マイホームを建てる中で最後まで迷うこと

家づくり検討・経験者300人調査:最後まで迷うのは予算・ローン67.0%(201人)、施工会社選び54.0%(162人)――迷う理由は優先順位がつけられない55.3%(166人)、決め手は実物を見て44.0%(132人)

株式会社AZWAY(本社:東京都新宿区、代表取締役:井口 梓美)は、家づくり経験(検討を含む)に関する意識調査を実施しました。

家づくりの検討では、最後まで迷うポイントとして予算・ローンが67.0%(201人)で最多。一方で、迷いが深まる要因は優先順位がつけられない55.3%(166人)、情報が多すぎて決めきれない42.7%(128人)など、選択肢の多さそのものが意思決定の壁になっている様子が見えてきました。

また、最終的な決め手としては実物を見て決める(モデルハウス/完成見学会/内覧)が44.0%(132人)で最多となり、比較検討の終盤ほど体感情報が重要になっていることがうかがえます。

調査概要:家づくりに関するアンケート
調査対象:20代~50代男女
調査期間:2026年1月6日~2026年1月15日
調査方法:インターネット調査
回答者数:300人
※複数回答の設問は、合計が100%になりません

回答者属性
年代
20代:25.0%(75人)/30代:35.3%(106人)/40代:28.3%(85人)/50代:11.3%(34人)
世帯構成
夫婦・パートナー+子ども:42.0%(126人)/一人暮らし:26.7%(80人)/夫婦・パートナーのみ:19.3%(58人)/親+自分+子ども:7.0%(21人)/自分+子ども:3.0%(9人)/その他:2.0%(6人)

調査結果サマリー
・最後まで迷うのは予算・ローン67.0%(201人)、施工会社選び54.0%(162人)
・迷いが深まる要因は優先順位がつけられない55.3%(166人)、情報が多すぎて決めきれない42.7%(128人)
・最終的な決め手は実物を見て決める44.0%(132人)が最多
・想定外に大変だったのは手続き・書類が多い42.7%(128人)、想像よりお金がかかった35.0%(105人)
・最優先で考えるべきは資金計画54.3%(163人)、生活動線48.7%(146人)、収納47.7%(143人)
・自由記述では間取り79件、予算71件、追加費用43件が多く、想像と現実のズレの中心に

【結果1】家づくりで最後まで迷うこと最多は予算67.0%(201人)。1人あたり平均3.9項目を選択



家づくりを進める中で最後まで迷うこと(複数回答)を聞いたところ、回答者1人あたりの選択は平均3.9項目でした。上位は予算・ローン、施工会社選び、間取り・動線と、資金と設計、そして依頼先の意思決定が三大論点になっています。

最後まで迷うこと(複数回答)
1位:予算・ローン 67.0%(201人)
2位:施工会社選び 54.0%(162人)
3位:間取り・動線(暮らしやすさ) 45.3%(136人)
4位:土地・立地(通勤/学区/周辺環境) 39.3%(118人)
5位:デザイン・外観 33.0%(99人)
6位:設備・仕様(キッチン/浴室/トイレ等) 25.7%(77人)
7位:収納(量/配置) 24.7%(74人)
8位:家族の合意(配偶者/親など) 23.3%(70人)
9位:工期・引っ越し時期 20.3%(61人)
10位:断熱・気密・暑さ寒さ 18.0%(54人)
11位:これから検討・まだ分からない 17.0%(51人)
12位:近隣・周囲との関係 13.7%(41人)
13位:将来の売却・資産価値 8.7%(26人)
14位:その他 3.7%(11人)


予算・ローンが7割近くを占める圧倒的な結果は、家づくりの最大の悩みが経済的な制約にあることを示しています。理想の家を建てたいが、現実には予算という壁がある。ローンを組む金額、月々の返済額、頭金をいくら用意するか――この資金計画が、最後まで付きまとう悩みとして認識されています。

2位の施工会社選びも過半数を占め、誰に任せるかという判断の重さが表れています。大手ハウスメーカー、地域工務店、設計事務所――それぞれに特徴があり、価格も品質も異なる中で、最適な依頼先を見極める難しさがあります。

3位の間取り・動線も半数近くを占め、暮らしやすさという抽象的な概念を具体的な設計に落とし込む難しさが見えます。図面では良く見えても、実際に暮らしてみないと分からない――この不確実性が、迷いを深めています。

1人あたり平均3.9項目を選択している事実も重要です。一つの悩みではなく、複数の論点が同時に迫ってくる――この複合的なプレッシャーが、家づくりを精神的に負荷の高いプロセスにしています。

その他(自由記述)では、テレビアンテナ設置の可否、材料の集め方など、個別事情にひもづいた迷いが見られました。

【結果2】迷いが深まる理由は優先順位がつけられない55.3%(166人)。情報過多も42.7%(128人)



なぜ最後まで迷ってしまうのかを聞くと、最多は優先順位がつけられない。さらに情報が多すぎて決めきれないも上位に入り、選択肢の増加が意思決定コストを押し上げている構図がうかがえます。

迷いが深まる理由(複数回答)
1位:優先順位がつけられない 55.3%(166人)
2位:家族の意見がまとまらない 46.0%(138人)
3位:情報が多すぎて決めきれない 42.7%(128人)
4位:予算が足りない/上振れが怖い 33.0%(99人)
5位:比較する会社が多くて決められない 32.7%(98人)
6位:実物を見ないとイメージが湧かない 24.0%(72人)
7位:周りの意見に流される 18.3%(55人)
8位:ローンや金利が不安 16.7%(50人)
9位:良い口コミも悪い口コミもあって混乱する 13.7%(41人)
10位:その他 1.0%(3人)


優先順位がつけられないが半数以上を占める結果は、家づくりにおける意思決定の本質的な難しさを示しています。予算、立地、間取り、デザイン、性能、会社の信頼性――すべて重要だが、すべてを満たすことは不可能。何を優先し、何を妥協するか――この判断が極めて難しい実態が浮かび上がります。

2位の家族の意見がまとまらないも半数近くを占め、家づくりが個人の決断ではなく、家族全員の合意を要する複雑なプロセスであることが分かります。夫と妻、親と子ども、それぞれの希望が異なる中で、どう折り合いをつけるか――この調整が大きな負担になっています。

3位の情報が多すぎて決めきれないは現代的な問題です。インターネット、SNS、YouTube、雑誌、展示場――情報源は豊富にあるが、情報が多すぎて何が正しいのか分からない。この情報過多が、かえって決断を妨げています。

4位と5位の予算不足と会社選びも3割超を占め、経済的制約と選択肢の多さが、迷いを生む具体的な要因として認識されています。

【結果3】最終的な決め手は実物を見て決める44.0%(132人)。図面より体感が背中を押す



最後に、迷いの出口として何が決め手になったか(複数回答)を聞いたところ、実物を見て決めるが最多でした。比較検討が進むほど、ネット情報や図面だけでは判断しきれず、見学・内覧などの体験が意思決定に直結していることが分かります。

最終的な決め手(複数回答)
1位:実物を見て決める(モデルハウス/完成見学会/内覧) 44.0%(132人)
2位:予算の上限(ローン/見積もり)で割り切る 37.0%(111人)
3位:住宅会社/設計士/担当者の提案で腹落ちしてから 27.7%(83人)
4位:直感(最後はフィーリング) 27.7%(83人)
5位:ショールームで体験して決める(キッチン/設備等) 20.7%(62人)
6位:家族(配偶者/子ども/親)の強い希望がある 20.7%(62人)
7位:知人の紹介/評判が良かった 18.3%(55人)
8位:土地が決まったから 17.3%(52人)
9位:期限(入学/出産/転勤/賃貸更新など)で決める必要があった 15.7%(47人)
10位:住宅ローンの審査が通ったから 13.7%(41人)
11位:その他 1.0%(3人)


実物を見て決めるが4割超を占める結果は、家づくりにおける体感の重要性を明確に示しています。図面やパースで見るのと、実際の空間に立つのでは、全く印象が異なります。天井の高さ、部屋の広さ、動線の使いやすさ――これらは実物を見て初めて実感できます。

2位の予算の上限で割り切るが4割近くを占める点は、理想と現実の折り合いをつける瞬間を示しています。もっと良いものを求めればキリがない。しかし予算には限りがある。この制約が、かえって決断を促す要因になっています。

3位と4位の担当者の提案と直感がともに3割近くを占める点も興味深い結果です。論理的な判断だけでなく、人との相性やフィーリングが、最終的な決め手になるケースが少なくありません。

その他(自由記述)では、打ち合わせ量、断熱性能の確信、担当者の対応の速さなどが挙がりました。

【結果4】総合満足度は、点数回答した246人の平均7.2点。8~10点は50.8%(125人)



総合満足度は10点満点で聞きました。点数で評価した人は246人で、平均は7.2点でした。8~10点(高評価)は50.8%(125人)と、一定の満足は得られている一方、評価できない(まだ住んでいない等)人も18.0%(54人)いました。

・評価できない(点数以外の選択) 18.0%(54人)
・点数で評価した人(246人)の平均 7.2点
・8~10点 50.8%(125人)
・5~7点 42.3%(104人)
・1~4点 6.9%(17人)

平均7.2点という数字は、家づくりに対する満足度が総じて高めであることを示しています。半数以上が8点以上をつけている事実は、多くの苦労や迷いを経ても、最終的には満足のいく家を手に入れた実感があることを意味します。

一方で、5~7点の中間層が4割を占める点も見逃せません。完全に満足しているわけではないが、まあまあ良かった――この微妙な評価は、何らかの妥協や不満が残っている可能性を示唆しています。

【結果5】想定外に大変だったのは手続き・書類42.7%(128人)。想像よりお金がかかった35.0%(105人)も上位



想像と違って大変だったこと(複数回答)では、実務面(手続き・書類)とコスト面(想像以上の出費)が上位に。家づくりは建てることだけでなく、決めること・手続きすることの負荷も大きい実態が示唆されます。

想定外に大変だったこと(複数回答)
1位:手続き・書類が多い(契約/申請/登記等) 42.7%(128人)
2位:想像よりお金がかかった(オプション/外構/諸費用) 35.0%(105人)
3位:間取り・動線の最適化が難しい 30.7%(92人)
4位:打ち合わせ回数・調整が多い 28.7%(86人)
5位:土地探し・条件調整 21.3%(64人)
6位:設備・仕様の選定(キッチン/浴室など) 20.7%(62人)
7位:外構・庭・駐車場の設計 19.7%(59人)
8位:収納計画(量・場所)が難しい 17.7%(53人)
9位:近隣対応・騒音など配慮が必要 15.7%(47人)
10位:住宅会社・担当者との認識合わせが難しい 15.0%(45人)


手続き・書類が4割超を占める結果は、家づくりの見えない負担を示しています。住宅ローンの申請、建築確認、登記手続き、各種契約――専門的で煩雑な手続きが次々と求められ、その都度書類を揃え、判子を押す。この実務的な負担が、想像以上に大きいことが分かります。

2位の想像よりお金がかかったも3割超を占め、当初の見積もりと実際の支払いのギャップが大きい実態が浮かび上がります。オプション追加、外構工事、家具家電、引っ越し費用――見積もりに含まれない支出が次々と発生し、結果的に予算オーバーになるケースが多いことがうかがえます。

3位の間取り・動線の最適化が難しいも3割を占め、理想の暮らしを具体的な設計に落とし込む難しさが表れています。

【結果6】これから家づくりする人に最優先で検討してほしいこと1位は資金計画54.3%(163人)



これから家づくりする人が最優先で検討すべきこと(複数回答)では、資金計画、生活動線、収納が上位に並びました。最初にお金の枠を固め、その中で暮らしやすさ(動線・収納)を詰める順番が有効であることが示唆されます。

最優先で検討してほしいこと(複数回答)
1位:資金計画(総額・ローン・諸費用) 54.3%(163人)
2位:生活動線(家事/育児/移動のしやすさ) 48.7%(146人)
3位:収納(量・位置・使い勝手) 47.7%(143人)
4位:土地・立地(通勤/学区/周辺環境) 43.7%(131人)
5位:断熱・気密(暑さ寒さ・光熱費) 35.7%(107人)
6位:家族の合意形成(希望のすり合わせ) 31.0%(93人)
7位:施工会社・担当者の信頼性 26.7%(80人)
8位:将来の可変性(子ども/老後/売却) 19.0%(57人)
9位:デザイン・外観 16.3%(49人)
10位:耐震・防災(構造/地盤) 15.7%(47人)
11位:その他 1.7%(5人)


資金計画が過半数を占める結果は、経験者が最も強調したいポイントが経済的な計画であることを示しています。デザインや性能の前に、まず総額とローンの枠を明確にする――この順番が、後悔を避ける鍵になっています。

2位の生活動線と3位の収納がともに約半数を占める点も重要です。見た目の美しさより、日々の暮らしやすさ――この実用性を優先すべきという経験者の教訓が表れています。

【結果7】自由記述で多かったギャップは間取り79件、予算71件、追加費用43件



思っていたのと違った/想像と現実にギャップがあったこと(自由記述)では、言葉の出現として間取りが79件、予算が71件、追加費用が43件と多く見られました。

また、担当(担当者・対応)は35件、収納は34件、コンセントは31件と、完成後の生活に直結する論点が目立ちました。

自由記述に見られたギャップ例(要旨)
予算・費用のギャップ
「見積もりに含まれない費用(外構やオプション、家電など)が想像以上に増えた」

間取り・動線のギャップ
「モデルハウスの印象と、実際に家具を置いたときの広さ・動線の感覚が違った」
「間取りは図面では良く見えても、生活してみると不便が出ることがあった」

コミュニケーションのギャップ
「担当者との認識ズレが起きやすく、早い段階で言語化が必要だった」

設備・仕様のギャップ
「設備は便利そうで入れても、実生活では使わないケースがあった」

これらの声から浮かび上がるのは、想像と現実のズレです。図面で見た印象と実際の空間の違い、当初の見積もりと最終的な支払いの差、便利そうだと思った設備の実際の使用頻度――こうした認識のギャップが、家づくりの難しさを生んでいます。
まとめ
本調査では、家づくりで最後まで迷うテーマとして予算・ローン、施工会社選び、間取り・動線が上位を占めました。

一方で、迷いの正体は情報不足よりも優先順位がつけられない、情報が多すぎて決めきれないといった選択肢過多であり、最終的には実物を見て決めるという体感が意思決定を後押ししていました。

想定外に大変だったこととしては手続き・書類、追加費用が上位に入っており、家づくりは建てるだけでなく決める/進める負荷も大きいことが示唆されます。経験者が後輩に伝えたいのは、まず資金計画を固め、その中で生活動線と収納を優先せよというメッセージです。

情報過多の時代だからこそ、実物を見て体感し、予算という現実と向き合いながら、家族で優先順位を明確にする――この地道なプロセスが、満足度の高い家づくりにつながることが示唆されます。

※全ての集計結果データは以下から閲覧可能です。
URL:https://azway.co.jp/news/6263/

株式会社AZWAYについて
株式会社AZWAYは、「インターネットを通して誰かの暮らしを豊かに」を理念に、ライフスタイル領域のメディア運営および不動産事業を展開しています。

近年は最新AIを軸に、暮らしと住まいの課題を解決する新サービスの企画・開発・提供に取り組んでいます。
不動産×暮らし×AIの掛け合わせで、提案から意思決定までの体験をアップデートし、よりスマートで納得感のある住まい選びの実現を目指します。

【主な運営メディア】
幸せおうち計画(https://azway.co.jp/media/
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空き家買取りプロ(https://akiyapro.jp/

会社概要
会社名:株式会社AZWAY
代表者:代表取締役 井口 梓美
所在地:〒169-0075 東京都新宿区高田馬場1-29-1 ユースクエア高田馬場B1
URL:https://azway.co.jp/
設立:2016年9月
資本金:1,000万円


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