかがえます。
一方で、平屋を検討する際の不安や障壁としては、広い土地の確保や建築費の負担、防犯面など、現実的なハードルも多く挙げられました。
平屋は「住みたい」という意向が強い一方で、条件やコスト面が判断を左右する住まいであることが、今回の調査から明らかになっています。
調査概要:住まいに関するアンケート
調査期間:2026年1月12日~2026年1月15日
調査方法:インターネット調査
回答者数:333人
調査対象:10代~60代の男女
割合の表示:小数第1位を四捨五入
(※複数回答設問の合計は100%になりません)
回答者属性
性別
女性:68.2%(227人)/男性:31.5%(105人)/その他:0.3%(1人)
年代
10代:2.7%(9人)/20代:17.1%(57人)/30代:32.1%(107人)/
40代:27.9%(93人)/50代:12.6%(42人)/60代:7.5%(25人)
居住エリア
郊外(ベッドタウン・住宅地など):40.2%(134人)/
地方(自然が多い・田舎寄り):28.5%(95人)/
都市部(地方都市の中心部など):19.8%(66人)/
都心(主要駅周辺・中心部):10.8%(36人)/その他:0.6%(2人)
世帯構成(単一回答)
子育て世帯(子どもと同居):37.5%(125人)/夫婦・パートナーのみ:20.7%(69人)/
親と同居(介護なし):18.6%(62人)/単身(子どもなし):14.7%(49人)/
子どもは独立している:2.1%(7人)/親と同居(介護あり):2.7%(9人)/
三世代同居:2.4%(8人)/その他:1.2%(4人)
調査結果サマリー
- 平屋に住みたい(条件が合えば含む)/すでに住んでいる:76.6%(255人)
- 平屋に興味がある:80.2%(267人)
- 平屋に住みたい理由の上位は、階段のない暮らしへの安心感や将来を見据えた実用性
- 平屋を選ぶ際の不安は、土地の広さ、費用、防犯面が中心
- 2階建てと比べて価格が高くなる場合、「0%まで」「10%まで」が拮抗し、価格上乗せへの許容度は限定的
【結果1】平屋に住みたい人は76.6%――最多は「条件が合えば住みたい」

平屋に住むことへの意向を聞いたところ、平屋に住みたい(条件が合えば含む)または、すでに平屋に住んでいる人は76.6%(255人)でした。
・条件が合えば住みたい(現状は難しい)…38.4%(128人)
・どちらかといえば住みたい…22.2%(74人)
・とても住みたい…12.3%(41人)
・すでに平屋に住んでいる…3.6%(12人)
・どちらかといえば住みたくない…14.4%(48人)
・まったく住みたくない…9.0%(30人)
平屋に対して前向きな意向を示した人が8割近くを占める結果は、平屋への関心の高さを示しています。
特に注目すべきは、「条件が合えば住みたい」38.4%が最多を占める点です。積極的に住みたいわけではないものの、土地や費用などの条件次第では前向きに検討したい――この現実的な姿勢が、平屋への関心の中心にあることがうかがえます。
また、「とても住みたい」は12.3%にとどまる一方で、「条件が合えば住みたい」と「どちらかといえば住みたい」を合わせると60.6%に達します。
多くの人にとって平屋は、強い憧れの対象というよりも、実用性やライフステージの変化を見据えた現実的な選択肢として捉えられている構図が見えてきます。
居住エリア別の傾向
居住エリア別に見ると、平屋に住みたい(条件が合えば含む)または、すでに住んでいる人の割合は以下の通りとなりました。
・地方:回答者95人のうち 84.2%(80人)
・郊外:回答者134人のうち 79.9%(107人)
・都心:回答者36人のうち 69.4%(25人)
このように、都心よりも郊外・地方で平屋志向が高い傾向が見られます。
地方や郊外で平屋意向が高い背景には、土地の広さや価格といった現実的な要因があると考えられます。
都心では広い土地を確保することが難しく、土地代も高額になりやすいため、平屋という選択肢を現実的に検討しにくい一方、地方や郊外では比較的広い土地を確保しやすく、平屋を建てる物理的・経済的な余地があることが、意向の差として表れているといえそうです。
【結果2】平屋に興味を持ったきっかけTOP10――老後・健康意識と情報接触が中心

平屋に住みたい(条件が合えば含む)または、すでに平屋に住んでいる人は76.6%(255人)でしたが
一方で、平屋への興味について聞いたところ、興味がある人は80.2%(267人)となりました。
この267人に、興味を持ったきっかけを聞いたところ、上位は次の通りです(複数回答)。
興味を持ったきっかけTOP10
1位:老後や健康面を意識した(階段がつらい・将来への不安など)…42.3%(113人)
2位:YouTubeやSNSなどの動画・情報を見て…25.8%(69人)
3位:子育てや家事がしやすそうだと感じた…18.7%(50人)
4位:家族・知人が平屋に住んでいる/建てた…18.4%(49人)
5位:特に明確なきっかけはない…15.4%(41人)
6位:災害時(地震など)の安全性を意識した…14.2%(38人)
7位:庭や屋外とつながる暮らしに魅力を感じた…13.9%(37人)
8位:デザインや見た目が好みだと感じた…13.5%(36人)
9位:ペットと暮らしやすそうだと感じた…12.4%(33人)
10位:平屋は贅沢・憧れの住まいというイメージ…11.6%(31人)
なお、平屋に興味はないは19.8%(66人)でした。
老後や健康面を意識したが4割超で最多となった結果は、平屋への関心が将来を見据えた不安や備えと強く結びついていることを示しています。
現在の暮らしに大きな不満がなくても、年齢を重ねた際の体力低下や階段の負担を想定し、平屋という選択肢に目を向ける人が多い様子がうかがえます。
また、YouTubeやSNSなどの動画・情報をきっかけに挙げた人が2割超となっており、実際の暮らしを視覚的に確認できるメディアの影響力も大きいことが分かります。
平屋の生活動線や空間の使い方を具体的にイメージできる点が、関心を高める要因となっていると考えられます。
さらに、子育て・家事のしやすさ、身近な人の実例、ペットとの暮らしなど、日常生活に直結する理由が上位に並んでいる点も特徴的です。
平屋への興味は、単なる憧れではなく、現実の生活課題や価値観に基づく動機から生まれていることが、本設問から読み取れます。
【結果3】住みたい理由1位は「階段がない安心感」――実用性重視が鮮明に

平屋に住みたい(条件が合えば含む)/すでに平屋に住んでいる人は76.6%(255人)でした。
この255人に住みたい理由を聞くと、上位は次の通りです(複数回答)。
住みたい理由(上位から)
1位:階段がなく、将来も安心(バリアフリー)…69.0%(176人)
2位:掃除・メンテナンスがしやすそう…49.0%(125人)
3位:家事動線が短く、暮らしがラクになりそう…45.5%(116人)
4位:生活がワンフロアで完結し、移動が少ない…42.4%(108人)
5位:災害時(地震など)の安心感がある…16.5%(42人)
5位:家族の気配を感じやすい…16.5%(42人)
7位:庭や外とつながる暮らしができそう…15.3%(39人)
8位:ペットと暮らしやすそう…14.9%(38人)
9位:見た目やデザインが好み…14.5%(37人)
10位:平屋は贅沢・憧れの住まいというイメージ…12.2%(31人)
11位:その他…3.9%(10人)
階段がなく、移動がラクで安全が7割近くを占める圧倒的な結果は、平屋を選ぶ最大の理由が安全性と利便性にあることを示しています。2階に上がる必要がない、洗濯物を持って階段を上り下りしなくていい、夜中にトイレに行く時も安全――こうした日常の具体的なメリットが、平屋の最大の魅力として認識されています。
2位の生活動線がシンプルと3位の老後も安心は、いずれも過半数近くを占め、効率性と将来性が平屋選択の核心にあることが分かります。
興味深いのは、見た目がおしゃれや開放感のある空間が下位にとどまる点です。平屋はデザイン性や開放感で語られることも多いですが、実際に住みたい理由としては実用性が圧倒的に優先されています。
世帯構成別の傾向
世帯構成別では、子育て世帯(回答者125人)のうち83.2%(104人)が平屋に住みたい(条件が合えば含む)と回答しており、子育て世帯で意向が強い傾向も見られました。
子育て世帯で平屋意向が高い背景には、小さな子どもの転落事故への不安、目が届きやすい安心感、ベビーカーや荷物の運搬の楽さなど、具体的な子育ての利便性があると考えられます。
【結果4】平屋を選ぶ不安は「土地」「防犯」「費用」――理想と現実のギャップ

平屋に興味がある人(267人)に、平屋を選ぶ上での不安・障壁を聞いたところ、上位は次の通りとなりました(複数回答)。
不安・障壁(上位から)
1位:広い土地が必要で、希望エリアでは難しそう…53.6%(143人)
2位:防犯面が不安(侵入されやすそう、窓が多いなど)…35.2%(94人)
3位:部屋数を確保しにくそう…30.3%(81人)
4位:2階建てより建築費・総額が高くなりそう…28.5%(76人)
5位:プライバシーが気になる(外からの視線など)…25.8%(69人)
6位:水害(浸水)など、地面に近いリスクが心配…25.5%(68人)
7位:収納が足りなくなりそう…24.3%(65人)
8位:夏暑い・冬寒いなど、温熱環境が気になる…18.0%(48人)
9位:日当たり・風通しの確保が難しそう…12.7%(34人)
10位:特に不安はない…4.5%(12人)
「広い土地が必要で、希望エリアでは難しそう」が5割超で最多となった結果は、平屋の最大の障壁が敷地条件という物理的な制約にあることを示しています。
平屋は生活がワンフロアで完結する反面、一定以上の建築面積が必要になるため、希望する立地によっては土地探しそのものが難しくなるケースが多いことがうかがえます。
次いで多かったのは、防犯面への不安や部屋数の確保、建築費の高さといった項目です。
特に「2階建てより建築費・総額が高くなりそう」という回答が3割近くを占めており、コスト面への懸念が平屋選択のハードルになっていることが分かります。
また、防犯やプライバシー、水害リスクなど、すべての生活空間が地面に近い構造ならではの不安も複数挙げられました。
平屋は暮らしやすさへの評価が高い一方で、立地条件や設計、費用面を慎重に検討する必要がある住まいであることが、本調査から浮き彫りになっています。
【結果5】価格上乗せの許容は10%までが現実的ライン――0%派も3割超

平屋に住みたい(条件が合えば含む)/すでに平屋に住んでいる人(有効回答254人)に、
同じ広さ・条件の2階建てと比べて、総額がどの程度高くても平屋を選ぶかを聞きました。
・0%まで(高くなるなら選ばない)…33.3%(85人)
・5%まで…16.9%(43人)
・10%まで…32.2%(82人)
・15%まで…8.2%(21人)
・20%まで…6.3%(16人)
・30%まで…2.4%(6人)
・31%以上でも選ぶ…0.4%(1人)
※無効回答1人
「0%まで」と「10%まで」が拮抗して最多を占める結果は、平屋への関心の高さと、現実的な予算制約との板挟みを象徴しています。
「0%まで」が3割超を占める点は注目すべき結果です。
平屋に住みたいという意向はあっても、そのために追加費用を負担する余裕はない――理想と現実の線引きを厳しく考える層が3人に1人存在していることが分かります。
一方で、「10%まで」であれば許容できると回答した人も32.2%と同程度存在します。
仮に総額3,000万円の住宅であれば、約300万円の上乗せまでなら平屋を選ぶという判断であり、この水準が多くの人にとっての現実的な妥協ラインと考えられます。
「20%以上でも選ぶ」は合計で約9%にとどまり、大幅な価格上乗せを許容できる層は少数派でした。
平屋への関心は高いものの、価格差が大きくなると選択が難しくなるという実態が、今回の調査から浮き彫りになっています。
加えて、すでに平屋に住んでいる人の回答を見ても、価格に対する判断は慎重であることが分かります。
すでに平屋に住んでいる人の上乗せ許容(n=12)
0%まで(高いなら選ばない):2人(16.7%)
5%まで:1人(8.3%)
10%まで:2人(16.7%)
15%まで:4人(33.3%)
20%まで:1人(8.3%)
30%まで:1人(8.3%)
31%以上でも許容できる:1人(8.3%)
実際に平屋での暮らしを経験している人であっても、価格上乗せを無制限に許容するわけではなく、10~15%程度までを現実的な許容ラインと捉える人が多い傾向が見られました。
平屋の暮らしやすさを実感している層であっても、コスト面では冷静な判断をしており、
「平屋=多少高くても選ぶ」という単純な図式にはなっていない点は注目すべきポイントと言えるでしょう。
【結果6】自由記述に見る平屋のイメージ――「階段」と「土地」がキーワード

平屋のイメージについて自由記述で尋ねたところ、暮らしやすさや将来への備えに関するコメントが多く見られました。
キーワード別の言及状況
自由記述の回答内容を確認し、特定のキーワードに言及している回答数を集計したところ、次のような傾向が見られました。
・階段に触れた回答…59.2%(197人)
・土地に触れた回答…32.4%(108人)
・老後に触れた回答…23.7%(79人)
・動線に触れた回答…18.6%(62人)
※自由記述は全回答者333人を対象とし、同一回答内で複数のキーワードが含まれる場合は、それぞれカウントしています。
コメントの方向性
自由記述の内容を整理すると、コメントは主に次の3つの方向性に集約される傾向が見られました。
1.階段がないことによる安心感や、日々の移動のしやすさ
2.家事や掃除がラクになりそうという生活面での期待
3.一方で、土地や費用、防犯といった現実的なハードルへの言及
階段への言及が約6割を占める結果は、平屋のイメージが「階段のない暮らし」そのものと強く結びついていることを示しています。
老後や動線に関するコメントも多く、これらはいずれも階段がないことから派生する安心感や利便性として語られているケースが目立ちました。
一方で、土地に関する言及が3割を超えている点も見逃せません。
平屋の暮らしやすさを評価しながらも、広い土地が必要になるという現実的な制約を同時に意識している人が多いことが、自由記述からも読み取れます。
まとめ
本調査では、平屋に住みたい(条件が合えば含む)人が76.6%(255人)にのぼり、平屋は幅広い層で関心が高いことが分かりました。
興味のきっかけや住みたい理由の中心は階段の不安、老後、動線・家事効率で、暮らしの現実に根ざした動機が目立ちます。
一方で、平屋の障壁として広い土地、建築費、防犯が上位となり、理想と現実のギャップも同時に見えてきました。
この調査が浮き彫りにしたのは、平屋への憧れと現実の壁の間で揺れる人々の姿です。
8割近くが平屋に住みたいと答えながらも、その多くは条件が合えばという留保付きです。階段のない暮らしへの期待、老後への備え、日々の家事効率――これらは確かに魅力的です。しかし同時に、広い土地が必要、建築費が高い、防犯面が不安という現実的な障壁が立ちはだかります。
価格上乗せの許容度が0%までと10%までで拮抗する結果も、この板挟みを象徴しています。平屋に住みたいが、そのために大きな追加負担はできない――この現実的な制約が、平屋を憧れに終わらせている面があります。
地方や郊外で平屋意向が高い一方、都心で低い傾向も、土地の制約という物理的な現実を反映しています。平屋は選びたくても選べない選択肢であり、経済的・物理的な余裕がある人の特権になっている側面が見えてきます。
それでも、子育て世帯の8割超が平屋に関心を持つ事実は、ライフステージに応じた住まいのニーズの変化を示しています。今は2階建てでも、いずれは平屋に――そんな長期的な視点で住まいを考える人が増えている可能性があります。
※全ての集計結果データは以下から閲覧可能です。
URL:https://azway.co.jp/news/6301/
株式会社AZWAYについて
株式会社AZWAYは、「インターネットを通して誰かの暮らしを豊かに」を理念に、ライフスタイル領域のメディア運営および不動産事業を展開しています。
近年は最新AIを軸に、暮らしと住まいの課題を解決する新サービスの企画・開発・提供に取り組んでいます。
不動産×暮らし×AIの掛け合わせで、提案から意思決定までの体験をアップデートし、よりスマートで納得感のある住まい選びの実現を目指します。
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会社概要
会社名:株式会社AZWAY
代表者:代表取締役 井口 梓美
所在地:〒169-0075 東京都新宿区高田馬場1-29-1 ユースクエア高田馬場B1
URL:https://azway.co.jp/
設立:2016年9月
資本金:1,000万円
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