行事に全振りの「強火」層と付き合いの「弱火」層が生み出す独自のコミュニティ構造。SNSの特性に合わせた「魅せ方」の裏表から、Z世代の複雑な心理と行動様式をデータで浮き彫りに。

Z世代に特化したクリエイティブカンパニーFiom合同会社(本社:東京都渋谷区、代表社員:竹下洋平)が運営しているZ世代の実態や価値観を分析するシンクタンク、Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)は、2026年3月17日(火)にZ-SOZOKEN THINKTANK 最新調査研究レポートの第3弾として『Z世代のデコ文化』についての調査研究レポートの第7章インサイトサマリー「令和版デコを深掘り!熱量別?媒体別??のそれぞれのデコとは」をリリースしました。



Z世代同世代目線による分析で新たなインサイトを発掘、探求するZ世代特化の調査研究機関「Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)」が、最新レポートの第7章を独自に公開いたしました。

本レポートの第7章では、Z世代のデコ文化を「熱量(強火・弱火)」や「媒体(BeReal・Instagramなど)」、「系統」という切り口から深掘りしています。

イベントにかける熱量の違いによる行動パターンの差や、SNSの特性に合わせた「リアル」と「キラキラ」の巧妙な使い分けなど、Z世代の解像度をさらに高めるインサイトが明らかになりました。

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「令和版デコを深掘り!」第7章独自のインサイトを読み解く
本調査の第7章から、Z世代が自身の熱量や発信先の媒体に合わせて、デコや記録の仕方を緻密にコントロールしている実態が浮き彫りになりました。

【熱量別の行動】全ての行事に全力な「強火」と、誘われて参加する「弱火」
JK内でのイベントに対する熱量には明確な差があります。顔出しでTikTokを撮り、全ての行事に全力で「これやろう!」と周りを巻き込む「強火」層が存在する一方で、強火の子に誘われて参加し、少人数の内輪だけで完結する「弱火」層が存在します。

【界隈別の目的】オタクは「認知」、JKは「自分を満たす」。根底にある「他者承認」
界隈によってデコの目的にはばらつきがあります。オタク界隈は「推しに認知されたい」という外向きのモチベーションが強いのに対し、JK界隈は「日常の+α」として「自分を満たしたいモチベ」が働いています。しかし、どちらの界隈にも共通しているのは「他者に認められたいモチベ」であり、これが根底の原動力となっています。

【媒体別の魅せ方】「BeReal」のリアルと「Instagram」のキラキラ
SNS媒体によっても魅せ方を使い分けています。本当に親しい友達とのみ交換する「BeReal」では、素の自分やナチュラルさといった「リアルさ」を重視します。一方、不特定多数と繋がる「Instagram」では、デコが完成したものや充実した部分を見せ、楽しんでいる雰囲気を演出する「キラキラ」を重視しています。映像中心の「TikTok」はより「自分中心」の発信となります。

【系統別のデコアプローチ】アイテムに合わせた「4つの系統」
デコの系統も多岐にわたります。鏡やスマホケースは「キラキラゴテゴテ系」、トレカケースは「推しカラー系」、カウントダウンノートやカイロ、スクールバッグなどは「手書きギャル系」、ノートの表紙などは「シールごちゃごちゃ系」と、アイテムの用途や目的に合わせて系統を使い分けています。

【調査研究レポート解説】第7章「熱量別?媒体別??のそれぞれのデコとは」
レポート本編第7章では、熱量別、媒体別でどう界隈でデコが浸透しているのかを詳細に図解しています。




熱量別コンテンツタイプ(強火と弱火)
JK内での熱量の差を解説しています。イベントごとに必ず何かを企画し、周りに働きかける「強火」層と、イベント事にはあまり興味がないものの「強火」の子に誘われて少人数で参加する「弱火」層の行動パターンの違いを図解しています。




界隈による目的のばらつきと共通点
オタク界隈は「推しに認知されたい」、JK界隈は「日常の+α」「自分を満たしたいモチベ」と目的に違いがあります。しかし、その両方に共通する根本的な欲求として「他者に認められたいモチベ」が存在することを示しています。




媒体別での魅せ方の違い
「BeReal」はリアルさ重視、「Instagram」はキラキラ重視、「TikTok」は映像中心で自分中心、というように、Z世代が各SNSの特性やフォロワーとの関係性(親密さ)に応じて、自己表現のベクトルを器用に変えていることを解説しています。※最近はBeRealも「盛る」方向にシフトしつつあるという変化も指摘されています。




プリクラを例に取る媒体別比較
媒体別の使い分けを「プリクラ」を例に具体化しています。「BeReal」には落書き中の様子など、ありのままの姿を表現する写真を載せるのに対し、「Instagram」にはアプリを使用してたくさんデコった完成品のプリクラ自体を載せるという対比が描かれています。




アイテムとデコの系統別分類
デコるアイテムによって選ばれる系統が変わることを一覧化しています。鏡・スマホケースは「キラキラゴテゴテ系」、トレカケースは「推しカラー系」、ノート表紙は「シールごちゃごちゃ系」など、対象物に最適な世界観を構築しています。


調査概要
調査名:Z世代のデコ文化についての意識調査
調査対象:全国のZ世代(18歳~24歳)
調査期間:2025年7月
分析・レポート作成期間: 2025年8月~2026年2月
調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
有効回答数:n=384
調査分析:Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)(運営:Fiom合同会社)

利用条件
情報の出典元として「Fiom合同会社」であることを明記いただきますようお願いいたします。

なぜZ世代は「媒体」や「熱量」でデコを使い分けるのか
Z世代は、デジタルネイティブとして複数のSNSアカウント(本垢、サブ垢、親しい友だち用など)を使い分けることに長けています。

それに伴い、デコや記録の仕方も「どこで、誰に向けて発信するか」によって最適化されています。

不特定多数に見られるInstagramでは「充実したキラキラな自分」を演出するためにデコを駆使し、親密な繋がりを求めるBeRealでは「作っていない等身大の自分(落書きの過程など)」を共有します。

また、コミュニティ内での自分の立ち位置(強火か弱火か)を客観的に把握し、無理のない範囲でイベントやデコに参加しています。

彼らにとってのデコは、単なる自己表現の手段を超え、複雑な人間関係やSNS社会を生き抜くための「高度なコミュニケーションツール」として機能しているのです。

本調査研究レポート完全版(全62ページ)を無料でダウンロード
今回ご紹介した内容は、調査研究レポートのほんの一部です。

レポート本編では、Z世代が「自己肯定感」を高めるために選ぶ具体的なデコ素材のランキングや 、界隈別のデコの特徴 、なぜ「平成女児チョコ」がリバイバルしたのかの深掘り。

そして企業が「デコ」という文脈をマーケティングに応用し、Z世代に「自己表現の余白」を提供するための具体的な手法まで、多角的に分析しています。

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Z-SOZOKEN所長のコメント
◆竹下洋平(たけしたようへい)
Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)所長
Fiom合同会社CEO

2005年生まれ。2021年10月にFiom合同会社を設立。Z世代のクリエイターの創造性を最大化させるをミッションに、Z世代によるZ世代向けのコミュニケーションプロデュース事業、リサーチ&プランニング事業を展開している。上場企業から大企業、中小企業、ベンチャー、スタートアップ、行政や自治体と幅広い組織の支援実績を持つ。Z世代の創造性を活かし、Z世代向け広告コミュニケーションの上流設計から制作、運用までワンストップで実行支援する。






Z世代の行動を紐解く上で、彼らがSNSごとに持つ『ペルソナ(人格)』の使い分けを理解することは非常に重要です。

BeRealのリアルさとInstagramのキラキラ感の対比に見られるように、彼らはTPOに合わせてアウトプットの質を器用にコントロールしています。

また、『強火』と『弱火』という熱量の差も注目すべきポイントです。

全員が全力でイベントに参加しているわけではなく、熱狂の渦を生み出すコア層と、そこに同調して楽しむフォロワー層がうまく共存してコミュニティが形成されています。

企業様がアプローチを行う際は、『どの媒体で』『どの熱量の層に向けて』コミュニケーションを図るのかを明確にし、それぞれの文脈にフィットした余白や体験を提供することが成功の鍵となります。

Z世代への訴求にお悩みの方へ
「Z世代のリアルな心理やSNS利用の実態をマーケティングにどう活かすべきか」
「SNSの拡散を狙うだけでなく、彼らのコミュニティに深く刺さる企画を作りたい」

今回の調査研究を見て、少しでもそう感じたご担当者様へ。

弊社はメンバー全員がZ世代当事者で構成されたZ世代に特化したクリエイティブカンパニーです。

Z世代ならではの感性や同世代の視点を活かしたアプローチで、マーケティングリサーチ、戦略設計から企画立案、制作、運用までワンストップで統合的にご支援しております。

Z世代や若年層向けの企画制作マーケティング/ブランディングでお困りの方はお気軽にご相談ください。

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「Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)」について




Z世代の創造性で未来を創る。Z世代特化の次世代型シンクタンク。
「Z-SOZOKEN」とはZ世代向けクリエイティブカンパニーFiom合同会社が運営しているZ世代同世代目線による分析で新たなインサイトを発掘、探求するZ世代特化の次世代型シンクタンクです。
Z世代の実態や価値観をZ世代当事者たちが様々な観点から把握・分析。
時代の最先端をゆくZ世代の未知なる文化を解き明かし、時代を切り開く新たな価値観を探求しております。
リアルZ世代起点でZ世代に届く共感を軸としたコミュニケーションやプロモーション設計に活用できる実践的なマーケティング情報を提供しています。

公式サイト:https://z-sozoken.studio.site

Fiom合同会社について



Z世代に特化したZ世代のクリエイティブカンパニー
メンバー全員がZ世代で構成されたZ世代に特化したクリエイティブカンパニー。
Z世代の創造性を基点としたZ世代目線のアプローチを実施。
Z世代向け広告コミュニケーション領域の上流設計から制作・運用まで実行支援する。
時代の最先端をゆくZ世代の感性を活かしたクリエイティブカンパニー。

社名:Fiom合同会社
住所:東京都渋谷区神宮前6丁目23番4号桑野ビル2階
設立:2021年10月15日
代表:竹下洋平
HPhttps://fiom-llc.studio.site

本件に関するお問い合わせ
メール info@fiomllc.com
お問い合わせフォーム https://fiom-llc.studio.site/contact
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